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2009-11-05

グレイ・ガーデンズ

 そろそろ明日あたりから、ふっかーつしようかとは思っておりますが、今週はずっと家に引きこもっております。仕事もちょうど無かったため、ほんまようけの映画を見ました~。佳品あり、SS級(我が家では、B級、C級を超えて、スーパーしょーもない映画をSS級と言います(^^;)あり。最近のSS級映画は、アンジョリーナ・ジョリーの「ウォンテッド」、ほんまにチョー・しょーもなかった…。時間返せ~と叫んだ私。このウォンテッドに迫るしょーもなさが、「ハプニング」。映画館で予告編見てちょっと気になっていただけに、C級にも入れたくないしょーもなさでした(^^; rubbish!

 「21グラム」を見て以来最近お気に入りの、非常に魅力的で非常にセクシーなおっちゃんベニチオ・デル・トロ(共演はハル・ベリー)の「Things we lost in the fire(悲しみが乾くまで),2007年)は、題材は辛いながらも(夫を失った妻とドラッグ依存症の男が共に立ち直っていく話、ロマンス無し)なかなかの佳品。やっぱ、このおっちゃん、いいわ~ 次はチェ・ゲバラの映画2連作見ようっと。

 リチャード・ギアとダイアン・レインの「Nights in Rodanthe(最後の初恋)、2008年」も、心がほのぼのして少し元気になったかなぁ~。離婚した男女の話。この二人は、「運命の女」で共演していて、その時ダイアン・レインは若い男との不倫に走る役だったので、なんだか不思議な感じがしたけど、まぁそれでも許せました。

 で、本題の「グレイ・ガーデンズ 追憶の館」
 これはケネディ大統領夫人のジャクリーンの親戚、上流階級の母娘が転落して「ごみ屋敷」に暮らすようになるお話。実話であり、1980年代にドキュメンタリー映画にされて話題になり、とうとう、ミュージカルにまでなったお話です。今年、日本で初めて日本版(大竹しのぶ、草笛光子)ミュージカルが上演されます。

 いやー、depressing 沈みまくりました。
 あの時代、上流階級の女性の幸せは「結婚」で決まります。一生お金に苦労せずに養ってもらえる男性をゲットするために、社交界デビューして「幸せな結婚」を手にいれるわけです。でも、そこで「自分らしく生きようと思えば?」 このテーマは、大ヒットを記録した「タイタニック」にも描かれております。タイタニックのヒロイン(ケント・ウィシュレット)の家の命運は彼女の結婚にあり、それに反発してデカプリオに走るわけです…。

 母親のイディは、歌が上手で歌手になりたかった。けど、あきらめて三人の子育てをします。でもあきらめきれずに家でパーティー三昧、とうとう夫に離婚されます。娘のイディ(リトル・イディ)は母親に似て、夢は女優になること。けど、結婚しろと父親に言われます。母親は娘に、long leash を持った男性を見つけて、好きなことをればいいというのです。leash というのは犬の散歩の時に犬につける紐のこと。hold …on a short leash というのは、相手の行動を束縛するというイディオム、夫あるいは妻の行動を束縛する時に使います…。。。自由にさせといて、羽目をはずしかけると手綱を引き締めるlong leashといえば、日本語で言えば、おしゃかさまの手のひらで遊ぶ孫悟空って感じでしょうか…。

 さて、娘のリトル・イディ、結婚する気はなく、妻帯者に走って遊ばれ捨てられ、ニューヨークに行ってチャンスをつかみかけるのだけど、結局は、自分を縛っている何かによってどうしても飛び立つことができない…。で、結局二人は、庇護者を失い、生活の手段を失って、お互いに憎み愛し、つまりは共依存の関係で、「ごみ屋敷」のグレイ・ガーデンズに沢山の猫やアライグマと一緒に暮らすことになるわけです…。

 あの可愛いドリュー・バルモワが見事な怪女になっていて(^^;、すごい感じ(^^; 

 この憂鬱なお話、どうやったらミュージカルになるんでせう。気になりますが、今のところ見に行く予定はありません(^^;
 

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