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2009-07-08

七夕-宮沢賢治 星めぐり

 昨日は七夕、織り姫さまと彦星さまの一年に一度の逢瀬はできたのでしょうか~。

 織り姫さまと彦星さまがラブラブしてる大きなお空の片隅で、なぜか一つ悲しく、青白く光るヨダカの星って、めちゃシュール…

 アルティのエントランスで、「宮沢賢治 星めぐりの旅」というのがありました。本当は城陽文化パルクのプラネタリウムでやる(8月7日)方が魅力的だったのですが、ワンドリンク付きに心引かれて、こっちも行くことにしました。しっかりシャンパン飲んで、真っ赤な顔で観賞していたのであった(^^;

 最初は宮沢賢治の「やまなし」から始まるのです。めっちゃ懐かしい~。小学校の教科書に「やまなし」って載ってた~よね?。記憶というのは恐ろしいもので(?)、一瞬で小学校の国語の教科書と、きらきらきらめく川面と、なぜかやまなしの甘い香り(って見たこともさわったこともないのに)が漂ってくるのでした~。蟹の姉妹が非常によかったです~。「クラムボンが笑ったよ~」「クラムボンはかぷかぷ笑ったよ」って、「かぷかぷ笑うんやーー」って昔思ったのを思い出しました。

 で、ヨダカ…。よだかの星も教科書に載っていたような?口が曲がって笑っているよだかのイラストを覚えているのですが、注文の多い料理店やらどんぐりと山猫やらのイラストも覚えているってことは、本で読んだのかもしれません。

 よだかってさぁ、かわせみのお兄さんらしいよ~。弟にはハチドリもいるんだよ~。どっちも美しい鳥なのに、なんでだろうね~~。口の大きなみにくい鳥なんだよ~。鷹にいじめられるんだよ。星にもいじめられるんだよ。オリオンなんかめちゃくちゃ憎たらしいねんで~。

 「やまなし」がなんだかのどかで明るい感じのお話の印象があったので、「よだかの星」と一緒にすると、私の中ではいまいちストンと落ちにくかったです。やまなしのきらきらした印象と、ヨダカの夜&まっかな夕焼け&青白い光の印象が離れすぎているからかなぁ~。達ちゃんが演じるよだかは、床を音もなく転がったり、2回もでんぐり返ししたり、びゅーんと飛んだりした後、地上すれすれまで下りて飛び上がって、最後は天に昇っていきました。よだかって、強い鳥なのです。羽根が強くて夜の空を切り裂くのです。空気の薄いところまで飛んでいけるほど実は生命力の強い、だから自分を殺しきれない、悲しい鳥なのです。

 歌、宮沢賢治作詞作曲の「星めぐりの歌」という歌が本当にあるのですね。しらなかったです。歌の中にも、よだかの星の中にも、いっぱい星が出て来て嬉しかった。銀河鉄道の夜にもいっぱい星が出て来ますね。

 手元に「宮沢賢治 星の図誌」(平凡社)という大昔に買った本があるのですが、それによれば、歌にあった「赤い目玉」はさそり座の心臓アンタレス、青い目玉の子犬は、おおいぬ座のシリウスらしい。おおくま座やら、オリオンやらカシオペアやら…、文化パルクのプラネタリウムでお星様も見せてくれたらいいのに~~と、切に希望いたします。

 どうでも良いことですが、高校生の時の私の夢は、NASAのスペースシャトルの宇宙飛行士になることでした…。

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