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2015-04-29

愛鷹山越前岳

お仕事が静岡方面で終わったので、これ幸いと、柿田川湧水群と愛鷹山越前岳に行ってきました。

 まずはお仕事で行った薩埵峠。。富士山は薄いけど、しましまが見えてお客さんは大喜び。

 この薩埵峠は、JRと国道一号線と東名高速道路が狭い海岸線を通る、言わば、日本の物流の動脈。ここがやられると、日本の物流は瞬時に止まってしまう。ということで、新東名を急いで作ったらしい。

 昔は、この場所は海岸に面した崖っぷちで、「親知らず子知らず」と言われた難所。江戸時代に朝鮮通信使を迎えるために、今の薩埵峠(中道)が開かれた。現在、JRとかが通っている場所は、なんと、安政の大地震の時に、ボンと2mも隆起したのです。。

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 お仕事終わりに、田子の浦へ。

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 わーい。太平洋だ~~。一面が砂利浜、海岸線にはずっと松林が続いている。どこまでもどこまでも続いている。。素晴らしい~。富士から沼津まで十数キロにわたって続いているらしい。千本松原と言うらしい。砂浜で変わったものをみつけた。なんと摩耗した溶岩がいっぱい。。軽石もあった。どこかから流れてきたのだろうか。

 長い海岸線なのに、泳げないらしい。なんと駿河湾は、大陸棚とかなくて、一気に1500-2000mまで落ち込んでいるらしい。駿河湾って深いんだ-。深海魚がいるんだー。そしてすぐ近くには富士山があるということは、3776mから海底2000m近くまで一気に高低差6000m近くもあるんだねー。すごいなぁ。

 そして柿田川湧水群へ。
 遠くの富士山の雪解け水がわき出る不思議な場所。
 ぼこぼこぼこぼこ、わき出てて見ていて飽きない。むかーしむかーし富士山を作った古い地層に、水を通しにくい層があって、それを伝って、三島とか沼津で、湧水がわき出るらしい。富士山には川がない。なかがスカスカで水がしみ通るのかなぁ。不思議だ。。

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夕焼けのシルエットの富士山。あーした天気になぁれ!
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朝だ!富士山だ!快晴だ!富士山がしましまだ!

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愛鷹山越前岳(1504m)は、富士山の外輪山。箱根山と同時に40万年前に噴火したらしい。

安藤広重の東海道五十三次シリーズ、吉原宿もまた原宿の浮世絵にも、愛鷹山は描かれている。

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登山口は十里木。駐車場を出発。階段はいやなので、東側の尾根を登る。
何度来ても、何度見ても富士山はデカイなぁー。宝永火口もデカイなぁー。富士山の裾野は広いなぁー。

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あっという間に、駐車場が眼下に。

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まだまだ、桜が満開。。山桜がキレイに咲いています。

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かわいいヤブレガサ。

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このしなる木は、鬼しばりというらしい。樹皮が丈夫で折ろうとしても折れなくて、鬼をしばっても大丈夫という意味らしい。

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快晴だ!

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この黄色い花、何の花だろう。。帰って検索した結果、アブラチャンらしい!

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 越前岳は愛鷹山の最高峰なので、人が多いのか登山道は崩れて、いろんなところに道ができていた(;^^)ヘ.. 
登り始めは富士山がドーン!けど、どんどん霞がかかって頂上では、海岸線もうっすら。富士山も雲の中。。けど、意外にさくさく登って頂上へ。1504mだけど、暑い(;^^)ヘ..

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ミヤマシキミ。。葉っぱをちぎると柑橘系の匂いがするが、シキミなので有毒。

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ミツバツツジ。愛鷹山にはアシタカツツジという固有種がいるらしい。決定的な見分け方は、アシタカツツジは葉っぱが5枚。おしべも8-10本らしい。。。

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別の登山道にはあるらしけど、ここでは見つからず。。残念。

雲の中にいた富士山も、下山するにつれて、またどんどん姿を見せてくれました。

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おしまい。

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2015-04-22

藤原岳

花の百名山、鈴鹿山脈の藤原岳(1144m)に行ってきました!

