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2010-05-02

ワンダーランド

 先日のこと、アメリカ人のお客さんに舞妓さんの説明をしておりました。舞妓さんと芸妓さんの違いを説明して、舞妓さんの魅力は、「あどけない可愛さ」。着物に肩上げしてあるのも、「子供」の象徴だから。昔から「おぼこさ」を売りにして、セックスは関係ないんねんで~と話をしておりました。で、艶っぽくなったら、it's time to become a geiko (襟変えして芸妓さんになる時期)やでって~。

 と、突然、そのアメリカ人カップルは、「それって、こないだ秋葉原に行って、メイド喫茶に行ってみたけど、それに似ている!」と言いだしたのです。メイドさんも、可愛い衣装着て、かわいらしさが売りで、いろいろお世話してくれて、お約束のお遊びしてくれて、でも no sex things だよねって。

 確かに~(^^; そうか、現代のメイドは、舞妓の系譜か(^^; 突然、ミュージカルの終盤にピーターが、「日本人のセクシーはロリコンだ(?)」と発言したことを思い出しました(^^; 確かに、ある意味当たっているかも。

 不思議の国、ニッポン。

 で、金曜日、ガイド友達が案内してくれというので一緒にあちこち歩き回っておりました。午前中は、「島原」。今、「角屋」さんが美術館になって、二階の座敷なども特別公開してくれてはりますが、新撰組の刀傷もあるし、贅を尽くした宴会場も見れるし、なかなかに楽しうございました。「島原」と江戸の「吉原」との違いとか、「遊郭」と「花街」の違いとか、「揚屋」と「茶屋」の違いとか、いろいろ教えてもらえて非常に楽しかったです。

 午後からは、お決まりのそして何度目かの清水さんに行ったのですが、今回は、100円払って「胎内めぐり」をしました。人間の目ってほんまに光が無いと何も見えない、目を開けていても何も見えない、真っ暗な中を手すりを頼りに進んでいくのです。一応おかーさんの子宮なんだそうだ。つまり子宮に戻ってまた出て来るから、「生まれ変わる」ことになるらしい。

 次に、ここは絶対におもろいで~と連れていったのが、「地主神社」縁結びの神さまです。清水寺の中に神社があること自体まず面白いのですが(神仏習合)、それより何より地主神社は民間信仰のワンダーランド。めっちゃ楽しい~~!

 入っていきなり、大国主命と因幡の白ウサギがいる。一応、大好きなウサギの前で記念写真。

 「恋占い石」 片方の石から片方まで目を閉じて歩いて、無事たどり着けたら恋が成就するという石。すごい人なのに、目をつぶって挑戦している人がいると、みんな自然と道を避けてくれます。私(^^;、やってみました(^^; どうも道をそれていくようで、突然、「モット、ヒダリ、ヒダリ」「モウチョット」と声をかけてくれる。日本人じゃないみたい(^^; 韓国の方のようでした(^^; 無事にたどりつきました。ありがとう~。
 清水寺は東西を問わず外国人が多いですが、ここ地主神社は突然アジア人比率が上がるのです。韓国の人中国の人、みんなきゃーきゃーと言いながらやっております…。清水寺全体に比べると、西洋人比率が下がるのがおもろいところです。

 で、「人形祓え」 人形(ひとがた)の紙に、悩みとかあるいは身体の悪いところなど書いて、水に浮かべます。水に解けたら、問題は解決。溶けないと、問題が長引くらしい。。桶の中を覗くと、可哀想に、溶けない紙が浮かんでます。あー、この人の問題なかなか解けないんやーーと、ちょっと同情。ここでは、前にお客さんの子供が、深刻に悩み始めて泣きだしたことがありました(^^; 

 「恋の願掛け絵馬」はハッピーな願いがいっぱい書いてあって、楽しいのですが、その横には「呪いの杉」…。五寸釘跡もあります…。

 んで、今度は、えんむすびということで、こよりの付いた紙を結んでいくところ。相手の名前を書いてむすぶらしい。縁の結ばれたい紙がいっぱい結ばれておりました。その横には、手水鉢があって、清めの水を飲むひしゃくが選べるのです。「健康」から「良縁」、「恋」とか「学業」、ありとあらゆるものがついてます…。
 
