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2012-02-01

近況(父のこと)

ブログの更新がストップしてました。

 主な原因は、年末から調子の悪かった父が入院し、その後、勝手に退院してきて(^^;、自宅での看護体制を確立するのに大わらわだったことです。

 父は、心臓弁膜症という病気で、なんと私が小学校5年生の時、神戸で、初めての心臓の人工弁の手術を受けました。今から40年ほど前の事です。前年に母を亡くしていたので、父が生還してくれていなかったら、ほんま私と弟はどうなっていたことか…。生還してくれた父にほんま感謝です。その後、再婚した母は、そんな病弱な父を何十年もずっと支えてくれています。

 それから、松江で人工弁の僧帽弁弁置換の手術、京都で二個の人工弁(僧帽弁と大動脈弁)の手術、そして数年前には容態が急変して、京都からようようの思いで豊橋まで父を運んで緊急手術、4度の大手術を乗り越えてきました。豊橋に行った顛末は、確かこのブログにも書きました。
神の手

 が、最近あまり体調が思わしくありません。心臓の機能が衰えて、浮腫と肺に水が溜まるようになってきました。が、外科手術はもう年齢的にできない…。

 4度の大手術を乗り越えて来た父は、ほんま前向きなしっかりした人です。父は生化学の研究者だったため、自分の身体を実験台みたいにして、毎日の体調を記録して、試行錯誤しています。つまり、40年蓄積した知識と経験では、どんなお医者さんより詳しい(^^;っつうか、誰も言い負かすことができません。

 現在の医療は病気を治すためのものですが、父は自分の病気が治らないことを知っているので、いかに楽にQuality of Lifeを維持しつつ、普段通り家で生活するかを追求したあげくに、勝手に検査拒否して退院して来たわけです(ほんまめっちゃめちゃ頑固で、人の言うことを聞きません(--;)。

 病院は、治療も検査も拒否する患者を置いてくれるわけもなく、けど、家族の思い(当然父の思いとは異なり、少しでも良くして欲しい)は病院側に伝えました。ほんま、病棟長と主治医と担当医と、言うことをきかない父と、おろおろする母の5人相手に、私はめっちゃめちゃ頭を使って熱弁をふるって、滅茶疲れました(--; 取りあえずは、家族の思いは病院側には伝わったのですが、やっぱり父は退院すると言って聞かず、ともかく喧嘩だけはするなとコンコンと言い聞かせて(^^;、なんとか円満に(?)退院することとなりました。

 笑ったのは、父。父「わしゃ退院するんじゃ」と大きく出たので、歩けるんかと思ったら全然歩けへん(^^; それでも、意地で看護ステーションの前だけ自力で歩いたのには、笑いました。角を曲がったとたんに、車いすを取って来て座らせました(^^;ほんま見栄っぱり(^^;

 ともかく毎日が付け焼き刃(^^; ともかくケアマネをしている友達に電話をすると、介護制度&訪問看護制度でちゃんと受け皿ができつつあるから、それを頼ったら大丈夫だといろいろ教えてもらいました。幸い、年末に体調が急激に悪くなった時に、介護申請だけはしてあったのです。

 申請が降りて、ケアマネさんがほんま一生懸命やって下さり、父に対しては、24時間対応の往診と訪問看護、母に対してもヘルパーが付くこととなりました。家に酸素ボンベもやってきて、酸素が吸えるようになったし、まぁ、なんとか道筋だけは付きました。

 けど、毎日電話すると毎日いろんなことが起こるし、いろいろしなあかんこともあるし、しょっちゅう実家にはいかなあかんし、けど、私は仕事せな食べていけないし(出来高制なので、仕事しなかったら、すぐに収入が減る)、もういっぱいいっぱいです。

 弟は名古屋にいるので、離れているため様子が分からないのか、私の楽しそうなブログを読んでは、おねーちゃんは楽しそうでいいなぁって言うし(--;、私、あんまり愚痴っぽいことはブログに書かないようにしていたのが思いっきし裏目に出ました。。

