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2011-02-28

息子

東京マラソンで、市民ランナーが3位に入りました~。
テレビでみて、思わず感動~。
普通に仕事して、合間に、トレーニングして、それで結果出すってスゴイです~。

と、感動したのは、息子も普通に仕事しながら、陸上しているからです。走る方ではなくて、跳ぶ方です。
いってみれば、トップレベルにあと一歩のところにいるので、専業では声はかからず、普通に就職して、けど、会社の陸上部に所属して、夢は諦めずに毎日トレーニングして頑張っているというわけです。

 先日は、その息子の引っ越しの手伝いに行って来ました。そう、私が腰を痛めた最中です。会社の寮を出て、グランドの近くに引っ越したいらしい。

 この引っ越しも大騒ぎで、最初に見つけて来た物件、話を聞いてみるとなかなか良い。けど、ちょっと高い。で、さらによく聞いて、どっち向きって聞いたら、知らんという。聞いてみ~って言ったら、見事北向きでした(--;

 「あんたなぁ~、理科で習ったやろ~。北向きってなぁ、ほんま一年中日が差さへんねんで。おかーさんの友達で、北向きに住んでいた子がいたけど、ほんま春分と秋分にに一瞬だけ陽がさしたって言うてたわ~。北向きで、値段が高いって、ありえへんし~」 

 次に見つけて来たのは、東向きと歌われている物件だが、インターネットをみるとどう見ても北向きだという物件。また、「あんなぁ、会社に行く前に行ってみ!。朝陽が当たってたら良し、当たってなかったら北やし」結果は、「おかーさん、今見てるけど、どーみても陽が当たってない」「なら北向きや」

 という、よく分からない会話のあげくに、本人も家探しについて学習し、とうとう見つけて来ました。ちょっと古いけど、値段も手ごろ。で、ようやく引っ越しとあいなったわけです。

 というと、しょっちゅう連絡があるようですが、実は、ほぼ一年ぶり。家を出て行ったきり、うんもすんも言わず、メールしても戻ってこない。まぁ、元気にやっているんだろうと思っていたところ、年末に突然電話かかってきて、深刻に話し出す。仕事と陸上の両立は大変みたいで、本人としてはいろいろ考え、悩んでいたようです。で、ひとしきり話すと、気が済んだのか、あるいは春に向いて気持ちが前に向いたのか、まぁ、また頑張る気になったようです。

 娘の方は、新社会人。下宿を引き払って、家具の一部を息子のところに送って、とうとう我が家にご帰還となりました。
 あーー、私の優雅な一人暮らしは一年で終わってしまいました~(--;

 閑話休題

 今日は、労演の例会で、「化粧」を見て来ました。
 大衆演劇の女座長が主人公の一人芝居。一人芝居って大変そう。。。だって、誰も出てこないもん。「どうして誰も出てこないの?」ってセリフがあったけど、「ほんま誰か出て来てやれや~」って思ってしまいました~。

 その女座長、産んですぐに生き別れた息子が突然現れて…、でも、段々常軌を逸していくというか、夢と現実の差がつかなくなって来ます。息子にはほんまに会えたのか、ほんまには会えなかったのか、最後まで分からないです。

 夫に逃げられて、子供を手放さずをえなくて、座を維持するために一人頑張って来て、でも、とうとう劇場を取り壊されることになって、重機が入る。なんだか、切ないなぁ~。ずっと一人で頑張ってきたんやもんなぁ~、しかもそろそろ疲れてくる46歳。そう、この46歳(47歳だっけ?)というトシが、妙に、私的にはリアルでした~。

 人生に疲れてくる年頃。。もういっちょ頑張ろうと思うと、ちょっと燃料がいる年ごろ。
 息子に会えてたら、いいのだけど、人生そうは甘くないんやろうなぁと思いつつ、見てました。

 鏡が目の前に無いのに、あるかのようにキレイに化粧出来ていくのが不思議でした。

 最後、宙づりになるのだけは、ちょっと意味が分からなかったですが…。

 主演の平淑恵さん、大きく見えたのですが、お芝居が終わって礼をするとき、とたんに小さくなったのにビックリしました。それだけ、役柄では大きく見せていたのですね。ほんまは小柄で可愛らしい人なんだというのに、ほんまにびっくりでした。
 
 

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2011-02-25

天保十二年のシェイクスピア

めっちゃ、おもろかったで~~♪♪♪

 西宮北口にある兵庫県立芸術文化センターに、「天保十二年のシェイクスピア」を見に行って来ました。
 井上ひさし作!

