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2009-04-16

絵本と不況の嵐

昨日は、京都演劇人九条の会の結成集会に出かけました。

 「じごくのそうべえ」などの作品がある絵本作家の田島征彦さんの講演、そして俳優の方々による絵本の朗読、人形劇、朗読パフォーマンスなどがありました。

 最初に話を聞いたとき、九条の会より、田島征彦さんの名前にまず反応したほど、絵本は大好きです。子供が小さい時は、毎晩一冊づつ読むことにしていて、小学校を卒業するまで読み聞かせをやっていたのです。選ぶ絵本は、すべて親の趣味(^^; 今も一大コレクションがあります…。小学校高学年になると、さすがに絵本は卒業して、「宝島」や「海底二万里」などの少年少女文庫を読んでいたのですが、もちろん一日で終わるはずもなく、数ヶ月かけて一冊終わる感じでした。

 田島征彦さんが「僕の本よりたくさん売れた征ちゃん(征三さん)の絵本」と言った「とべバッタ」は、息子が大好きでぼろぼろになるまで読みました。息子は、「泣いた赤鬼」を読むと、おもしろいほどわんわん泣くので(^^;、ほんと泣かせるのがおもしろかったです(^^; 一方、私を泣かすには、「マッチ売りの少女」さえあればよく、100%の確率で、2本目のマッチで怪しくなり、3本目のマッチでは号泣して先が読めなくなるほどしゃくりあげるのでした(^^; 娘は、私を泣かせたくなると「マッチ売りの少女」を持って来たと、大きくなってから告白しました(^^;

 さて結成集会では、沖縄戦を題材にした「てっぽうをもったキムジナー」と大阪大空襲を題材にした「ななしのごんべさん」がスライドと共に朗読されました。田島さんの、とつとつとしたお話と絵本によって、戦争の残虐さについてしっかりとしたメッセージが伝わったと思います。やはり芸術はパワーがあります!

 人形劇では、六道の辻に出る子育て幽霊(べっぴんさん)の京言葉で平和が語られており、「ほっこりはんなり暮らしたい」というのが、多分憲法前文の「恒久の平和」という言葉にあたるんやろなぁと思うと、なーるほどと思った次第。

 その後の「No War 世界のこどもたち」の一部抜粋朗読は、すごいインパクトがありました。子供達の作文で構成されています。サラエボの子供達、イラクの子供達…。サラエボは、ユーゴスラビア崩壊後、民族浄化の大虐殺が起こったところで、平和の祭典のオリンピックスタジアムのフィールドが全て見渡す限りのお墓になったのです。サッカーのオシム監督の伝記を読んでも、ストイコビッチの話を読んでも、故国を失った悲しさが胸に迫りますが、子供たちの言葉は本当に胸を突きました。最後、達ちゃんが「コスタリカ大統領」の言葉を読んだのですが、コスタリカって何だろうと思ってググってみたら、なんと日本と同じく「軍隊放棄と非武装」を憲法で規定している国だったのです。なーるほど、全く知らなかったです。

 あのミュージカルもそうだけど、憲法とか九条とかを言葉で講演されても難しいし、頭の中で漢字を変換しないといけないし、あんまり続くと眠たくなる(^^;けど、やはり、芸術や文化を通して発信していくのは、わかりやすいし、ダイレクトに心情に訴えるし、非常に良い手段だと思いました~~。
 
 ところで…
 不況の嵐が私の家にもやってきました(T^T) 登録している翻訳会社から連絡があり、クライアントの会社が不況で、大口の翻訳発注が4月からなくなったそうです(T^T) その仕事に半分以上依存していた私としては、突然の生活の危機です(T^T) 明日から仕事探しです(T^T)
 
 がんばらなくっちゃ。必ずや、サバイバー(survivor)になってみせます……

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コメント

やっぱり、WARは世界のあちこちで「これが現実」なんですよね…><
行けなかったので、内容がよくわかってうれしかったです。ありがとうございますm(_ _)m

それと、不況…。大変じゃないですか! 
私も今ちょっとしたターニングポイントです。仕事をどうするか、かなり考えています。

投稿: pega | 2009-04-17 09:11

pegaさん、やっぱり九条の会というと何か構えるけど、本当におもしろかったよ~。
 ほんま、不況って突然の嵐だからねぇ~。バブル崩壊後も生き残ったので、なんとかなるでしょう(^^;←根拠のない自信。息子は、就職の内定もらったので、次は私です(^^;
 

投稿: めぐむ | 2009-04-17 16:29

不況の波、、、、
ここにも来てましたか(^^;

次は えのくです。

えのくも派遣切りの影響で、正社員切りをくらいました。
ホームページ作成のアルバイトをしながらの職探しです、、、

とりあえず、人材銀行に登録して幹部候補の案件を、潰しています(笑)

投稿: えのく | 2009-04-18 16:28

はは(^^; お互い受難の年ですね~。

 お世話になっている翻訳会社に聞いたのですが、案件も全体で少なくなっているみたいで、どれだけカバーできるか分からないのです。同系列の支社にも紹介してもらったのですが、ともかくどの程度、仕事が来るか分からないのですよ~。

 人材銀行、昨日、ホームページで見つけました。京都駅の近くにあるところですよね。なんせしばらく仕事探しなんてやってなかったので、どうやってするか分からない(^^; まぁいろいろ当たってみます~。

 えのくさんもp(^^)qガンバ!

投稿: めぐむ | 2009-04-18 18:05

コスタリカって護憲の市民団体がよく持ち出す国なんですけど。
あの国は警察が軍隊並みの装備を持っているし、警備隊が国境を守っています。どこが日本と違うんでしょうか。
(悪い国ではないとは思いますが。)
どのような会に行かれたのかはわかりませんが、軍隊がないことだけを持ち出して他の事実を伏せていたなら、私なら信用してよいものか疑問に思います。

投稿: きよてる | 2009-04-20 14:36

きよてるさん、ようこそいらっしゃいました。コメントありがとうございました。
 ざっとググっただけだったので、実態までは把握していませんでした。ご指摘ありがとうございます。もう少し勉強させてもらいますね。

投稿: めぐむ | 2009-04-21 06:29

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