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2004-03-01

インドに行ってきた

インドに行って来た。初めてのインドである。
個人的には、タイやカンボジアには興味があったが、インドは興味の対象外であった。
ところが、因果は巡る糸車、ひょんなことから、あれよあれよという間にインドに行くことになってしまった。
さる音楽を主体にした某ボランティア団体の活動の一環で、インドはムンバイでオペレッタの公演をやることになったのだ。なんだか非常に荒唐無稽な話に聞こえるだろうが、このボランティア団体、ずっと10年近くにわたり、日本国内のハンセン病の元患者さんたちをサポートし、療養所等でコンサートを開いたり、ライトハウスでミニコンサートを開いたり、またチャリティコンサート等も開いて、様々な活動をしているのだ。

 ハンセン病の元患者(回復者)たちは、国が行った隔離政策のせいで未だに根強い差別にさらされている。病気は完全に完治しているにもかかわらず、目に見える形で障害が残ったために、どうしても偏見の目でみられるのだ。元患者は、療養所に完全隔離され、子孫を残させないために断種手術までが行われた。ほとんどが家族から断絶され、しかも療養所内で結婚しても子孫をのこせないため、天涯孤独の方々が多い。
 
 きっかけはひょんなことかもしれない。この団体の主宰の父上がインドでハンセン病治療に一生を捧げた医師であり、17年前にインドの地で亡くなったのである。ハンセン病は、非常に感染力が弱い菌で、通常の状態で感染することはない。しかも治療薬が開発されており、完治する病気である。ただ、この病気は、環境を含めた生活水準に比例する傾向がある。劣悪な生活環境で病気の発生率が多いのだ。今の日本では根絶した病気だが、インドでは今なお多くの患者が存在する。

 そこでインドである。元患者の方々がインドのハンセン病患者の子供たちをサポートしたいと願ったのだ。何かできることはないだろうか、何ができるのだろうか、それを問いかける旅でもあった。

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