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2010-04-07

シェークスピア読書会

ピーターが最近、シェークスピアにはまっているという…。ピーターは、去年のミュージカルの歌を作詞作曲(翻訳は不肖私(^^;)し、ダンスの振り付けもしたダンサー&振り付け師&作曲家。旧京龍館の主宰。

 「Megumu、シェークスピアって面白いよ~。ベニスの商人もいい話だよ~」と突然言われて、面食らった。ベニスの商人ってどんな話だったっけ(^^; 確か肉一ポンドと金貨一ポンドがどーたらって話だったような(^^?

 そうこうしているうちに、ピーターの家でシェークスピアの読書会、つまり戯曲を読む会をやるから来ないかと連絡があった。メンバーは、京龍館で劇「王子メディア」をやったときの外国人メンバーとピーターの友達夫婦、合計7人。日本人は私一人だった。持ち寄りパーティー。

 昨日の夕方に電話があって「The taming of the shrew」をやるという。前は、ロミオとジュリエットとか、ハムレットとかマクベスとかやるって言ってなかったっけ?それはなんじゃ?知らんぞ~と思って調べたら、「じゃじゃ馬ならし」。シェークスピアは、一応4大悲劇は読んだ(日本語で)けど、喜劇は「十二夜」しか知らない(^^;

 とりあえずジュンク堂で原書を買って、ピーターの家に行く。一人一人キャストを割り当てて(途中で交代する)、順番に読んで行く。私はじゃじゃ馬のおねーさんの妹、美しくてみんなが結婚したがるビアンカの役だった…。途中、マッチョな男の役も割り当てられる…。あと、テイラーとか未亡人とか…。とりあえず台詞が少ないのでほっとする。

 だって、英語がふるーーーい。イタリア語だかラテン語だかわからへんのが混ざってるし~。一文が途中で分かれて、途中から大文字で始まってるし~、時々読めへんし(^^; 意味わからへんし(^^;
 つまりは源氏物語を原文でみんなで読書会しているようなもの…。シェークスピアが初見ですーっと頭に入って理解できるほどの力は私にはないのです。ブリジットが「歌舞伎の台本を読むようなもんだから、そんなに小さくなることないよ」と慰めてくれる。

 5時から始まって、途中夕食の時間を挟んで終わったのが10時。じゃじゃ馬ならし、全部読み終わりました~。最後まで、もう一つ意味が分かりませんでした(^^;やっぱ先に日本語で読んで行くべきだった。

 でも、シェークスピアの台詞はきれいだ。韻を踏んでいるから、意味が全部分からなくても、音を聞いていたら非常に耳に心地良い。しかも、みんな途中から遊びが入って、人物に合わせて(?)「フランス語なまり」「イタリア語なまり」「インド訛り」「スコティッシュ訛り」など、いろんなアクセントで遊び出すから、聞いているだけで非常に楽しかった。

 英語圏ではやっぱりシェークスピアは古典で、高校の時などに一度は通る道らしい。ちょうど私たちが高校の古典で、無理矢理さわりだけでも源氏物語を読まされるのと同じ。日本でシェークスピアというとどうしても悲劇の方がポピュラーだ。喜劇は「笑いのつぼ」も翻訳しないといけないから、なかなかハードルが高いのです。でも、英語圏の人はいくら古典でよく意味が分からないといいながらも、時々ゲラゲラ笑っているから、やっぱり笑いのつぼは昔も今も同じらしい…、ということが分かった。

 今回一番びっくりしたのは、「じゃじゃ馬」が原語ではネズミだということ。shrewはネズミなのです。日本語の訳では、uncontrolled horse(mare)だと言ったら、ピーターはびっくりしていた。というか、こっちの方がびっくりしたし~。ネズミなんて(^^;

 最後にブライアンがシェークスピアの詩を読んだ。それに対してピーターが、「僕にとっては君が読むのは少し速くて、意味をキャッチできない」と言った。そうよね~。読むスピードって大事よね~。先日のガイドの時でも、思ったのです。時々どうも私はきちんと発音せずにはしょって早口になるんじゃないかと…、話して理解してもらうには、適度なスピードがあるに違いない。

 あれやこれや、思いつつ、でも戯曲を読むのは楽しい…って思った晩でした。
 ピーターには次回やるときは、最低3日前に題材を教えてくれるように頼みました(^^;

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