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2011-05-02

高野山

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高野山に一泊で行って来ました~。高野山は、桜がキレイでした!

 外国人旅行客、特にフランス人に人気だった高野山(過去形なのが悲しい)、何がそんなにフランス人を引きつけるのだろうかと興味があったのと、密教って説明が非常に難しいので、何かヒントがあるかなと思って行きました。高野山に行くのは久しぶり、学生の時は考古学やっていたので、発掘調査で数週間住んでいたのですが、全く記憶にない(爆)。その後も家族で車で行って宿坊に泊まったりしたのですが、高野山自体はやっぱりあまり記憶がない(爆)。やっぱり自分の足で歩き回らないと実感が湧かないのです。。

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 行きは、ケーブルに乗らずに、極楽橋から不動坂を上がって女人堂までウォーク。2.5kmぐらいだけど、標高差400mぐらい、あまりの急坂にブーイングの嵐。昔の人はエライなぁ、歩いて上がってきはってんで~と言いながら、1時間汗だくになりながら登り、目の前に女人堂が見えた時は、ちょっと感動。女人堂の横に門柱が立っていて、そこから金剛峯寺になるのだけど、昔は女人禁制で、ここから先は女性は入れなかったのかと思うと、なんか切なくなった。

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 娘がブーイングの嵐だったのには訳があって、つまりは昼ご飯も食べれないまま歩かせたから(^^; やっと高野山に着き1時半に遅い昼食。もちろん精進料理!仕方がないので、お昼は奮発しました。その後、金剛峯寺をじっくり回る。

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 金剛峯寺は、意外にシンプルな外観。このあっさりとした雰囲気が好まれるのかもと思った。お庭も雄大だし、庫裡(台所)は楽しい。その後、大門へ行く。この大門も寺域の端。女人道の通り道にある。女人堂にしろ、大門にしろ、いよいよここから内側が寺域なんやな~の実感が沸いてきた(昔は全山が金剛峯寺だったらしいが)。その後、金堂などの大伽藍を回る。

 疲れたので、早めに宿坊に行く。ラン友さんオススメの宿坊。もう1箇所泊まってみたかった宿坊(外国人対応しているところ)もあったけど、まぁここは自分の観光を優先してみました。ついでなので、写経と阿字観という瞑想も申し込む。

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 4時過ぎに宿坊に入ったけど、なんと夕食は、お寺なので5時半!ちょうど良かったのです~。精進料理はお膳が3つもあって、めっちゃ美味しかったです。

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 夕食後お風呂に入ってから、二人で写経(^^; 500円余分に払って、筆と墨で書きました~。下書きがあるので、意外に楽ちんです~。2時間ぐらいかけて般若心経を書き終わる。個人的なお願いに何を書くか、散々悩んだ。終わった頃にはすっかり眠くなって、10時には就寝しました。

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 次の日の朝は、5時半に起きて、6時から本堂で勤行。1時間ぐらいの勤行でした。真言密教の教えは、今をどう生きるか、つまり死んで極楽に行くと言うのではなく、今のこのときをどう生きるかという教えだという、お坊さんのお話もなかなか良かったです~。
 
 そして、朝食。朝食の精進料理もお膳が2つあって、これまたとっても美味しくて満足。

 その後、密教の座禅である「阿字観」という瞑想をする。禅の座禅と密教の座禅の違いは、禅は頭を空っぽ「空」にするのに対し、密教はイメージを(最終的には大日如来の中心から宇宙と一体化する)持つということらしい。
 座り方、呼吸法から教えてもらうが、呼吸法が意外に難しくて、腹式呼吸(得意のハズなのに)していると息苦しくなるし、半眼も難しいし、まずはちゃんと座れない(^^; しばらく瞑想しているが、瞑想しているのか寝ているのか分からなくなって、一瞬ひっくり返りそうになった(^^; いやー、奥が深いです。手引きをもらったので、家でも気持ちを落ち着けるのに挑戦してみたいです。

 密教にも瞑想があるとは知らなかったので、この瞑想が外国人を引きつける1つの要素なのかもしれないとちょっと思いました~。

 宿坊に泊まって、精進料理を食べ、写経に勤行に瞑想、異界の雰囲気をちょっとだけ味わうことができました。

 その後は、奥の院へ。実はなんと奥の院に行くのは初めてです!奥の院は、墓地ですが、ふるーいお墓などいっぱいあってなかなか凄い雰囲気。平安時代から1200年の歴史の重みを感じました。八十八箇所巡りをして来たのか、同行二人の笠と杖をもった人もいました。お昼どきには、修行のお坊さんがわらわらと出て来ます。

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 京都の観光地のお寺では、よく外国人に、ここは「activeか?」と聞かれます。つまり今なお信仰の場として生きているか?という意味です。観光だけのお寺とか葬式仏教のお寺とかが多い中、ここは、ほんとに「active」な生きているお寺なんだなぁと、高野山全体を回ってみて、思いました。

 あと、豊臣家の菩提所の説明を見て思ったこと。高野山、織田信長に焼かれなくてよかった~。というか、空海の金剛峯寺と同じ時に出来た最澄さんの比叡山延暦寺。信長に焼かれてしまったけど、ほんまはこのくらいすごいお寺やったんやろうな、ほんま信長ってトンデモなかったんやなぁというのも改めて思いました。都から遠く離れていたから、生き延びられたのでしょうね~。

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コメント

小学校の林間学校も高野山だったし,もっと小さい子どもの頃から何度も行きました。大人になってからも3回ぐらいは行ったかな。夏も涼しくていいけど,大晦日から行って高野山で年越しするのもお奨めです。雪のうっすら積もった凍てつくような奥の院で見る年越しの法要は,とってもゴージャス&エキサイティング!宿坊は寒いですが,これがまた静謐な気分を盛り上げ,夕食(あれ?元旦だったかも?)に付いてくる燗酒で暖まるのも最高です。

投稿: みーむ | 2011-05-02 23:29

写経もメディテーションもやってきたのですね!!
さすがです!
心が、落ち着きましたか~。
精進料理、満足だったようで、良かったですぅ。
ちゃんと、ビールもあるしぃ。
奥の院の雰囲気は「凛」としていて、好きですね!
観光客、少しはGWで増えていたら良いのですが・・・。

投稿: おかん | 2011-05-03 00:56

みーむさん、
 みーむさんは何度も高野山を満喫してらっしゃったんですね!冬の高野山、寒いやろうなって思うけどちょっと興味があります。冬の燗酒は美味しそう~。

投稿: めぐむ | 2011-05-04 09:40

おかんさん、
 お陰さまで良いところを教えてもらって、めっちゃ満喫して帰って来ました~。やっぱりあの静けさとゆったり流れる時間は、普段ではなかなか味わえないものですね~。観光客は少なかったです(^^;早く戻って来るといいのだけど~。

投稿: めぐむ | 2011-05-04 09:41

サイト偶然見つけました。高野山の外国人対応で有名な宿坊はR院ですか?私もそう思い一度泊りました。二回目は多分他にします。

投稿: Kuma | 2011-05-06 13:11

Kumaさん、コメントありがとうございます。
 私は日経新聞の記事で読みました~。どこも行ったことがないので、何とも言えないのですが。
 http://www.nikkei.com/life/gourmet/article/g=96958A96889DE3E3E1E4E5E0E4E2E0E2E2E5E0E2E3E2979EE382E2E3;p=9694E0E4E3E0E0E2E2EBE1E3E3E7
 です。

投稿: めぐむ | 2011-05-06 14:16

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