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2005-08-29

ハドリアヌスの城壁

hadrians_wall
←画像大きくなります(遠くの丘の上までずっと城壁が続いている)

今回のイギリス旅行で、どうしても行きたかったところ、それがハドリアヌスの城壁(Hadrian's wall)である。世界遺産にも登録されている。
これは、イギリス版「万里の長城」。ローマ帝国が支配していた頃、北のスコットランドからの侵入をふせぐために、現在のイギリスとスコットランドの境界あたりに、東海岸から西海岸まで、全長約120kmの城壁を建設したのである。城壁に沿って、1マイルごとに Mile fortという小さな砦を、そしてところどころには、軍の拠点ともいうべき大きな砦(小さな町)を建設し、そこには役人や軍隊、職人たちが住んでいた。

 今回は、Carlisle(カーライル)から小さなバスで2時間ゆられ、ちょうど城壁の中間地点 Housesteads Roman Fortまで行った。遺跡としては非常によく残っており、整備もされている。しかもここは、イギリスの国立公園の中、とってもとっても美しい場所だった。

 あー、ここではホントにホントに幸せを感じました。日差しがきつく、暑かったが、砦の上に座って、もう二度と見れないかもしれない美しい景色を目に焼き付けておりました。今回のイギリス旅行で一番の至福の時間。とりあえず、ここで死んでも悔いはないという感じ…。

wall2(画像大きくなります。)
 イギリス中部特有の景色。なだらかな丘が続く。羊たちがいっぱい。国立公園の中にあってとても美しい。

 この砦、当時のトイレ(ちょっと笑う(^^;)なども残されていて、かなり保存状態が良かった。オンドルも使っていたらしい。後で、写真に追加しておきます。
 
 今、私のパソコンのデスクトップ画面は、Housesteads Roman Fortの画面。気持ちが落ち込むと、この風景を見て、あの時の幸せだった気持ちを思い出す。

 イギリスのロンドンからスコットランド、このハドリアヌスの壁にまではるばる来て、どこででも生きていけるような気がした。誰も知らない異国でも、一人で十分生きていけるような気がした。なら、どうして、日本で生きていけないはずがないじゃないか、と何度も自問自答したのである。

 イギリスまで一人でやってきて良かった。

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