 おきつねさんの稲荷神社もあって、商売の神さまのはずが縁結び。そうか~、お金に縁が結ばれるようにってことでしょうか~。

 ご縁が結ばれた人の名前と寄付を書くところには、「アメリカ」「ベルギー」と書いてあり、社殿ではご祈祷してもらっている若い女性がいました。社殿の天井画は狩野元信の龍、夜ごと抜け出して音羽の滝の水を飲みにいっていたという龍だそうだ。

 ほんま楽しいワンダーランド。民間信仰の宝庫です。

 縁結びを見たんやったら、やっぱり「縁切り」も見てみなあかんやろ(^^;と、ついでに安井神社に行きました。東山安井にある神社。祇園の裏です。しかもホテル街の一角…。この一角には、一応、全部揃っているらしい(^^;
 
 そこは、負のパワーが満載で、おっそろしいところでございました。すごーい御札が貼ってある下をくぐるのですが、片方から入ると縁切り。反対から行けば縁結び。が、縁切りの神社なんで、反対から入る人なんていないんでしょうね。今の私にはそんな執念も恨みも無いので、近くで眺めるだけと近づいたのですが、なんせ貼ってある御札は読むだに恐ろしい…。願掛け絵馬も、読むだに恐ろしい。

 怨念のパワーが渦巻いて、なんだか背中が重くなったような気がしたので、友達に、「なんかついて来てそうな気がする…。purify, purify(お浄め)」と、そのまま建仁寺の寺域に逃げ込みました。なんだか背中が軽くなったような気がしました(^^;

 民間信仰、おそるべし…。

 その晩は、3月4月のお誕生会をありんことまろんちゃんが開いてくれました。対象者はいっぱいいたようですが、来れたのはちえちゃんと私。ありんこちゃんのケーキは美味しかった~。というか、奈良の住人なのに、ずっと幹事やってくれてありがとう~。ありんこやかおりちゃんやまこっちゃんやらちえちゃん、まろん、みんな久しぶりで、とくちゃんに達ちゃんにTやさんに茜ちゃんにK尾さんに久しぶりではないけど、しみじみと楽しい会でございました。結局やっぱり終電でした(^^;

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コメント

いかにも日本人のキリスト教徒らしくって素敵です。
今度、是非!!連れていってください。

投稿: 軍曹 | 2010-05-02 03:45

軍曹(^^;
 そうなんよ~。清水寺は古いお寺なので、いろいろ混ぜ混ぜで面白いです。本堂の二十八部衆も初めてしみじみ見ました。音羽の滝の水も久しぶりに飲みました。これって、ルルドの聖水と同じ発想よね~。

で、地主神社は、いつも行った後に必ず、「といっても私、クリスチャンなんだけどね~」と言い訳している自分がいるほど(^^;、楽しい場所です(^^;。京都に来たときには是非!!

 で、その日は友達がいたく興味を示したので、清水寺の境内で、キリスト教の教派の右から左まで(?)解説しておりました~。福音派までたどり着いたところで時間切れ。

 昨日、テレビで映画の「ダ・ビンチ・コード」見ておりましたが、あれも、ある意味、キリスト教版ワンダーランドよね(^^;

投稿: めぐむ | 2010-05-02 09:47

楽しそう!!
地元にいてもわざわざ観光地を訪れることはないから「へ~!」ってことばかりです。
ガイドさんの勉強していろんなことに詳しくなるからいいなあheart01

せっかく住んでいるところなんだから知っているのは素晴らしいshine

またガイド話を書いてね!楽しみにしてます。

投稿: とくちゃん | 2010-05-03 17:40

とくちゃん、
 そうなんです~。私も知らないことだらけで、へーへーと言ってばかりです~。自分じゃ絶対に行かないので(なんせこの間、20年ぶりに嵐山に行った(^^;)、誰かに誘ってもらう度にこれ幸いと地元探検(?)に出かけてます~。

投稿: めぐむ | 2010-05-03 23:58

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