 井上ひさしさんって、めっちゃスゴイわ。なんせ、お話の中に、シェイクスピアの37作品が盛り込まれてます!舞台は、江戸時代の天保年間。宿場町の色街。飯盛り女という名の女郎さんがわらわら。赤い襦袢っつうか、腰巻きがキレイ、もちろん上のおべべも絢爛豪華。で、宿場町を仕切る、親分さんやら、姐さんやら、子分やら、わらわら~。

 親分に三人の娘がおります。そう、リア王の三人娘のもじりですよ~。そして、長女と次女が後を付くけど、抗争が勃発。片方の組は、よだれ牛(ぎゅー)の紋太(もんた)、つまりロミオとジュリエットのモンタギュー家ですよん。そこにからむのはせむしの三世次(みよじ)、これはリチャード三世だそうだ~。尾瀬の幕べえは、もちろんマクベス!薄幸のおふゆさんは、オフィーリアです。

 と書くと、なにやら訳分からないような、難しいのかと思えかもしれないけど、セリフは結構、下ネタ満載、しかも、かなり、際どいシーンもてんこ盛りで(^^;、うわ、舞台でせんといて~(^^;、と最初ちょっと焦りました(^^; 

 お話の筋は非常に単純で、日本の話だし、見ていると全く違和感がなく、けど、突然「生きているのか死んでいるのか、それが問題だ!」とか、「王次、王次、どうしてあなたは王次なの!?」とか、ほとんどギャグ的に有名なセリフがちりばめられていて楽しい。 しかも恨めしやの幽霊(リア王の亡霊のもじり)やら、老婆(魔女)やら、そういう仕掛けも面白い。シェイクスピアとか好きな人はたまらないのでしょうね~。

 シェイクスピアだけじゃない、清水の次郎長は出て来るは、国定忠治は出て来るわ、白波五人男は出て来るわ、日本のお芝居の有名な場面もてんこもり。

 これが、若いパワーで、飛んだり、跳ねたり、歌ったり。そう!実は、これ、ミュージカルなんですよ! 
 なんと、生演奏!橋の下に音楽ブースがあって、お琴が二台、ドラムにキーボード。指揮者付き、豪華です!みんな、生歌。歌、上手やし~。

 しかし、、それにしても、、、
 生とはつまり性なのですね。エネルギッシュっというか、色と欲に正直というか、ええなぁ、天真爛漫っつうか、欲望に正直っつうのは…(^^;

 と、感心している場合ではなく(?)、シェイクスピアのお話がベースなので、みんな、バッタバッタと死んでいくわけです。そんなみんな殺さんでもって思いますが、仕方ないです。ロミオとジュリエットも死ぬし、マクベスも死ぬし、リア王も死ぬし…。まぁ、みんな死んでしまうのが、不満といえば不満でした(^^;

 ともかく若いエネルギーが爆発という感じで、演出も素晴らしく、めちゃめちゃ面白かったです。ピッコロ劇団って、すごいなぁ~。日曜日までやっているので、できたらもう一回見たいぐらいでした…。

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2011-02-21

しょうげき

 週末、ものすごくいろんなことがあったのに…、先週から、腰痛に苦しめられてます(--; 段々酷くなってました。

 ともかく、パソコンの前に片時も座ってられない(--; 座らないと仕事できないのに、先週から座ってられない。まるで拷問の椅子みたい。ソファーに寝転んで仕事してみたけど、無理で、もう、うううと唸りながら仕事してました。ともかく動きだしが動けない。。座って立つ時、うって、息を止めないと立てないぐらい痛い(--; 寝てても痛い。立っているのと歩いているのは楽(--; あーーーー、トシや~~~。

 原因は、多分、冬寒いのとデスクトップが遅いので、リビングでノートパソコンで仕事したこと。ここ2週間、忙しくて根をつめすぎたこと。。。そこへ、息子が寮を出るというのでベッドを送ったり、で、重いものを一人で持ったこと。

