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2009-08-16

終戦記念日

 八月も半分が終わり、今日は大文字、五山の送り火です。

 大文字も見たいが、仕事がかちかち山のタヌキ状態、大文字山に負けないぐらい背中で火がぼーぼーと燃えさかっております。盆も仕事って、ほんま貧乏暇なし状態です…(--;

 昨日は終戦記念日、アジア各国では独立記念日です…。日本の支配が終わった日。

 P-actで紙芝居や朗読を楽しんできました。あのこじんまりとした空間、とっても居心地が良くて好きです。

 「走れ被爆電車」という紙芝居があったのですが、ちょうどその話の前に「国策紙芝居」の話がありました。国策紙芝居、ちょうど私もテレビの特集(?)で見ていました。戦争中に作られた国威高揚のための紙芝居。戦時中は、歌も軍歌になり、子供の紙芝居も国策紙芝居になり、映画も全て日本軍の進軍を伝える国策映画になり、あな、おそろしや、芸術は全て国に支配され発言の自由のなくなった時代。

 「君死にたもうことなかれ」の与謝野晶子でさえ趣旨を曲げざるをえなかった時代。食っていかないといけないし、国策紙芝居を書いた人はどんな気持ちで書いたのだろう。「東京原子核クラブ」の富佐子さんのようにしたたかに生きるのも一つだし、前に誰かに聞いた従軍映画を撮った監督さんの話、日中戦争時、軍から委託されながらも軍の意図とは異なって徹底して戦争の悲惨さを伝える戦争映画を作って上映し、軍を大慌てさせた偉丈夫もいた(その後検閲が徹底されたらしい)。

 話が脱線した…。「走れ被爆電車」は国策紙芝居ではありません。広島に今なお走っている「被爆電車」の話です。。原爆投下から3日後には一部で電車が走って、広島の人たちを勇気づけたところで、思わずほろっと来ました。この間、「夕凪の街…」を見ていたので格別でした。そうだね、確かに笑顔で暮らすことが、一生懸命生きることが、生きたくても生きることの出来なかった人に対してできることの一つかもしれません。


 「大きな国と小さな国がありました」
 達ちゃんの朗読が始まり、一瞬、「キノの旅」(あの独特の語り口が大好き)が始まったかと思いました。小川未明の話「野ばら」だそうです。
 国境の石碑を守る老兵士と若い兵士の話。のどかな風景、穏やかな日常、そして戦争、若い兵士が最後、隊列を組んで「帰って」来ます。ふと去年見た達ちゃんの「兵士の物語」が目の前で交錯しました。

 兵士は必ず戻って来るのです。懐かしい人の元に…

 だから征かせてはいけないのです。

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コメント

私は毎年この日が誕生日だったりします…。

投稿: 軍曹 | 2009-08-28 09:56

そっか~。

 軍曹、お誕生日おめでとう~birthday

投稿: めぐむ | 2009-08-28 11:41

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