 けど、まぁ、日常の辛いことを忘れさせてくれて、感情の処理(泣いたり笑ったり)できるお芝居は、やっぱりできるだけ時間を見つけて見に行きたいし、また、そうしないと心の平衡が保てないし、頭が空っぽになってハッピーな気持ちになるランは、もはや私の生活の一部となっていて、これが無ければやっぱり心の平衡は保てないので、誰が何を言おうと続けて行けるところまでは続けていこうと思ってます。。。

 あっ、最後付け足しみたいで、ゴメン(^^; もう2週間ほど前のことになりますが、達ちゃんが語り手で出たオーケストラ「ピーターと狼」、アルティに見に(聞きに)行きました。語り手以上の演技と、それぞれのキャラを表すオーケストラの楽器、なかなかに楽しい時間でした。

 後半は、金管楽器の演奏。金管楽器の華やかな音色って、元気になるし、鼓舞される感じで良かったです~。アンコール曲、オーケストラと金管楽器で、ウェストサイドストーリーの「アメリカ!」をしたのですが、「のだめ」みたいに、コントラバスがクルクル回るし、楽器吹きながらちょっと踊る(?)し、めちゃ楽しかったです~。
 

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コメント

めぐむさん、たいへんじゃないですか!めぐむさんもお身体気をつけて下さい‥。

投稿: | 2012-02-01 17:01

ありがとうございます~。
 身体は丈夫なんですが、ストレスに弱くてへたれなんで(^^;、ぼちぼち行きます~。

投稿: めぐむ | 2012-02-01 18:18

なんと、私の想像を遥かに超える大変さではないですか! そりゃあ、あいだに入って意思疎通のための『通訳』するのは、大変だわ。ものすごいパワーを使うでしょう。

自分の将来を見ているようだ^^; 私も「自分の主治医は自分。医者にかかるのは、医者の知識をもらいに行くだけ」って思ってるもんなあ^^;;;;;

投稿: pega | 2012-02-01 19:41

pegaさん、

 誰でもそうなんでしょうけど、こういうことって、自分が実際にそういう場面に置かれてみないと分からなくて、ともかく突き当たってから、どうしようってことになるので困ります。最初は、病院側が言う意味も分からなくて(^^;、はー、最近はそういう言い方しはるんやなぁってことが分かるまで時間がかかったし、父は父でストレスから子供みたいになって、それこそ何がして欲しいのかさっぱりわけが分からないし、ほんま困りました(^^;
 
 いつまでも元気でいましょうね~。

投稿: めぐむ | 2012-02-01 20:22

我が母親のために、来週、作戦会議があります。ケアマネさんはもちろん、訪問看護の方から何から、勢ぞろいの予定です。初めてお会いする方ばかりでドキドキしています。

投稿: 軍曹 | 2012-02-02 17:44

軍曹~。
 そっか、軍曹のところもよく似た状況なのね。。
 私も毎回、初対面の方々に囲まれてます。
 軍曹のお母様は多分、ある程度、死への覚悟が出来てらっしゃると思うのですが、、、人間って弱いなぁ~。

 私、思わず、(うちは癌家系ではないけど)、なんかあったらホスピスに入れてねって娘に言いました。

 けど、今は、私自身に祈りが必要(^^;もう、他にもいろいろあって、自分で自分を支えられなくなるねん。
 どうか覚えてお祈りの端に加えて下さいまし。

投稿: めぐむ | 2012-02-02 21:48

いつも励まされながら読ませていただいています。
実は家族が最近京都のホスピスに入院したのですが、一日の部屋代は3万円ですよ。安らかに天国にはいけません。

投稿: Pumpkin | 2012-02-08 18:32

Pumpkinさま。

 コメントありがとうございます。
 一日、3万円もかかるのですか!? お金にはかえられないとはいえ、びっくりしました。
 それでもホスピスで見送ろうとなさっているPumpkinさま、ご家族ともども平安な日々が過ごせますように。 
 

投稿: めぐむ | 2012-02-08 21:35

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