 ずっと行きたかった藤原岳です。

 前日は良いお天気だったのに、朝起きると一転雨(×_×;)
 けど、ゴアのレインウエアをバージョンアップしたから、少々の雨は平気なんだ。。 (この時は、雨が降ると待ち受ける悲惨な状況を知らなかったのです(^^;)

 今回は、お客さんの立場で行くので、一般ルートとは異なり、白瀬峠登山口から入ります。

 登山口まで歩いていると、毛の生えた真っ白な新芽が!熊野古道でお客さんに聞かれて、シロダモだよーと教えてあげました。イスラエルのお客さまは、てっきりお花だと思ったらしく、葉っぱと知ってがっかりしてはりました(;^^)ヘ..

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 白瀬峠登山口

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 ここからは結構な急登。ヒトリシズカがお出迎え。

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 谷筋の急登が終わって、少しなだらかなところに出ると一面シロモジの林。このシロモジ、標高が上がるにつれて、シロモジの咲き割れフォークのような可愛い葉っぱ、新芽、そして可愛いお花と楽しめました。

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 シロモジの可愛いお花。

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 雨で花は閉じてたけど、少しだけ開いてくれていたカタクリ。一面カタクリの群落ですが、まだ少し早いみたい。

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あたりには残雪。

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やぶれがさの群落もありました。雨に濡れたヤブレガサが可愛い。

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 ようやく、白瀬峠を経て稜線へ。頂上は平原が広がってて、なんだかサバンナみたい。。昔はこのあたりの稜線一面が足の踏み場のないほどのフクジュソウだったらしく、天変地異だと言ってましたが、生育環境が変わったのかなぁ。残念です。

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 けど、なんと、絶滅危惧種のミノコバイモが!!!わーい、わーい会えた会えた!

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 アマナとミノコバイモ。

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 そうこうしているうちに、藤原山荘へ。ここのトイレは新しくなんと水洗でした!

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 が、藤原岳は石灰岩の山なのです。

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 私は知らなかったのです。石灰岩の山の悲劇を(;^^)ヘ.. 石灰はアルカリ性、雨は酸性、なので、石灰は溶けるのです。雨に濡れた石灰岩はツルツルに滑るのです(×_×;)容赦ないツルツルさ。。なので石灰岩土質の道はツルツルのズルズル。容赦ないズルズルさ。。

 ここから聖宝寺道で下山なのですが、ここで突然、福寿草の群落!斜面一面の福寿草!「わーフクジュソウや!」と写真撮ろうと一歩踏み出した瞬間に見事、横滑り転倒(;^^)ヘ..

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 けど、福寿草に満足。。
 けど、足元がズルズルなので心の余裕がない。
 福寿草みたい、もっと見たい、、けど、足元おぼつかない(;^^)ヘ..

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 キクザキイチゲの花もありました。

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 一面にセツブンソウの葉っぱ、もう既に種になっています。
 そして一面にイチリンソウの葉っぱも、、もうすぐお花畑かなぁ。

 エイレイソウ

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 トウゴクサバノオ?

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 ハナネコノメソウ
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 下山道はなかなかの急斜面、道は狭いし、崖だし、容赦なくズルズル滑るし、もうなかなか大変でしが、無事に下山。。

 朝のうち雨だったせいもあり、いつもは登山客でごった返しているのに、ほとんど人に会わず、ほんと静かな良い山行でした。

 当分、石灰岩の山はいらないけど(;^^)ヘ..、けど、お天気の良い日にまた来たいです。


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2015-04-15

 この春は、さすがに忙しかったです。

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 まだまだ電話はかかってくるけど、ちょっと翻訳の仕事もしないとヤバイので、もう4月は通訳ガイドのお仕事断りまくり。ほんま有り難いことです。。

