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2010-04-26

朗読

 昨日は楽しい1日でした。
  午後に、P-actのステージを見に行き、その後、夜からは「声に出して読もう!」の会。

 P-actのステージは相変わらず楽しい。今日は歌を歌うのがなかったのが残念でした。いつも歌を歌って手遊びするのが楽しい私(^^;

 南京玉すだれって、ほとんど今は見かけませんが、昔昔私の祖母が突然南京玉すだれを習いはじめて、よく見せられていたのを思い出しました。意外に難しいらしい。でも、口上を少し変えないと、日米国旗って私でも分からない(昔は、日本とアメリカの国旗を重ねて飾っていたのですか?)。今の時代だと、サッカーのサポーターフラッグかなぁ(^^; 字余り(^^; 七五調に、はまらない(^^;。

 猫さんの宮沢賢治(猫の事務所)は、楽しいパネルシアター。子供は絶対大喜びだと思う。宮沢賢治特有の落ちは相変わらず(ん?)なんだけど、後で達ちゃんに聞くと、実は原作には作者の感想ト書きみたいなものが入っているらしい。それが入った方がすっきりはするが、無い方が考えさせられるから、それはそれで「お持ち帰りの思い」があっていいのかも。

 たーにやーーんの紙芝居、また見られて、しかも今回は「昔の子供」にまで「糸引きアメ」をもれなくいただけて、すっかり童心に返りました。黄金バットの「続き」の紙芝居は原本がもう存在しないとのこと…。気になるなぁ。

 そして気になるといえば、「考えてはいけないカエルのお話」の続き。考えすぎるとカエルになってしまう国に行ってしまう登校拒否気味の小学校の先生のお話。あれから、いろいろ自分でお話を考えました(^^; が、もちろん続きはあって、受け持ちクラスの子供達がどんどん出て来てカエルになるらしい。続きが楽しみです。

 来月は5月29日ですよ~。子供200円、大人300円で楽しめます。
 HPが出来たようです。そのうち、来月のプログラム等載ると思います。ブログに昨日の写真が載っています。
 P-actのウェブサイト

 そして……
 夕方から始まった「声に出して読もう!」朗読の会。

 先日ピーターのところでシェークスピアの原本の台本を読む会があったときに、散々苦労したので、今回は事前に読んでいこうと、かがりさんにお願いしてP-actステージの時に台本をいただきました。

 始まるまでの2時間で読むけど、1回通して読んだだけではなかなかに難しい。実際に会が始まって、色んな人が色んな声で読むと、今度は2回目なのでさすがに頭の中に情景が浮かんでくる。あー、この人はこんな感じなんかなぁ、あーこの人はこんな感じでも面白いやなぁと、結構楽しかったです。
 
 「染屋の女房」(森嶋也砂子作) 京都のお話、ふるーい町屋、つくも神達も出て来ます。
 そう、京都のお話なんです。つまり、京都弁です(^^; 
 私は京都で生まれましたが(両親も祖父母も京都)、岡山、島根、神戸また島根と転々としたので、京都弁がしゃべれない(らしい)。イントネーションがことごとく違うんやって~。しかも、活字を読むと、つい、教科書を読むときのように標準語になってしまうから、標準語でも京都弁でもない、めっちゃヘンな京都弁になったらしい。もう、最初に「きんとと」さんのことを、「きんとと」さんと言った段階で(それ以外のイントネーションが浮かんで来なかったので)、アウトでした(--; うーー、うーー、悔しいーー。うー、悔しい。。。。。

 今の朝のテレビ小説「げげげの女房」の出雲弁を、私が違和感を感じつつ聞いているのと同じように、京都の地の人にはすごーーい違和感を醸し出したのでしょう。申し訳なかったです。

 で、ホントの京都弁の台詞のやりとりを聞いていると、そこに「京言葉の色」が生まれるのですよ~。独特の雰囲気というか、やっぱりあれば「色」っていうか、「陰影」だなぁ~。その色は、母の実家のうなぎの寝床の町屋の陰影。おくどさんの上から光が射してほこりがきらきらする陰影。京都の色です。いいなぁ~。そんな言葉がしゃべれていいなぁ~~~(うー、悔しい(^^;)

 ほんま言葉って難しい~。

 畠中恵さんの本って好きなんです。つくも神が出て来るお話。あれは江戸の話。こちらは京都のお話。つくも神も
その土地土地で違うのでしょうね~~。京都のつくも神はどんなんだろう。やっぱ、おっとりしてるんかなぁ。
 
 なんだか、いろいろ考えていると非常に楽しいお話でした。次回も楽しみです~。
 

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