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2004-09-21

脳みその中

インド行きが近づいて来て、付け焼き刃のヒンディー語学習に熱が入っている。

 ヒンディー語は日本語と文章構造が同じなため、ずいぶんと言語構造については頭に入ってきた。かといって、しゃべれるわけでは、全くない。

 最近、複数の言語を操る(まで行ってないが、関わっている)ため、不思議なことに気が付いた。脳みその中の、役割分担についてである…。

 きっかけは、日本語と英語の名前だった。外国人の名前(ファーストネーム)はすぐに覚えられるのだが、日本人のファーストネームは覚えられない。それが名字となると、すーーと頭に入ってくる。ユウコと言っても、いろいろな漢字があるから、「音」として覚えるしかないのだろう。だが、名字だと、すぐに漢字がひとまず浮かんでそのままインプットされるのである。
 つまりは、日本人の名字は漢字領域に、音としてのファーストネームは英語領域にインプットされるらしい。

 最近、もう一つ面白いことを発見した。今まで、ともかく片言しゃべれるように勉強した言語として、韓国語とイタリア語がある。イタリア語は定着するまでに至っていないが、韓国語は一時、かなり集中して勉強しただけあって、ごくごく簡単な文章は言える。

 ところが、最近、ヒンディー語を勉強していて、頭の中で文章を組み立てて何か言おうとすると、ヒンディー語じゃなくて、韓国語が出てくるのである。これには、参った。「何々して下さい」と言おうとすると、「ディジエ」という言葉の代わりに、韓国語の「チュセヨ」が出てくるのである。

 どうも、ヒンディー語は韓国語と同じ第三言語領域にインプットされているらしく、しかも、どうやら韓国語が駆逐されつつあるようなのだ。つまり、韓国語をどんどん失って、ヒンディー語に置き換わっているというべきか・・・。

 英会話の先生が、複数言語を勉強した場合、一つを獲得すると、一つを失うと言っていたが、そうなのかもしれない…。

 と書いているうちに、明日、インドに出発です。
 無事に帰ってきたら、笑い話がいっぱいあることでしょう…。では、続報をお楽しみに!

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2004-09-07

ナウルとクリスマス島

オーストラリアに帰る予定のSamは、予定を伸ばしてあと3週間日本にいるらしい。

 さて、話はなぜか難民受け入れの話になった。オーストラリアは、移民受け入れに対してかなり厳しい政策をとっているそうな。オーストラリアと言えば、元々がイギリスからの流刑地ということもあって、移民で構成されている国かと思ったのだが、特に難民に対してはかなりの強硬路線を取っている。難民、とくに Stans(○○スタンが付く国々を総称して、'Stans’と呼ぶようだ)からの人々、アフガン難民などの受け入れに対しては、難民を、クリスマス島及びナウルに作った収容所で隔離、収容(といっても何年にもわたって)し、物議をかもしている。この政策を、Mandatory Detectionという。

 くだんのSamこれに抗議して、学生時代はよくデモをし、その首謀者(といっても、組織しただけで、いたって平和な大行進なのだが)ということで、時々、警官に捕まったという。捕まったといっても、こちらも平和的かつ儀礼的、次の角では解放してくれた(すっかり顔なじみになったらしいが)らしいが。

 いつだったか、難民を乗せた船がオーストラリア沖で難破し、三百人以上が犠牲になった事件があったのだが、そのことにも言及していた。不法難民を乗せていると思われる船を、SIEV Xと呼ぶ。Suspected Illegal Entry Vehicle(不法入国が疑われている船)の頭文字、そしてXはその年の十番目の船という意味である。この難民を救助した船もまた、クリスマス島へ向かったが、上陸を拒否されたそうな。

 詳しい情報は以下を参照して下さいませ。

Mandatory Detection
SIEV X

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フィジーのヒンディー語

fijibig.gif

インド行きが、だんだんと間近に迫って来て、少し焦りを感じ始めている。

 ところで、今日は、フィジー出身の先生と話をした。フィジーといえば、青い珊瑚礁の南の楽園という印象しかなかったのだが、なんと、フィジーの公用語は英語、フィジー語、そしてヒンディー語なのだという。というのも、フィジーも昔は、イギリスの植民地。同じくイギリスの植民地だったインドとは、繋がりがあるということで、その先生の家族も、祖父母の時代(約100年前)に、インドから移り住んでサトウキビのプランテーションで働いていたという。

 当時、多くのインド人がフィジーに移り住んだそうで、そのために、ヒンディー語が話されているというわけだ。ところで、フィジーで話されているヒンディー語は、インドで話されているヒンディー語とは少し違うそうな。インドのヒンディー語には、女性名詞と男性名詞など、女性、男性の使い分けがあって、少々ややこしい。ところが、フィジーのヒンディー語には、このジェンダーがないらしく、非常にシンプルで易しいそうな。

 それで通じるの?と聞いたら、インドに行った時に、ちゃんと通じたし、ヒンディー語の映画をみても大体わかるよと言っていたので、大いに勇気づけられた。まっ、外国人(彼らから見たら、私は外国人)のしゃべる、ヒンディー語だし、少々変でも大目に見てくれるだろう…(というほど、話せるレベルに達していないが(;^_^A アセアセ…)

 フィジーの国旗、昔イギリス領だっただけあって、ユニオンジャックがついている(1987年に英連邦から離脱)。そして、もう一つフィジーを表すデザインには、バナナの房と、さとうきび、そしてココヤシと鳩がついているそうな。おかしいだろう?バナナの房がついているんだよ〜と、話してくれた。

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