 このシーズンは、大型バスでの初めての台数口(何台も連なる仕事)の仕事(しかもものすごいタイトなスケジュールで、これをこなせたら後は何でもOKだとエージェントに言われた)やら、泊まりを含めた5日間の外国人を連れてのウォークツアーやら、本当に初めての経験をいっぱいさせてもらえて、ものすごくキャリアの幅が広がった春でした。

 色んな事がありました。アメリカ人家族ツアーは平和に終わったけど、フィリピーノ家族の大阪は、初日1時間、次の日は1時間半もホテル出発が遅れて、胃がキリキリ( ̄◇ ̄;) 時間通りにバスを車庫に返した私はエライ(自画自賛( ̄◇ ̄;))

 歴史には興味なさそうだし、桜も一通り写真にとったら満足したようだし、何がしたい?と聞くと、「食べ歩き!」。インターネットで、トップ3に入る焼肉やさんの予約(しかも夜の10時半)をしてあげ、道頓堀のこれまたトップ3に入るお好み焼き屋に連れていってご満足。。次の日は、江戸時代の大阪を再現した町で大はしゃぎ、その後の天神橋筋商店街がお気に入りで、ウナギを食べ、仕上げはトップ3に入るというラーメン!梅田東通り商店街で食べたラーメンは、これまで食べた中で一番美味しいと絶賛を頂きました。これは、ドライバーさんの協力の賜物。

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 そして、最後の5日間のツアーは、イスラエルのカリスマ現地添乗員が引き連れてきた、歩けないウォーキングツアー(;^^)ヘ.. 京都市内観光ー清滝ウォークと苔寺嵐山ー凍えるような雪の高野山ー5時間もかかった熊野古道発心門王子から熊野本宮大社ー土砂降りの大門坂から那智大社、那智の滝ー名古屋で終わり。
 
 ご年配のイスラエル人の団体…初日の京都観光で歩くの遅いのを認識、午後から苔寺の予約があるため、高雄ー清滝は止めて、急遽、清滝から少し北上散策。コルリに会えましたo(^o^)o 青い鳥だよ-。


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 要らないと思ったけど持っていったストックが役立ちました。ところが、ツアーリーダー(イスラエルの添乗員)が、勝手に崖をよじ登ってショートカットしたため、アタマに血が上って、久々に英語で激怒( ̄◇ ̄;) こんなに怒ったのはインド以来。

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 季節外れの雪の高野山。凍えて凍えて、奥の院は石だから余計寒い…けど、お遍路さんいっぱい。やはりいつ来ても独特の雰囲気。高野山は何度も来たけど、今回ようやく全ての配置と関係が分かったのは内緒(;^^)ヘ.. そういえば、こないだ下見に来たときは、なんとカモシカとヤマドリに会えました。。

 高野山からの龍神スカイラインは雪。。外も霧で真っ白。。残念。。

 熊野古道、発心門王子から本宮大社まで7km、エージェントもどのガイドブックにも3時間て書いてありますよと言うのを、絶対無理だからとお弁当に変えてもらって正解。結局、7kmに優に5時間かかりました。けど、マムシグサの話をすると、結構大受け…

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 ドライバーさんは、バスに乗り始めて三年。発心門王子、大型バス入れるやろかと心配、東海道で知り合った添乗員さんに聞くと、大丈夫っす!と写メまで送ってくれて感謝。

 お客さん、街中ではちゃんと私に付いて来てくれるのに、自然の中に入ったとたん、子供のように自由( ̄◇ ̄;) 幅の広い安全な一本道だと思うと、あっと言う間にバラバラ( ̄◇ ̄;) 先導するのではなく、どうも羊飼いのような、技が必要みたい。はぁー、経験不足( ̄◇ ̄;) 

 五日目は土砂降りの那智の大門坂。いくら注意しても元気な人はどんどん行って、体格の良いご高齢の人は当然遅れる。もう必死の形相ではーはー。リタイヤ一人。けど、日本人のように、元気な人が、周りに合わせるってことはしないのね。ただ、ご主人が奥さんを完全サポートで労わりあって登るのは、日本人にはなかなか見られない光景。ほんと羨ましいほど、素晴らしい〜。

