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2011-02-25

天保十二年のシェイクスピア

めっちゃ、おもろかったで~~♪♪♪

 西宮北口にある兵庫県立芸術文化センターに、「天保十二年のシェイクスピア」を見に行って来ました。
 井上ひさし作!

 井上ひさしさんって、めっちゃスゴイわ。なんせ、お話の中に、シェイクスピアの37作品が盛り込まれてます!舞台は、江戸時代の天保年間。宿場町の色街。飯盛り女という名の女郎さんがわらわら。赤い襦袢っつうか、腰巻きがキレイ、もちろん上のおべべも絢爛豪華。で、宿場町を仕切る、親分さんやら、姐さんやら、子分やら、わらわら~。

 親分に三人の娘がおります。そう、リア王の三人娘のもじりですよ~。そして、長女と次女が後を付くけど、抗争が勃発。片方の組は、よだれ牛(ぎゅー)の紋太(もんた)、つまりロミオとジュリエットのモンタギュー家ですよん。そこにからむのはせむしの三世次(みよじ)、これはリチャード三世だそうだ~。尾瀬の幕べえは、もちろんマクベス!薄幸のおふゆさんは、オフィーリアです。

 と書くと、なにやら訳分からないような、難しいのかと思えかもしれないけど、セリフは結構、下ネタ満載、しかも、かなり、際どいシーンもてんこ盛りで(^^;、うわ、舞台でせんといて~(^^;、と最初ちょっと焦りました(^^; 

 お話の筋は非常に単純で、日本の話だし、見ていると全く違和感がなく、けど、突然「生きているのか死んでいるのか、それが問題だ!」とか、「王次、王次、どうしてあなたは王次なの!?」とか、ほとんどギャグ的に有名なセリフがちりばめられていて楽しい。 しかも恨めしやの幽霊(リア王の亡霊のもじり)やら、老婆(魔女)やら、そういう仕掛けも面白い。シェイクスピアとか好きな人はたまらないのでしょうね~。

 シェイクスピアだけじゃない、清水の次郎長は出て来るは、国定忠治は出て来るわ、白波五人男は出て来るわ、日本のお芝居の有名な場面もてんこもり。

 これが、若いパワーで、飛んだり、跳ねたり、歌ったり。そう!実は、これ、ミュージカルなんですよ! 
 なんと、生演奏!橋の下に音楽ブースがあって、お琴が二台、ドラムにキーボード。指揮者付き、豪華です!みんな、生歌。歌、上手やし~。

 しかし、、それにしても、、、
 生とはつまり性なのですね。エネルギッシュっというか、色と欲に正直というか、ええなぁ、天真爛漫っつうか、欲望に正直っつうのは…(^^;

 と、感心している場合ではなく(?)、シェイクスピアのお話がベースなので、みんな、バッタバッタと死んでいくわけです。そんなみんな殺さんでもって思いますが、仕方ないです。ロミオとジュリエットも死ぬし、マクベスも死ぬし、リア王も死ぬし…。まぁ、みんな死んでしまうのが、不満といえば不満でした(^^;

 ともかく若いエネルギーが爆発という感じで、演出も素晴らしく、めちゃめちゃ面白かったです。ピッコロ劇団って、すごいなぁ~。日曜日までやっているので、できたらもう一回見たいぐらいでした…。

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