« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

2006-04-10

ユーザー辞書の作り方

 今週からの新しい仕事に備えて、ユーザー辞書を作った。自分への備忘録も兼ねて、ここにやり方を記しておく。
 辞書ブラウザにはいろいろあるが、私の場合は、ウィンドウズ及びMac両方でソフトを作っているのに惹かれて使い出した、Jammingである。串刺し検索(複数の辞書で同時に検索)もでき、市販の辞書(電子辞書&CD)に対応している。
 Jammingのホームページ
 
 1.辞書を作る。最近は、辞書もいっぱい出回っているので、つまりは辞書に載っていない単語、専門用語、新出用語になる。ということは、必然的に簡単なものになるということ。英語の単語、それの意味(日本語)で十分。和英が必要なら、ひらがなで読み方を書いておく。また必要に応じて、備考があってもよい。

 ファイルは、後で加工しやすいように、エクセルで作る。特にアルファベット順に並べる必要はなく、ランダムでよい。ここでは、A列に英単語、B列に日本語にする。

 2.辞書を加工する。以下は、Jammingの仕様に従う。Jammingのユーザ辞書では、見出し語に■をつける。
   エクセルで一斉に単語の頭に■をつけるには、ある列(ここではD列)の一番上(セルD1)に関数「="■"&A1」を入れる。すると、単語の頭に■がつく。そのまま関数を下方コピーすると、全ての単語に■がつく。

 必要なのは、見出しに■のついた英単語と、日本語訳なので、別のシートに、D列とB列をコピーする。このとき、そのままコピー&ペーストしたら「参照できませんエラー」がでるので、「値だけコピー」する。

 3.CSVへ出力する。エクセルのデータは、そのままでは使えないので、CSVで保存する。これは、データとデータの間を、カンマで区切って、一行ごとに出力してくれる形式である。
 ■snare,スネア,
 ■○○,○○,

4.改行を入れる。Jammingのユーザ辞書形式では、改行を入れて、縦に並べなければならない。そこで、このCSVで保存したファイルを、テキストエディタ(私は、秀丸を使っています)で開き、カンマを全て改行コードで置換してやる。改行も実は、コンピュータ用語では文字があり、正規表現で\nで表される。そこで、正規表現を使った全置換で、カンマ(、)を改行(\n)で置き換えてやると、スクロールをしながらものすごい早さでばーーーと置き換えてくれ、数秒間はなんだかパソコンを使っているぞ~という気持ちにさせてくれる。
 できあがると
 ■snare
 スネア
 ■○○
 ○○
 と置き換わる。

 4.インデックスを作る。辞書で使うためには、インデックスを作ってやらなけばならない。これには、JamminDicTools というソフトが配布されているので、これの「見出し語からインデックスを作る」を利用すれば、
 ■snare
 △snare▽
スネア
 などなどと、置き換えてくれる。データの作業フォルダの作り方に気をつければ、一瞬でできる。
 注)いつも悩むので追記。フォルダ内にDATAフォルダを作る。そこにさっき作ったファイルを入れるが、フォルダ指定は、DATAフォルダの一つ上の階層を指定する。さっき作ったファイルは書き換えられるので、バックアップを取る。

 5.辞書ブラウザJamming本体に辞書を認識させる(辞書の追加と削除)と、OK。
  

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2006-04-09

カルメンとアボリジニ

013tなんかはちゃめちゃな題名(;^_^A アセアセ…

 今日は、盛りだくさんな一日でした。さっき、家にたどり着いたところで、疲れた~~。

 まずは、2時から、 アイーダ・ゴメスのフラメンコ「カルメン」を見ました。バレエ・フラメンコというだけあって、こてこてのフラメンコとはちょっと違う(全然違う?)けど、美しかったです。

 オペラ「カルメン」の物語をフラメンコで表現しており、曲も時々、管弦楽のものが挿入されます。いやー、アイーダ・ゴメスって、若くてスリムで素敵。ホセやエスカミーリョも素敵だったけど、やはりステップは迫力が少し足りない感じ。

 バタ・デ・コーラ(裾を引きずるような長い衣装)に、マントン(大判ショール)で踊ったのは、びっくりで素敵でした。
 
 なかなか良い刺激で、必ず薄手の紐ストリップ&ノースリーブのワンピースを練習用に買うと決めたのでした(^^; それを着て、鏡を見て、励みにするのだ~。いつかあんな身体になるんだ~(^^;;
 アイーダ・ゴメスのカルメン

 さて、夜は、友人のアンがオーストラリアの芸術について講義をするというので、付いていった。付いていくだけが、結局、全部フルで通訳することになった。

 アン自身もアーティストなのだが、オーストラリアの芸術家9人を取り上げて説明してくれた。

 オーストラリアの芸術なんて、初めて話を聞いたのだけど、とても面白かったです。芸術を知るには、オーストラリアの歴史を知らなければならないということで、オーストラリアの植民地政策、というか、流刑地だった背景から、アボリジニ絶滅作戦、ネッド・ケリー(オーストラリアの開拓者で、国民的ヒーローかつ象徴)、アボリジニの現代美術への登場などなど、非常に興味深い話がたくさんあった。

そのうちSydney Nolanが描き、オーストラリアの象徴ともなったネッド・ケリーの冒険の一連作は
 ノーランのギャラリー

 その影に常に見え隠れするのは、アボリジニ及び豪州白人双方の、アイデンティティの問題、2つの文化の相克、それが芸術を通して現れて、なかなか面白かった。普段、オーストラリアの芸術なんて、見ることも聞くこともないので、刺激的でした。

 主催者は、建築家らしい…。若者が多くて、率直な意見がいろいろ聞けて、これまた刺激的だった。いつか、オーストラリアに行ったときは、必ず現代美術館に出かけよう…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-04-04

アショカ王のストゥーパ

去年の9月に訪れたインドのサンチー遺跡(世界遺産)の写真を追加しました。どうぞフォトアルバムでお楽しみください。サンチー遺跡から車で30分ほど離れたところにある、石窟の写真もあります~。こちらは、ビシュヌ神が描かれております。

 サンチー遺跡は、アショカ王のストゥーパがあり、インド最古の仏塔である。門には釈迦の誕生から涅槃までが描かれているが、仏陀自身の姿は描かれていない。門についている豊満な女神は、ヤクシー女神。仏教誕生以前からある民間信仰の神であり、うまく融合されている様子がわかる…

 ボーパールから、とてつもないでこぼこ道を車で2時間…。でこぼこ道は、ものすごい穴がぼこぼこあいていて、はまったら横転、大けがじゃすまないような道。よくぞ、たどりついたぞ~というようなところでしたが、素晴らしいところでございました。入るのに、記帳しなければならないので、しっかり訪問帳には私の名前が記されております。こんなところまでやって来る日本人もちらほら。よう一人でやってきたねぇって感じでした。

 ボーパール、以前の領主は、イスラムのラジャだったようで、なかなか裕福な国土だったらしい。悲惨なガス爆発事故があったが、今は、企業誘致にも力を入れているようだ… 事故のときに日本からかなりの支援が行ったようで、日本人の受けはよいらしい…

| | コメント (12) | トラックバック (0)

« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »