« インド旅行記−BLP | トップページ | ガネーシャ »

2004-03-04

インド人の英語

 今回、ひさびさに通訳(逐次)をやった。普段は、翻訳の仕事をしており、せいぜい京都観光の案内ぐらいなので、本格的なのは久しぶりである。
 さて、インド人の英語は訛っている。いえ、アジア人の英語の訛りは、昔広島アジア大会で通訳した時に、身にしみて洗礼を受けたはず。中国語にはある子音の発音がないため、中国人のその子音は全て別の子音に変わってしまっていた。タイのおにいちゃん、香港、スリランカ、バングラディシュのお兄ちゃん(プレスセンターにいたので、みんな男だった)、みんな独特だった。

 だが、インド人の英語には正直閉口した。何が一番困ったかって、人によって訛り方が千差万別だということだ。フランス人の英語、ドイツ人の英語、中国人の英語、国によって訛りはあっても、訛り方には一定の傾向があるものだが、インド人は人によって個人差が激しい。それは母国語(インド国内の母国語)のせいなのか、生まれと育ちのせいなのか、ともかく人によってこれほど個人差が激しいとは思わなかった。さすがに、上位カーストと思われる人の英語は比較的きれいだが、それでも、独特の訛りがあった。

 そう、第一日目のしょっぱな、BLP所長のプレゼンテーションを通訳しているときだった。「ゴブルメン」と聞こえる。最初に頭に浮かんだのは、「え?グルメ」(んなわけないやろ)、次に頭に浮かんだのがテレビゲームに出てくる怪獣「ゴブリン」、所長の顔にゲームキャラクターのゴブリンが突然、重なった(ちょっと似ていた・・・)。んなわけないやろー。そこでようやくgovernmentだと判明した。そう言えば、出発前に読んだ「アジア英語辞典(三省堂)」にインド人は綴りのまま発音し(Wednesdayはウェドネスデーになるらしい)、しかも「r」の子音を「ル」と発音するから全く違う単語に聞こえると書いてあったことを想い出した。そうかぁ、ガバメント(government:政府)はゴブルメン、「ナース」は「ナルス」になるのねぇ。

 その所長の英語、時々、文頭の「W」が「V」の発音に変わることも発見・・・。はぁ、大汗かきました。所長の英語に慣れたと思ったら、ジョティスのシスターはまた独特の訛りを持っていた。アーバンヘルスセンターのワーカーたちは、またかなりきつい訛りをもっていた・・・。はぁ、インド人の英語に慣れるのは大変だぁ。こればかりは、日本で鍛えようがないというか、それこそon job training、失敗しながら覚えていくしかないようだ。

 ここで「教訓」 インド人の英語、「r」を「ル」と発音して、全く違う単語に聞こえるので注意が必要。
 

|

« インド旅行記−BLP | トップページ | ガネーシャ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21295/259480

この記事へのトラックバック一覧です: インド人の英語:

« インド旅行記−BLP | トップページ | ガネーシャ »