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2010-02-12

京都演劇フェスティバル

 私は滅多にお腹を壊さない。多少ヘンなものを食べても絶対にお腹を壊さない自信がある。それが先週末から、胃痛に苦しめられ、食べられない。食べないと人間、何事にもリキが出ない。当然ながら、走りにも行けない。というか、歩きに行ったら、10分で息切れした(^^;

 ようやく元気になった今日、京都演劇フェスティバルに行って来ました。シアターバイキングといって、短編5作品を一挙に見るという催しものです。なぜか一般審査員になったのです。今年のテーマは「誕生」。「誕生」にまつわる演劇が行われたのですが、演劇って幅が広い。広すぎる…。

 10人程度で演じる(いわゆる一般的な意味の)劇から、一人芝居とダンス(これも劇)、一人でやる朗読(劇)、狂言!(これももちろん演劇!)、そして2人でやる新喜劇(?)。

 ジャンルがバラバラで、いろんな劇が見れて、非常に楽しかった…。

 一番最初にやった、こもっ亭の「Well come to」は、平均年齢21.5歳の若い劇団。テーマを真っ正面から捉えていて、つまりはたくさんの精子が旅してきて、卵子に取り付くけど、そこに入れるのは一匹だけという話なのですが、それが分かるのは最後の最後。途中まで話の展開が見えなくて、この人たちは一体何?何?って感じです。その精子たち、いろんな精子たちがいるのだけど、ニューハーフの精子もいるのです。ほんま感性が若い!まだ荒削りだけど、良いエネルギーと可能性を感じました。終わった後の打ち上げで、出演者や演出とお話をしました。みんなほんとお芝居がやりたくて一生懸命です。面白かったのは、下手→上手、上手→下手の(単なる)人の移動があるのだけど、普段の稽古場は狭いから一瞬で終わるのが、ホールに入ったらから舞台が大きくて、移動に何秒もかかるから演出が頭を抱えたそうな…。無駄な動きも多かったけど、非常に好感が持てたかなぁ~~~。

 で、次に出てきた山谷一也さんの「コカンセツ」って、下ネタ満載(^^;。めっちゃ笑ったし…、笑える自分が怖い(^^;。こんな下ネタで大笑いしてたら、完全おばちゃんやんって思いながら、大笑いしてました(爆)。観客を楽しませたため観客賞をもらいました。下ネタといっても、演技もダンスもダントツに上手なのです。この人どっかで見たどっかで見たと思っていたら、これまた打ち上げの時に判明。京龍館で何度か、山谷さんと木原アルミさんのパントマイムパフォーマンスを見ているのです。バレエは京龍館で習ったそうな。当時で一番、印象に残っているのが、足に人型の影をつけたパフォーマンス。パントマイムなので無言でしたが、今回は一人芝居なので当然台詞入りです。とぼけた感じの台詞も好きだったかも…。照明は山科でお世話になったQちゃん。帰りの電車の中で、Qちゃんが「あかりについて語る」のを聞くのも楽しかった~。

 次は「100万回生きたねこ」。この絵本は大好きで、何度も何度も子供に読んでやりました。佐野洋子さんの絵本やらご本やら、いっぱい持っているのです。劇団KOMEさん(といっても一人なんですが)、朗読劇なので原作があります。絵本を読んだことのある人と読んだことのない人で、評価が完全に分かれた作品。まぁ行ってみれば、原作を読んでから映画を見に行ったらがっかりすることが多いという現象と同じことが起こったのだと思うのだけど、劇にするなら絵本を同じことやっても仕方ないんじゃないか?…ということ。私としてはキラッキラッとした、オリジナリティが欲しかった気もするのですが、小道具など小粋だったし、非常に丁寧に作ってあるということで、この作品が最優秀賞を取りました。

 で、ぐんなり会という狂言の「生まれ変わり」。狂言!?、なんで狂言がここに?って感じですが、これがまた非常に面白い。狂言ってホントに古くて新しい。確か私は去年同じぐんなり会の狂言を見ているのですが、今年の方が断然面白かった。だって、狂言なのに、「月が出た出た~」って炭坑節を踊る(つるつる頭で踊る?)んです。狸と狐が出て来て化ける(これまた、しっぽをするするとしまうと化けるのです)し、化ける時に紐がひっかかって時間がかかったら、「ちょっと待っておくれ。紐がひっかかっておじゃる」みたいなアドリブを言うし、まぁ、狂言ってホントに楽しい。お約束ごとのある(型のある)伝統劇の強みなのかなぁ~。

 で、最後が柴漬シアターの「マジック」男性二人の哀愁漂う(?)舞台。ほんと安心して見てられる感じだし、劇中にマジックあり、腹話術ありで、楽しかったかなぁ。問題は(?)、やっぱ女性が舞台にいないので、多少華やかさが(^^;足りないのと、あと世話物なら、もうちょっとだけ人情ほろりの部分が欲しかったかなぁ~。けど、登場人物が二人なので(^^;、そら大変だと思います……。

 ということで、非常に楽しい1日でございました。
 
 京都演劇フェスティバルは始まったばかり、週末毎にイベントがあり、13、14日は児童青少年の作品、20,21日は一般の作品、27,28日は朗読劇が行われます。一般の部には招待公演もあり、朗読劇以外の日は1日4~5作品が見られて、1500円!京都文化芸術会館(府立医大の前)で行われています。

 私、見たいやつチェックしていたのに、土日が全部、ガイド研修でひっかかります(T^T)。イチローくんが出る京都放送劇団の朗読劇も見れない(T^T) かろうじてチハルちゃんが出る朗読劇は見に行けるのだった…。

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