 土曜日、ものすごく忙しかったのに、ものすごく痛くて辛かったです。

 昼に、ハロー通訳アカデミーの通訳案内士合格祝賀会が大阪でありました。ホテルの祝賀会~。合格した昨年度はなぜか無かった上に、今年で閉校になるので、最後の祝賀会です。 もちろんご招待~、豪華ホテルの(?)食べ物につられて行きました~(^^;。ハロー、通訳案内士の先行きを見越してか(?)、突然の閉校。私ギリギリセーフ。本当に運が良かったです~。

 で、祝賀会を中座して、こんどは、かつてお世話になったインド関係NGOのJICA事業発足記念パーティへ~。ようやく(足かけ10年)JICAとの事業が始まるということで、色々翻訳の依頼がきて、ともかく久々の顔出しに行って来ました。ここ数年は、ちょっと活動から離れていたのですが、行くと懐かしい顔があって、みんな頑張ってるんやなぁ~と感無量。今の私があるのは、すべて、あの時のインドでのオペレッタ公演のお陰なので、一線ではようやりませんが、時々出来る範囲でお手伝い出来たらいいなぁと思ってます。

 で、それが終わってその足で、いよいよP-actへ~。楽しみにしていた笑劇考房です。
 めっちゃ楽しみ~~~。どんなんやろぅ~。。。単発参加OKです~と言われてましたが、どうも役決まって、立ったりしているので、突然行ったら迷惑やろうなぁ~と思いつつ、見るだけでも楽しいかぁと思ってました。

 最初は、死刑囚のコント。みんな上手やねん~。いやー、コントって奥が深い~。人を笑わせるのって難しい。とても私にはできひんと、内心、非常に怖じ気づきました。このまま見てるだけでいいし~。

 ところが、今回は欠席者が多かったらしく、交換手の役を読んでと言われて、セリフの数は多くないのですが、読むことになりました。いやー、当惑、でも、楽しい~。特に、2回目はなんと市川さんと岡村さんとのご一緒させていただいて、ものすごく良い勉強になりました。

 他の人への注意事項が非常に勉強になるのです。あのうとか、さぁとは、あいまいな言葉って、軽く流しがちだけど、実はそこに感情の逡巡などが表れるから、ものすごく大事な言葉ですという右来さんの言葉には、ものすごく納得しました。私、「読もう!」の時でも、言葉を大事にしていないなぁ~、読むことに一生懸命になりすぎだなぁと反省しました~。

 ということで、非常に楽しかったです~。
 やっぱ楽しいわ~。お芝居って楽しい。。。っという「衝撃」の事実が判明しました。。。
 だって、内面がぴーちぱーちく、ぴちぴち、喜んでいるのが分かるんやもん。
 いや-、分かってたんだけどねぇ~。

 笑劇考房の間は、アドレナリンがバンバン出てるから、忘れてたのですが、終わった瞬間、着替えている時に背中がつりそうになって、腰が痛くて苦しんでました。必死で平気な顔をして帰りましたが、動く度に息が詰まる(^^;
 
 で、腰痛の方(今日は幾分ましです)
 職場環境改善(って自宅のことだけど)をいろいろ考えたあげく、やっぱりちゃんと机に座って、デスクトップで仕事しなあかんなぁという結論に…。デスクトップもう10年前の機種なので、設備投資、買おうかなぁとか。。

 で、久々にビックカメラのDellのお兄ちゃんのところに行って遊ぶかなぁって思っていたら、な、なんと、今日、電車の中でバッタリ。お久しぶりです、調子はどうですかって、声をかけられたのだけど、最初は誰か分からなかった。見たことあるけど、だれやこのお兄ちゃん。。。頭をいっぱい働かせて、あーーー、あの売り場の、何回ひやかしに行っても丁寧に相手してくれたあのお兄ちゃんや~。

 聞くと、ヘッドハンティング(?)されて、今は、Panasonicの営業やってるんやって~。前はかなりオタクっぽかったのですが、みなりもものすごく落ち着いて、素敵な感じになってました~。大阪から京都まで、ずっとパソコン談義。腰が痛いねんって言ったら、席を譲ってくれた上に(^^;、とりあえず今使っているノートパソコンをデスクトップのモニタに繋いだらいいですよ~と、やり方を教えてくれました~。

 名前も知らないけど、お兄ちゃんの未来に幸あれかし。。。

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2011-02-19

公開稽古

遊劇体の「蘇りて歌はん」の公開稽古が行われるというので、行って来ました~。

 京都芸術センターは元学校を改造しているので、稽古場は教室。教室のドアをガラッと開けると、もうみんな揃っている。うわぁ~、大熊ねこさんや!、うわぁ~村尾オサムさんや(ほんま「縄文人にあいういう」は好きでした!)、うわぁ~五条楽園の女神さんや(キャー!、ん(^^?)と、すんごいミーハー気分(^^; 

 キタモトさんが劇や舞台のこと、どういう演出を目指しているかなど、非常に丁寧に説明してくれ、その後、稽古が始まり、一幕を最後まで通しました~。

 達ちゃんは東京弁をしゃべる舞台監督の役。一番年下で軽薄な感じ(^^;が、妙に合ってる。。。

 1960年の話~。私が生まれる前です~。いやー、あの頃ってそんな時代だったのかなぁ。
 実際にあった劇団崩壊の話なのですが、理論とか、○○論とか、みんなめっちゃ熱い。。。というより、暑苦しい。。(^^;
 今の時代と対極にある世界です。

 セリフの80%が漢字で出来ていて、頭んなかで変換するのに忙しい。しかも独白が多くて、会話しているんだか何だか(^^; 。前に達ちゃんに台本をちらっと見せてもらった時、セリフが1ページとか、ここからここまで全部セリフとか聞いていたけど、ほんまに大変そう。

 で、達ちゃんが長台詞を言っているとき、キタモトさんがやってきて、こんなにセリフが長いんですよ~と、一人一人に台本見せて回ってました~。うん、私、知ってる。。稽古見たいねんけど~。。。

 しばらく通して、キタモトさんが稽古をとめて、あれこれ指示。
 「今、とめましたけど、これでまだセリフは10個目なんですよ」。。思わず笑った。。。それだけセリフが長いのです。

 それにしても稽古を見て思ったけど、みなさん非常に緻密に考えているということ。
 そこまで考えて、1個1個積み重ねているんだ~と、プロの厳しさを知った思いです。
 山科で、ひーひー言ってる私は、当たり前だけど、甘い甘い。

 演る方も大変だけど、見る方も大変。ところが、次第に引き込まれていきます。
 人間模様が段々あぶり出されてくる。。。いけ好かない演出家とか、若いニューヒロインとか。。
 何かが起こる予感!
 というところで、一幕が終わりって公開稽古も終了。期待度最高潮で終わるという、まるで絵に描いたような、予告編的終わり方でした~(^^;

 いやー、絶対見にいくで~。
 
 これは、精華小劇場の挽歌なのです。
 大阪難波にある精華小劇場。仕分け(?)で閉鎖が決まったそうです。
 また一つ文化の拠点が無くなります。

 劇団崩壊の話と絡めて、一つの時代の終わりの象徴なのか。。。

 本邦、初演だそうです。

遊劇体のホームページ

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2011-02-16

アライブ・フロム・パレスチナ

 昨日、世界中で話題になったというパレスチナの劇団のお芝居を京都芸術センターで観て来ました。

 なんとアラビア語上演で日本語字幕付き。こんなの初めてです。
 ともかく、めっちゃ忙しかったです。字幕は読まなあかんし、お芝居はみなあかんし。しかも、字幕のセリフ、難しくて、ちゃんと読まなあかんから時間かかる。

 舞台には新聞紙の山。死は日常。でもそこで人々は生活している。なんの政治的メッセージもなく、スローガンもプロパガンダも一切無い中で、淡々と人々の日常が描かれます。

 パンフレットには、「強烈なユーモアとアイロニーで描く、パレスチナの(非)日常」って書いてあったので、笑える感じなのかと思いましたが、ボケボケに平和ボケしている私は笑っていいもんだか、やっぱ、笑ったらあかんのんちゃう~、というか、笑えへんで~というあたりをうろうろ。

 「普通のスーツケースになりたい」というカバンの話があって、普通におかしいのだけど、どうしても笑えない…のですよ。

 お話は、パレスチナの日常です。パレスチナってニュースで見たことあっても、じゃぁ実際何人の人がどんな暮らしをしていてって意外に知らないです。まして歴史はよく分からない。パレスチナの日常って、こちらからみると完全な非日常。想像を絶する世界です。それが、分かっただけでもいいのかな…。

 死はこの束縛から解き放ってくれる、という言葉。分かるだけに重いものがありました。

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2011-02-15

不条理劇

 前回に続いてベケット作「ゴドーを待ちながら」を読むため、P-actの「読もう!声に出して」に行って来ました。

 同じ本を続けて読むのは初めて。2回目だしどうなるやろ~と思ってましたが、前回は人がセリフとト書きごとに順々に変わっていく読み方。今回は読み方を変えて、見開き2ページの役を受け持って変えていくことになりました。

 前回は、人が変わることで作品のばかばかしさというか、面白さが際だった感じ。今回は、私的には読む楽しさが味わえた感じです。といっても、主人公のキャラがコロコロ変わるから(さっきとちゃーうやん、怒ってたんはお前やんけ~、とか)、戸惑うけど、それでもちょっとあーこの人のキャラこうかなとか考えられて面白かったです。

 実は、あれから英語の原書、読みました~。
 こちらも、目で読むより、声に出して読んだ方が面白かったです。二幕の最初の歌は、バカバカしい詩なのに、ちゃーんと韻がふんであるし、ラッキーの意味不明の長台詞は、結構テンポが良くて読みやすいです~。

 意外に、下ネタが多い(^^; 日本語はキレイに訳してあるけど、あれってあれやんなぁみたいな(^^;

 まぁ、結構楽屋落ち&時事ネタなどがふんだんにあって、日本語訳見てもよく分からないというところも当然ながらありましたが、会話の面白さも味わえたかなぁ~。

 申し訳ないけど、私としてはベケットさんのこの作品、たっぷり楽しませてもらいました。

 不条理劇、原語は、absurd 意味が2つあります。1つは、今の言葉で言うところの「わけわかんなーい」という馬鹿馬鹿しさ。もう一つは、やるせないというかどうにもならない不条理さ。

 ゴドーを待ちながらは、多分、前者の意味の方が強い気がしました。今回は、前回感じた寂寥感というよりは「諦観」に近いものを感じたかな。

 で、後者のどうにもならない不条理さが際だったのが、土曜日に京芸でみた別役実作「にしむくさむらい」。別役さんは、こっちの意味の不条理にひかれたのかも。

 なんと!P-actで飲んでの帰り。終電で、にしむくさむらいの演出の河口さんに会ったのです。
 昨日は何も出てこなかった感想、1日たって思ったことなどいろいろ話が出来て楽しかったです。

 気になっていた、石の落ち方(^^;と、結婚指輪と(^^;、そして煙草の吸い方(^^;など、心にひっかかってた事が伝えられたし、河口さんがどういう意図で演出したかとか聞けて、めっちゃラッキーでした。
 
 不条理劇は、不条理を楽しむというスタンスがいいのだなぁと、ちらっと思いました~。

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2011-02-12

にしむくさむらい

DDシアターで、にしむくさむらいを見て来ました。

別役実さんの作品を見るのは、初めて。
いやー、ブラックだった~。
途中、笑うところもいっぱいあったのだけど、なぁ~、後味の悪いブラックな感じがなんともはや…。

救いのない不条理劇って、やっぱり、感想の書きようがないです。

と、一旦は終わりましたが、やっぱりもう一言。。。

若い頃は、結構、くらーい救いの無い映画とか好きだった。
いつの頃からか、暗い映画が見られなくなった。多分、現実が甘くなく、むしろ苦く、描かれている世界が「夢の世界」ではなく、現実の延長線にあることに気付いたからなんでしょう。

なので、救いの無いブラックな劇に感想が出てこないのは、もしかして私が年をとったせいなのかもしれないと、パンフレットにあった、「これからも若者は、勢いと発見と挑戦を続けて行きたいと思います」という言葉を見て思いました。

勢いも、発見も、挑戦もまだまだ負けてないと思うんだけどねぇ~~。

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琵琶湖マラニック(Youtube版)

またもや、jowanさんが映像にして下さいました~。
ほんま、雪やったんやで~。

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2011-02-11

琵琶湖マラニック

Biwako6Venさん主催の琵琶湖マラニック、バス丼食べて、水春のお風呂に入ろう!に行って来ました。

 昨日から天気予報は、雪。大雪。積雪。。。

 で、朝、7時頃から伏見は吹雪(^^; ずんずん積もる♪で、エライことになってましたが、ともかくダメならお風呂に入って帰ろう~と準備万端整えて出かけました。

 こんな日に走るなんて私も物好きやなぁと思っていたら、なんのなんの、結局、みんな雪をもものともしない猛者ばかりなのか(それともホントに走るのが好きなヘンな人たちなのか?)(^^;、なんと一人の欠席者もなく!全員が瀬田のイオンモールに揃いました!スゴイ!

 ということで、当然ながら走るよね~ということになり、雪の中を出発と相成りました。

 でも、意外に風がなくて暖かく、次第に天気も回復傾向。

 ぺちゃぺちゃおしゃべりしている内に、あっという間に、1時間ほどで琵琶湖博物館に到着しました~。
 噂のバス天丼は、本当に普通の白身のお魚で、とっても美味しかったです~。

 そこで、私は離脱。みなさんは琵琶湖大橋を渡る旅へと行きました~。

 帰りの10km の一人旅は、さっきまで本当に楽しかった反動で淋しかったです(--;
 いつもは一人で走るのは好きで、苦にならないのですが、寒いからか筋肉が固まって足が前にでないなぁと思いつつ走ってました。
 それでも、晴れて来て、対岸の景色がキレイで、結構楽しめました。

 無事にイオンモールに到着。ところが、それから迷う(^^;迷う(^^;
 朝、コインロッカーに荷物を預けたのですが、そのコインロッカーが分からない。朝はお店が閉まっていたので、全然様子が違うんです。かなりさまよったあげくに、やっとこさ噂のスーパー銭湯「水春」に。 

 お風呂はとっても満足でした~。
 露天風呂も何種類もあって、アイシングもできるし、マッサージもできる(すごいジェット水流)し、とっても満足でした~。

 夕方から仕事でビールが飲めなかったのと(^^;、途中離脱は悲しかったけど、でも、20kmのマラニック、ちゃんと走れて、自分では満足。すごい自信になりました。これから、少しずつ距離を伸ばして行きたいです~。

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2011-02-09

ろくでなし啄木

 三谷幸喜演出のお芝居を観るのは、「オケピ!」以来です。

 労演に案内が来ていて、藤原竜也やし~、テレビで稽古の様子を見てたし~ということで、つい食指が動いて見に行って来ました。
 
 うん、面白かった~。非常に面白かった~。
 なんか、非常に「舞台!」って感じだった。。。←よう分かる話やな(^^;)つまりですね。。。

 お話は、かの石川啄木、小学校の時は好きで詩集を読んでました(私、文学少女(死語(^^;)だったので)。あの石川啄木さんが、実はトンデモない奴だったらしいと知ったのは大人になってからです。その石川啄木さん、いかにトンデモない奴だったかというのが、田舎のひなびた旅館で繰り広げられる一夜の出来事で描かれます。

 登場人物は、おとみさん(吹石一恵)と、てつさん(中村勘太郎)、そして石川啄木(藤原竜也)の三人だけ。石川啄木とおとみさんは恋人同士、てつさんは啄木に資金援助をしているテキ屋さんで、めっちゃ良い人で、しかもおとみさんに恋心を抱いています。

 このお芝居、サスペンス風、謎解き風になっています。ある出来事の裏には、実は同時並行で別のお話が隠れていて、実は、あの時、あの部屋では…と謎解きが始まるのですが、その手法が、「再現ドラマ」風、テレビでいうところの「プレイバック」「回想シーン」。これを、もう一度最初から順を追って、見事に舞台でやるんだなぁ~。鮮やか、お見事としか言いようがなくて、感心して見てました~。

 舞台もシンプル、畳で前後に二間あって、時々障子が出て来て間仕切りになるだけ…。
 あっちの部屋とこっちの部屋が一瞬で入れ替わって、面と裏が入れ替わって、舞台でしかできない演出です。三谷幸喜さんって、映画とかテレビはいっぱい見ていたけど、まさか舞台でこんな手法を使うとは予想してなかったので、私としては非常に楽しかった。笑いもいっぱいあったし~。

 それと、中村勘太郎さんがめっちゃ良かったです~~~。
 吹石さんは、爽やかなお色気で意外に好感が持てました~。もっとドロドロの話かと思ったら、意外に違って、私的には好きでした~。

 お芝居を観た後、とくちゃんとダメな男に惹かれる女心について飲みながら話してました~。
 あはっ(^^; 気がついたら3時間経過~。
 大概、うちらもアホや~(^^;
 

