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2005-04-11

椿姫(La traviata)

 tsubakiしばらく前に心が死んだので、このところずっと椿姫を聞いています。今、流れているのは、イレーナ・コトルバス(ヴィオレッタ)、プラシド・ドミンゴ(アルフレッド)、シェリル・ミルンズ(ジェルモン)、カルロス・クライバー指揮のもの。
 今は、トスカでもオテロでもなくて椿姫。ヴェルディは、やっぱりいいなぁ。やっぱりイタリア・オペラは最高。

 アルフレッドは、田舎のお大尽なんだな。庭には池があって、錦鯉が5匹ほどいるような家なんだわ。花のテノールなんだけど、やっぱ格好良かったらダメなんだな。男らしくてもダメなんだな。どっちかというと、男らしくありたいと思うのになれない小心者。自分のことで手一杯で、まわりが見えない世間知らず。
 キーパーソンは、おやじさんのジョルジオ・ジェルモン。厚かましくもヴィオレッタに身を引けと頼みにくるひどいおっさんだが、ヴィオレッタの気持ちが分かっているのがせめてもの救いなのか、ヴィオレッタの心持ちを分かって頼む酷いやつなのか。
 ヴィオレッタもね、幸せになりたかったけど、なれなかったのよね。いや、幸せってものを信じていたわけじゃないんだよね。もしかしたら、「幸せ」ってものがこの世に存在するかもしれないって、信じたかったのかもしれない。でも、しょせんヴィオレッタの身では、「幸せ」を手にするのは最初から無理な話だったのね。それに気づいた時に、「まだ見ぬ乙女」に託す気になったのかも…。あー、せつな…。
 まぁでも、ちょっとだけでも夢のかけらみたいなものがみれて、幸せだったのかも…。

 何度聞いてもやっぱり泣いてしまいのは、第二幕第一場。
 愛しのシェリル・ミルンズさまが、Piangi, piangi(お泣きなさい)って言う箇所の二重唱、それと第三幕最後の Se una pudica vergine,…の三重唱。
 
 あー、切ない。。

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