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2005-09-12

フラメンコの発表会

fla1←一番左で踊っています

一大イベントが終わった…
選挙じゃなくて、フラメンコの発表会!なんせ舞台で踊るのですから、緊張もいたします。今年は、タンゴ・デ・マラガとガロティンという曲を踊りました。タンゴ・デ・マラガの方は、何故か前列で踊るはめとなり、緊張することこの上なし。でも、生ギターと生カンテ(歌)で、踊れるのは、とっても気持ちがいいことです。ガロティンというのは、お帽子を使う、ちょっと小粋で素敵な踊りです。

 ともかく、この年になり、スポットライトを浴びることも、お花をいっぱい頂くのも、普通は滅多にないことなので、張り合いもあるけど、緊張もするという感じです。若い頃に比べて、欲がないので(あわよくばフラメンコダンサーになろうとか(^^;)、人それぞれそれなりに自分の目標に向かって努力できるところが良いところなのでしょう。

 舞台用のメークでも大騒動。私は目が一重なので、難しいのでございます。当日、リハ前に失敗して、目の回りのメーク全部落として一からやり直した時は、正直、焦りました…

 たくさんいただいたお花、花瓶に生けて、それからせっかくなのでフラワーアレンジメントを2つ作りました。お花があると家の中が華やぎます。

 次の日は、放心状態で、動けませんでした。(Un) arranged marriage (Bali Rai)というイギリス在住のインド系イギリス人の書いた本を読み終わりました。ううううー、青春文学って感じ。インドでは、未だに見合い結婚(昔の日本みたいに、結婚式当日まで顔を知らない、親の決めた相手との結婚)が普通。この男の子も17歳になった日に、強制的に結婚させられることになります。親の考えと自分の考え、インド人コミュニティ&文化的葛藤と自立した個人として生きることの葛藤などが、かなり正直に書かれております。

 「大人」になってしまった今となっては、もう少しうまくやりようがあるのだろうにって思うのだけど、それは大人の考え。15,16歳、学歴もなく仕事もなく、親に依存して生きなければならない「子ども」にとっては、しかも、親も親戚もしきたりも文化も投げ捨てて、出て行くほどの力があと少しだけ足りない「子ども」にとっては、辛い辛い日々なのでした。自己を確立するというのは、個として生きると言うことは、実は大変なことなのです。

 少しほろ苦い青春の味がしました…。

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コメント

17才18才の時は、親の世話になっていることが嫌だったな。

投稿: カジパ | 2005-09-14 01:06

そうですね。この間も友人と話していたのだけど、若い頃って親元を離れたくて仕方がなかったよねー。だから最近の、親元を離れたくない若者の気持ちがいまいち分かりません。
 うちは、息子は大学受かったらどこかへ行ってしまうだろうし、娘も、そのうち一人で暮らしたいというかも。ということを、外国人に話したら、日本人しては珍しいねと言われました。その人にとって(もう2年も日本にいるのに)、子どもが独立して出て行くという話をしたのが、私が初めてだったらしい。

投稿: めぐ | 2005-09-14 12:55

うちの学生たちのうち、県外出身者はやっぱり親から離れている事をあんまりなんとも思ってないみたい。でも、東京に就職のための面接に行って、「やっぱりあたしは東京では暮らせません」と言って帰って来るのはいるかな。(笑)
逆に言えば、すでに10代にしてよその空気を吸ってしまい、安全第一を狙っているのかもしれない。
いずれにしても、自分を信じてやりたいことをやる、という若者は少なくなりましたね。社会情勢がそれを許していないのかもしれませんけど。

投稿: kajipa | 2005-09-26 22:41

あは。私も最近、東京で就職したけど心の病気(?)になって、こちらに戻って来た人と知り合いになりました…。東京というか、都会は人を選ぶのかも…
 

投稿: めぐ | 2005-09-26 23:54

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