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2011-02-05

童心&化粧

今日は忙しかったのです。

午前は、P-actステージ、午後からは井上ひさしさんの「化粧」の演劇講座が京都労演であって、お芝居三昧の日でございました~。

 はーい、たった300円で、1時間もじっくりと楽しめるP-actステージですよ~。

 P-actステージの何が楽しいかというと、童心に戻れるということでしょうか~。童心に戻るのは大好きなので、子供が小さい頃は、子供にかこつけて長い滑り台を嬉しそうに滑ったり、泣いてる子供を引き連れてスライダーを下ったり、子供そっちのけで網をうばってセミ取りしたり……してましたが、最近は、子供がいなくても童心に帰れるようになりました(爆)

 ということで、まずは「鬼のパンツ」と「うさぎのパンティheart02」を歌って踊り(?)、座っていたのに汗をかきました~。やっぱ、観客一体型(?)は楽しい~。

 次は、初登場、人形劇団京芸のひだりー君のギターの弾き語り、もとい、ギター演奏(?)。ひだりー君、というピンポン球みたいな人形が左手の人差し指についているのです。左手の人差し指なしで、ギターを弾くのは難しいと、昔ギターを弾いていた私としては、かなり尊敬しましたが、ちょっと惜しい(^^;

 ギターのネックの下から、ひだりー君が顔を出すところがめっちゃ可愛かったので、もっとネックで遊んだら、もっと楽しいのに~~と思いました(^^; 

 最後は、とびだすかみしばい~~。飛び出す絵本の紙芝居版?何が飛び出すのかと思うと、いろいろ飛び出す。大体、紙芝居の扉からして、非常に手が込んでいて感心して見てました。なんせ、紙芝居なのに、コアラさんとラクダさん、二人も助手がいるのです。もう大変です。

 上にカラスが飛ぶわ、下から鶏が出るわ、紙芝居が上に伸びたり、戻ったり、何層にも重なった楽しい構造になっていて、ものすごく手が込んでます。もう見てて、目がキラキラしてきます。

 お話は、「夢太郎」、三年寝太郎にちょっと似てるけど、寝太郎よりスケールの大きなお話でした~。三年寝太郎の話って好きやねん。それよりダメ度合いの大きいのんだくれの夢太郎、最後はお金持ちになるしハッピーエンドだし~、昔話はやっぱり楽しいなぁ~~。
 
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楽しい余韻を引きずったまま、京都労演へ~。
次回例会は、井上ひさし作、一人芝居の「化粧」なのです。
お話して下さったのは、平田康さん。井上ひさしさんの生い立ちなどを交えて、作品についてやさしく解説して下さいました~。

井上ひさしさんと言えば、私にとっては「モッキンポット師の後始末」。ケラケラ笑いながら読んだ覚えがあるけど、ひょっこりひょうたん島が井上ひさし作だと知ったのは、つい最近。ましてお芝居を観たのは、ごく最近で、「兄おとうと」「きらめく星座」「父と暮らせば」、今月「天保十二年のシェイクスピア」を見に行く予定にしているけど、それほど沢山は見ていない。

なので、平田先生のお話は、門外漢の私にも分かりやすくて面白かったです。

第1は、井上ひさしの戯曲は、「私戯曲」だということ。
「きらめく星座」の話は、実際に実家のよろず屋で、お父さんが集めたジャズレコードを戦前に非国民と言われて割られた話がもとになっているとか、道元の冒険は、井上ひさしさんがカトリックの施設に預けられていた時の話など、いろいろ例を挙げて話してくれました。

特に、脚本を書くために、方言辞典を作ったこと、父と暮らせばでは広島弁の方言を600語集めて辞典を作ったらしいのですが、その元は、中学校時代に東北各地を転々とした時に自分で作った4カ国語(山形、青森、岩手、宮城)辞典だったなど、さすが~と感心しました。

第2は、井上ひさしの「思想」について、その基本は戦後民主主義、敗戦で「開放感を感じた」ことがすべての原点になっているという話でした。それが一番表された作品が「十一ぴきのねこ」で、どうやら5月か6月に大津で見れるようなので、ものすごく楽しみになりました~happy01