 みんな余りに大変だったので、頂上の那智大社で、何故こんな思いをして山の上の神社に来るか、山岳信仰と絡めて、思わず語ってしまった。そのくらい意味づけしてあげないと、かわいそうな雰囲気で( ̄◇ ̄;)


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 けどイスラエル人、バスの中でお菓子が回ってくる。まるで日本人のおばちゃんみたい。ほんと素朴で良いお客さまでした。

 大変だったけど、川湯のホテルの御飯は美味しく、憧れのホテル浦島で温泉巡り。

 私は有名な洞窟風呂やら5つのお風呂を制覇したけど、イスラエルのお客さまの半分は、知らない人と裸でお風呂に入るなんてまっぴらと折角の温泉も満喫できないもよう。文化のハードルは高いのです。

 いやいや、日本だってホテルに一切英語表示がなくて、レストランに行くのはオレンジの線をたどってね~と言うしかなかったのも、言ってみれば文化の壁、驚愕でした。。

 色んな人の協力があってなんとか無事にツアーは終わりました。お客さんは筋肉痛と戦いつつ、あと2週間、日本を回るらしい。後は、次のガイド任せて、私は無罪放免o(^▽^)o はぁーー、めちゃ疲れたー!

 今晩は名古屋贅沢セットで乾杯!

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2015-04-01

伊勢の朝熊ヶ岳

町石シリーズ、第二弾は、伊勢の朝熊ヶ岳。
お伊勢参りのついでに行ってきました。

遷宮後初めての伊勢神宮。。伊勢神宮は「常若(とこわか」と言われて、常に20年毎にリフレッシュ。。690年の持統天皇のころから、1300年にわたって、20年毎に式年遷宮が行われている。伊勢神宮自体は、千年以上の歴史を誇るにも関わらず、常に新しいから世界遺産になれないらしい。外宮では、千年以上も毎日欠かさず朝晩、神さまにご飯を届けているんやって-。

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この3月16日に出来たばかりの別宮はひのきの香りも清々しく、白木がピカピカ、触るとツルツル。

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 総檜の白木の美しさって、ほんと独特です。

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 なかなか近づけない伊勢神宮の外宮正殿が原寸大で再現されているせんぐう会館の展示がなかなか良くて、ちょっと感動。。けど、庶民にはやっぱりおかげ横町、伊勢うどんに噂の赤福ぜんざいも食べたよo(^-^)o

 伊勢うどん、なかなか良いイメージがなくて食指が動かなかったのに、食べたらめちゃ美味しいo(^-^)o
 ショーゲキでした。。くせになりそう。。ここのはほんと美味しかったです。

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 うわさの赤福ぜんざいもゲット。

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さて、伊勢の朝熊(あさま)ヶ岳は、「伊勢に参れば朝熊(あさま)をかけよ、朝熊を駆けねば片参り」と言われた金剛證寺があるお山。麓から山頂まで町石がずっと並んでます。

朝熊駅から登山口まで歩く間に不思議な千体地蔵。

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ふもとにある町石。山頂まで二十二町石があります。

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古い町石は仏像の町石、江戸時代のもの。新しい方が石柱かなぁ。

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ジンチョウゲが咲いてました。

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十五丁目。山頂まであと少し。

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やぶれがさかなぁ。毛が生えてないけど(;^^)ヘ..

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 無事に二十二町の町石までたどり着いたのだけど、なぜかそこから迷走。。素直に舗装道路の道をいけばよかったのだけど、トラバースの山道をたどり、最後は直登で山頂へ。。

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 晴れた日には富士山が見えるらしい。晴れてたけど霞がかかって富士山は見えず。。

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 そこからさらに歩いて、目的の金剛證寺へ。静かなお寺でした。奥の院は、大きな卒塔婆が林立していて、高野山の奥の院に似た異様な雰囲気。

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