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2011-06-16

読もう!「愛について語るときに我々の語ること」

昨日は、久々P-actで「読もう!声に出して」の会がありました~。
レイモンド・カーヴァーさんの「愛について語るときに我々の語ること」から短編2つでした。

 初めての小説編でした~。

 小説はおもしろい~。何が面白いって、感想が全然違うから。。内容自体が非常に曖昧な雰囲気をもった小説なので、人によって受ける印象が全然違うのです。あー、そんな絵が見えるんや~。へぇ~、そんなこと思わなかったけど、そう解釈するんやって。普通、小説の感想なんて言い合わないので(特に文学的な作品は)、なんだか、読書会?みたいで、私的には非常に刺激的でした。私的にはもっとぐちゃぐちゃ話していたかったです。

 最初の作品。Why don't you dance? おそらく中流階級の住宅地。隣との間隔はそんなに開いていないはず。道路から家までの距離はおそらく10mぐらい。車寄せといっても、ちょっとした続きの道路。。おそらく1階は居間とダイニングキッチン、二階は2部屋。。彼女が出て行った。。自分もここを出て行こうか、それとも家の改装してここに留まっていようか、それはまだ迷い中。。思い出を捨てようと決めたがまだ捨てがたい。。雑然と外に置いた家具。けど、思い出のかけらがそこここに…。レコードを掛けた。古い思い出の曲。彼女と踊った曲。足を止めたカップル。。「踊らないか?」この子たちはこんな曲なんて聴いたこともないんだろうなって思いながら、その娘と踊る。。ヤードセールで家具を買い取ったカップル。。知らずに男の思い出まで買ってしまっていた。。この変な気持ちは多分その重さ。って思うのだけど、こんなことは文章には一言も書いてない。。けど、私の頭の中の絵が出来上がった。というのが、小説の面白さかな。

 村上春樹の翻訳だったけど。独特。。特に漢語とカタカナの落差が、何これ?って感じ。読書灯はなんで漢語で、ナイトスタンドはカタカナなんか。ともかく日本語とカタカナの落差が激しすぎ、カタカナの方がオシャレなのか?それとも日本にないものがすべてカタカナになるんだろうか。。絵が描けるよう、もうちょっとちゃんと訳したらいいのにぃと、私としては、非常に不満でした。なんだか、昔のこなれてない翻訳物を読まされている感じ。。そう、私とは基本的に「語感」が違うんだ。。。機会があったら、原作を読んでみよう。。。

 でも、小説と戯曲では、世界観?時間軸?が違って、この違いは、非常に新鮮で面白かったです~。

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