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2011-02-05

童心&化粧

今日は忙しかったのです。

午前は、P-actステージ、午後からは井上ひさしさんの「化粧」の演劇講座が京都労演であって、お芝居三昧の日でございました~。

 はーい、たった300円で、1時間もじっくりと楽しめるP-actステージですよ~。

 P-actステージの何が楽しいかというと、童心に戻れるということでしょうか~。童心に戻るのは大好きなので、子供が小さい頃は、子供にかこつけて長い滑り台を嬉しそうに滑ったり、泣いてる子供を引き連れてスライダーを下ったり、子供そっちのけで網をうばってセミ取りしたり……してましたが、最近は、子供がいなくても童心に帰れるようになりました(爆)

 ということで、まずは「鬼のパンツ」と「うさぎのパンティheart02」を歌って踊り(?)、座っていたのに汗をかきました~。やっぱ、観客一体型(?)は楽しい~。

 次は、初登場、人形劇団京芸のひだりー君のギターの弾き語り、もとい、ギター演奏(?)。ひだりー君、というピンポン球みたいな人形が左手の人差し指についているのです。左手の人差し指なしで、ギターを弾くのは難しいと、昔ギターを弾いていた私としては、かなり尊敬しましたが、ちょっと惜しい(^^;

 ギターのネックの下から、ひだりー君が顔を出すところがめっちゃ可愛かったので、もっとネックで遊んだら、もっと楽しいのに~~と思いました(^^; 

 最後は、とびだすかみしばい~~。飛び出す絵本の紙芝居版?何が飛び出すのかと思うと、いろいろ飛び出す。大体、紙芝居の扉からして、非常に手が込んでいて感心して見てました。なんせ、紙芝居なのに、コアラさんとラクダさん、二人も助手がいるのです。もう大変です。

 上にカラスが飛ぶわ、下から鶏が出るわ、紙芝居が上に伸びたり、戻ったり、何層にも重なった楽しい構造になっていて、ものすごく手が込んでます。もう見てて、目がキラキラしてきます。

 お話は、「夢太郎」、三年寝太郎にちょっと似てるけど、寝太郎よりスケールの大きなお話でした~。三年寝太郎の話って好きやねん。それよりダメ度合いの大きいのんだくれの夢太郎、最後はお金持ちになるしハッピーエンドだし~、昔話はやっぱり楽しいなぁ~~。
 
bell
楽しい余韻を引きずったまま、京都労演へ~。
次回例会は、井上ひさし作、一人芝居の「化粧」なのです。
お話して下さったのは、平田康さん。井上ひさしさんの生い立ちなどを交えて、作品についてやさしく解説して下さいました~。

井上ひさしさんと言えば、私にとっては「モッキンポット師の後始末」。ケラケラ笑いながら読んだ覚えがあるけど、ひょっこりひょうたん島が井上ひさし作だと知ったのは、つい最近。ましてお芝居を観たのは、ごく最近で、「兄おとうと」「きらめく星座」「父と暮らせば」、今月「天保十二年のシェイクスピア」を見に行く予定にしているけど、それほど沢山は見ていない。

なので、平田先生のお話は、門外漢の私にも分かりやすくて面白かったです。

第1は、井上ひさしの戯曲は、「私戯曲」だということ。
「きらめく星座」の話は、実際に実家のよろず屋で、お父さんが集めたジャズレコードを戦前に非国民と言われて割られた話がもとになっているとか、道元の冒険は、井上ひさしさんがカトリックの施設に預けられていた時の話など、いろいろ例を挙げて話してくれました。

特に、脚本を書くために、方言辞典を作ったこと、父と暮らせばでは広島弁の方言を600語集めて辞典を作ったらしいのですが、その元は、中学校時代に東北各地を転々とした時に自分で作った4カ国語(山形、青森、岩手、宮城)辞典だったなど、さすが~と感心しました。

第2は、井上ひさしの「思想」について、その基本は戦後民主主義、敗戦で「開放感を感じた」ことがすべての原点になっているという話でした。それが一番表された作品が「十一ぴきのねこ」で、どうやら5月か6月に大津で見れるようなので、ものすごく楽しみになりました~happy01

第3は、井上戯曲の「喜劇」について。これは、浅草にあったストリップ劇場「浅草フランス座」で働いていた時に、劇場と役者さんから学んだという有名な話。当時の「浅草フランス座」は、ストリップ劇場とはいえ、1時間ぐらいのお芝居をやっていたらしく、「浅草の東大」と言われたぐらい文化水準が高い(?)ものだったらしい。その後、放送作家になって、「ひょっこりひょうたん島」を発表します~。で、エンターテイメント満載の抱腹絶倒ミュージカルを作るようになっていくのです。

で、最後に、今回の例会の「化粧」の話。
大衆演劇の女座長が主人公、化粧をしながら、段々と常軌を逸していく…。
「化粧」は一人芝居、何もない…。「観客の活発な想像力」を使うお芝居。

そうそう、去年大阪に見に行った別の劇(くもおんな)では、全部みせんでも想像させて~というぐらいお客の想像力を奪う演出で、全く面白くなかったので、言いたい意味は非常によく分かる~。

今回は、「観客の活発な想像力」が欠かせないらしいので、非常に楽しみです。
平淑恵さんの一人芝居なのですが、今回は「声」が強調されているのが、渡辺美佐子さんとは違う点らしい。

京都労演の例会、このブログの左にもちらっと日時の案内がしてあります。
2月27日(日)15:30から、28日(月)18:30から
お問い合わせは、京都労演(075-211-7855)まで。
1ヶ月の会費3500円で、年7回素敵なお芝居が見れますよ~。

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