第3は、井上戯曲の「喜劇」について。これは、浅草にあったストリップ劇場「浅草フランス座」で働いていた時に、劇場と役者さんから学んだという有名な話。当時の「浅草フランス座」は、ストリップ劇場とはいえ、1時間ぐらいのお芝居をやっていたらしく、「浅草の東大」と言われたぐらい文化水準が高い(?)ものだったらしい。その後、放送作家になって、「ひょっこりひょうたん島」を発表します~。で、エンターテイメント満載の抱腹絶倒ミュージカルを作るようになっていくのです。

で、最後に、今回の例会の「化粧」の話。
大衆演劇の女座長が主人公、化粧をしながら、段々と常軌を逸していく…。
「化粧」は一人芝居、何もない…。「観客の活発な想像力」を使うお芝居。

そうそう、去年大阪に見に行った別の劇(くもおんな)では、全部みせんでも想像させて~というぐらいお客の想像力を奪う演出で、全く面白くなかったので、言いたい意味は非常によく分かる~。

今回は、「観客の活発な想像力」が欠かせないらしいので、非常に楽しみです。
平淑恵さんの一人芝居なのですが、今回は「声」が強調されているのが、渡辺美佐子さんとは違う点らしい。

京都労演の例会、このブログの左にもちらっと日時の案内がしてあります。
2月27日(日)15:30から、28日(月)18:30から
お問い合わせは、京都労演(075-211-7855)まで。
1ヶ月の会費3500円で、年7回素敵なお芝居が見れますよ~。

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2011-02-01

人生の目標(^^;

 ジョグノには書いたが、先週、そう、ゆっきーが来た同窓会?の前の晩、夜中に胸痛(?)背中痛(?)に襲われて寝られなかった。
 ともかく、右向いても左向いても上向いても痛くて寝られず、深呼吸すると肋骨が痛い。

 外科的なのか内科的なのかも分からず、一人暮らしなので、このまま死んだら孤独死って書かれる(;^_^A アセアセ…と、ものすごく焦る(^^; 思わず玄関の鍵を開けに行く(^^; 春には娘が帰って来て、この優雅な独身生活も終わるのだけど、ともかく心細い。

 朝になって、病院に行こうと思うが、整形外科か接骨医かはたまた内科か散々悩んだあげく、考えられる直接的原因は、仕事で肩から背中がずっとパンパンに張っていたこと、それをほぐすために走りに行ったことしか考えられず、とりあえずいつもの接骨医に行った。

 先生、背中を触って、「こら、あかんわ」(^^;
 「こんなガチガチだったら、背骨も何もうごかへん」 ほんまコルセットを嵌められているみたいで息が出来ず、ストレスからか胃腸も動いてない感じだった…。

 電気当ててもらって、ほぐしてもらったら楽になって、その晩はぐっすり眠れました。
 
 先生の解説では、どうやら仕事で首から腰にかけてガチガチに凝って固まり、猫背のまま、身体がゆがんだまま走ったから、肋骨が圧迫されて痛みも出て、太ももまでやられたのではないかということ。

 そう言えば、あの日いつものようにいつもの場所を走ったのにも関わらず、太ももがものすごい筋肉痛で、階段も下りれないぐらいになっておかしかってん。

 長い前振り、ここからが本題(^^;

 話し好きの先生、スポーツは一通りやってはるのです。今は走らないのですか?と聞くと、いやー、30代の間は仕事頑張るという人生の目標を立ててたからちょっと小休止、40になったら再開しようかなあと思ってるという。

 「うわぁ~、人生の目標ですかぁ~すごいですね~」というと、ツボにはまったらしく、「僕は西暦何年までに何をするって目標を立てていて、僕の人生は設計通りなんだ~」と、突然手帳を取り出してきて解説し始めた。

 スゴイ。。。。設計から外れまくりの私の人生とは大違い(^^;

 手帳の最初のページから、「大目標」「やりたいこと」そして「やりたくないこと」「ミッション」とかがずらーーと列挙してあって、その後に10年ぐらいのスパンで目標が書いてある。

 何が書いてあるかまでは見えないけど、「やりたくないこと」を書き出しているところがすごいなと思った。
 やりたいことは山のようにあるので、私も、「やりたくないこと」を書き出してみよう。

 で、人生の大目標なぁ~、人生の目標…、目標…

 で、思いついた人生の大目標…
 「転んでも寝たきりにならない身体になる」(;^^)へ

 うん。大事なことや(^^; 

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