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2004-04-01

ジュースは甘いと限らない

インドでは、あまり食事を楽しんだとは言えない。というのも、オペレッタの公演があるため、無茶ができなかったからだ。ホテルで、日本円で食べているのと同じような食事をしていれば、まず大丈夫だと言われた。ホテルの食事は、総じて美味しかった。

 一つ大失敗したのは、二日目のお昼。カレーを頼んだことだ・・・。カレーと言ったらウェイターがけげんそうな顔をした。考えてみたら、当たり前。インド料理は全てカレー、カレーというメニューはない。だが、料理の名前が分からない・・。仕方がないので、適当に頼んだ・・・。カレーソースのピラフの中に骨付きチキンが埋まった料理が出てきた(美味しかった。でも、ほんとは日本でいうところのチキンカレーが食べたかったんだけど・・・)

 三日目の昼、ようやくインド料理のお店に出かけた。待っている間、外のスタンドでライムジュースを飲んだ。これは大きなすりこ木を使って生のライムを目の前で絞ってくれる生ジュース。甘くてとても美味しい。

 インドのレストランは、ベジタリアンとノン・ベジタリアンに分かれている。もちろんノン・ベジタリアンの方が高い。そこは「Tropicana」というちょっと高級そうなレストランだった。ベジタリアンの方のレストランに入る。メニューを見ても、さっぱり分からない。ウェータのお兄ちゃんに、何かお勧めは?と聞くと、ざーと説明してくれる。慣れているのか、私たちを見て、マイルドかスパイシーかホットかの区別を教えてくれる。ホットは本当に辛そうなので、スパイシーにする。なかなか手慣れたもの。どうせ分からないので、お勧めに従って注文してみる。全体としては美味しい料理が揃ったようだ。特にドーサのアレンジ版は、クレープ、いや韓国料理のパジャンのようで非常に美味しかった。ここに来てようやく、ベジタブル(菜っ葉の名前は不明)カレーを食べる。

 ベジタリアンで、これだけ多種類の料理が揃うのに感動した。野菜だけでよくこれだけというほど、メニューが豊富。インドに来たら、これからはベジタリアンになろうと決心する。しかし不思議な料理もいくつか来た。一番傑作だったのは、焼きそばをクレープで巻いたような料理。味は悪くないが、見た目が不思議だった。レモンライスは、ちょっと強烈な味で、慣れるには時間が必要かもしれない。

 食後、ウェータのお兄ちゃんが、Indian Lovely sweet!Lovely sweet!大人気だと一生懸命勧めるので、それを頼んだ。うーん、食べた感じは、オートミール(か、ライスプディング)をココナツミルクで煮詰めたようなもの。美味しいが、ちょっと舌触りが、「おから」に似て、それほどlovelyとは思えなかった。

 先ほどライムジュースが美味しかったと評判を聞いたK氏が、デザートにそれを頼んだ。sweetか、nonsweetか聞かれ、nonsweetと答えたK氏。一口飲んで、「これ、飲まはったんですか?」と叫んだ。一口飲んでびっくり。やって来たのは、しょっぱいライムジュースだった。なんともはや、ジュースが甘いというのは固定観念でした。
 

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