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2006-09-12

バナナの葉っぱは使い捨て容器

Banana

カルナータカ州のベンガラペットというところから列車に乗り、隣のタミル・ナドゥ州のベロールへ、そこから又バスに揺られて、まずはWEL(Women's education for liberation)に行った。

ここで、まず南インドの食事が振る舞われた。今回の旅全般に言えたことだが、食事は非常に良かった。特に南インドは一般に北インドより食事が美味しいと言われている。ココナツを使うため、独特のこくがでるからだろうか。

初めて、バナナの葉っぱの上に食事が出た。これが南インド風だ。なんか南国風で、いいじゃん~♪ このバナナの葉っぱ、食事が終わると2つに折りたたんでポイっと捨てている。つまりは、なんと便利な使い捨て容器なのだった!

南インドの食事で有名なのが、「ドーサー」である。チャパティやナンなどが小麦粉を使っているのに対し、ドーサーは米粉を使う。薄く引き延ばしたクレープみたいなものだが、店によって垂直に立つとんがり帽子風、四角いものもあるが、一般的には筒状に細長い形をしている。プレーンもあれば、中にポテトの具材が入ったマサラドーサー(写真)もある。ココナツチャツネ(めっちゃ美味しい!!)やサンバ(野菜のカレー汁)が付いてくる。

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さて、このWEL、ダリット(不可蝕賤民)の女性達を支援する活動をしているが、最近、障害児のケアを始めた。ダリットは近親婚が多く、障害児の出生率が高いのだという。その障害児は何の手も施されないまま放置されていることが多く、今はインド政府関係のNGOと協働で、その子どもたちを集めて来て(60キロ四方から集める)、ケアを始めている。障害児といっても、身体障害児も知的障害児も、はたまた大人になって発病した精神障害も全て一緒くたにやって来るので、まずは障害の種別及び程度の識別から始めなければならない。

非常に優秀な働き手が多い(政府関係のケアマネージャーも含めて)ように感じた。リーダーの女性は、ダリットの中から大学を卒業し、この組織で働くことを誇りにしている。最近結婚したばかりで幸せそうだった。

壁にいろいろな標語が貼ってあった。。
Do not go out at night to encourage men...などなど
うーん、これは!! これは、非常に控えめな表現だが、実は、「身体を売るな」と言っているのだ。カーストの低い女性たちの中には、家計を支えるために売春をする人も多い。そんなことをせずにまずは学び、生きていく力を養っていこうといった標語が掲げられていた。

ここにいる女性達、みんなおしゃれだ。家計が苦しいなかでも、意識的に綺麗なものを身につけて、おしゃれをし、おしゃれをすることによってempowerする、つまり活力を得、女性としての誇りを失わないことに重きを置いているからである。

私たちも日本からの出発前に、絶対に汚いTシャツとGパンといった姿ではなく、きちんとアクセサリーを付けて綺麗にしてくださいと、口を酸っぱく言われた。

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