そうだ!筑波山へ行こう!
東京終わりの仕事。そのまま泊まって、何処行こうー。そうだ!筑波山に行こう!一応、百名山やしー。
つくばエクスプレスに乗って窓の外を見ると、関東平野って何もない。山がない!? 広すぎやろ( ̄◇ ̄;) 山が無くて、どうやって、東西南北知るんやろ?太陽か?窓の外を見ていても、全く落ち着かない。
と、ようやく遠くに見えてきた筑波山。昔から山全体、神域って分かる気がする。
って、筑波山ってあんな格好してたっけ?実は双二峰だったんだ!男体山(筑波男ノ神、871m)と女体山(筑波女ノ神、877m)、男女合わさって和合、古来から生産の神のお山だったらしい。なんと奈良時代の万葉集にもたくさん歌われていて、歌垣で有名だったらしい。歌垣というのは、歌を交わし合って相手を見つける集団お見合い(;^^)ヘ..みたいなものです。筑波山のふもとで、若い男女が集まって…毎夜合コン、いいなぁ~。
もちろん、山全体が神域。。ということで、昔からの植生が残されていて、四季折々いろんなお花があるらしいです。夏は、お花も少ないし、暑いので(;^^)ヘ.. バスの便は一時間に1本しかありません(^^;
筑波山神社入り口で降りると、観光案内所。筑波山の岩の展示などしてありました。筑波山は火山じゃありませーーんって書いてありました。火山になりそこねたお山らしいです。
すぐ横に赤い鳥居があって、筑波山神社に参ります。参道の拝殿の背後には、女体山がそびえています。
おお!さすがに立派な門です!
拝殿で登山の無事を祈願して出発。
今回は、なんの予備知識ももってなかったので、とりあえずは、筑波山神社からほぼ直登の御幸ヶ原登山道を登って男体山-女体山ー下りは白雲橋登山道を通って筑波山神社に戻って来るというルートにしました。
おお、高度に従って植生が変わるんだ。山頂付近はブナ林だそうです。
お花少ないですが、オオバギボウシ。
オオバジャノヒゲ。意外に可愛いお花でした。
ヤマアジサイかと思ったら、タマアジサイっぽい!
開く前のお花が、玉みたいに包まれているからだそう。あっちこっちにピンポン球みたいな可愛い蕾がいっぱい。これは、開きかけのお花です。
あちこちにモミの大木やら、杉の大木。めちゃ太いものがいっぱい生えていました。写真に入らないので、なんのこっちゃですが(;^^)ヘ..
こっちはヤマアジサイかな。なんか違うような。。
途中、男女川の源流があり、お水が湧きだしていました。触ると冷たくて気持ち良い~~。
一人だったので、ほとんど休憩せずにここまで登ってきたので、ここで休憩したかったのですが、ベンチがあいておらず。結局、山頂まで休憩なしで登ることになりました。
赤いキノコみっけ。誰がかじったんだろう(;^^)ヘ..
このキノコの近くで若い男性がへばってました。後で、山頂付近でお父さんらしき人から、「途中で、若い男性がへばってませんでしたか?」って聞かれました。ずっと結構な急登だったからなぁ。
これはヤマアジサイ。
そして着きました。御幸ヶ原~。なんだかすごい人出なんですけど(;^^)ヘ.. ケーブルで上がってくる人たちみたいです。
ここでお昼。隣に座っていたおじさんに、こっちはどっち方向ですか?って聞いたけど、超ローカルな地名でさっぱり分かりませんでした(;^^)ヘ.. とりあえず、霞ヶ浦とは反対の方向(;^^)ヘ.. 北です(;^^)ヘ..
そこから男体山に登っていきます。シモツケが咲いていました!
とういえば、シモツケとは、下野(栃木県)で始めて見つかったからだそう。すぐお隣の県だもんね。
わぁ~~。アサギマダラ!大好きなヒヨドリソウの蜜を吸っています。
この紫色なのは、コバギボウシ。
ノリウツギも咲いていました。
結構ごつごつした岩を登ってようやく男体山山頂!男体山神社があります。
こっちが東京方面らしい。
そこから自然観察路に入ってみます。突然、人がいなくなり、良い雰囲気~。けど、ここぐるっと回ってる時間はないんだな(×_×;)
突然の苔パラダイス。後ろ髪引かれるけど、また今度。
セキレイ岩。この岩の上に、セキレイがいて、男女の道を教えたらしい。。ふむふむ。
さすが男女和合のお山。。山頂にまでそんな解説があるのね。
来た道を戻って、女体山方向へ。有名な?ガマ岩。。石、放り込むの忘れた(×_×;)
というまに、ゴツゴツとした女体山山頂!ここにも女体山神社がありました。山頂は岩場になっています。
先っぽの岩の上に立ってみると、ひゃっは~な絶景!霞ヶ浦が一望。
遠くの遠くのビル群まで見えます。
さっきいた男体山も見えます!
あー、登ってきて良かった~。
が、知らなかったのです(;^^)ヘ.. 女体山山頂直下が鎖のついた岩場だったことを(;^^)ヘ..
たかが、870mぐらいの比叡山ぐらいの山だと、なめきっていた私は、仕事帰りだったこともあって、登山靴ではなく、裏がつるつるにはげて穴まであいたトレランシューズだったのです(;^^)ヘ.. 雨の後で、ぬるぬる土は滑るは、岩はすべるわ(;^^)ヘ..で、こんなところで転げてはいけないと、めっちゃ気を使って下りました。。
どうりで、こっちのルートで降りる人少ないんやわ~。御幸ヶ原ルートに比べると人の多さが違います。というより、こっち登りの方が断然楽しいよね!!
巨岩、奇岩がいっぱいあります。
胎内巡りすれば良かった~。
極めつけは、弁慶の七戻り~。岩が落ちそうなので、さすがの弁慶も後戻りしたとか。
途中、つつじヶ丘への分岐の弁慶茶屋を過ぎると、ほとんど人もいなくなり、気持ち良い林が続きます。アカガシの純林があるそうな。写真撮るの忘れた~~。てか、バスの時間が気になって、途中からスピードアップで下ります。
と、麓ちかくに白蛇弁天さん。
酒迎場の分岐を過ぎると、筑波山神社の鳥居で、お疲れさまでした!
そこから三時まで開いているホテルの温泉へ。1000円でタオル付き、大展望風呂で大満足~。
急いで、バス停に行き、つくば駅へ、品川でカレーを食べてなんとか18時の新幹線に乗れました~。
なかなか満足な山旅でした。筑波山、機会があれば、また来たいなぁ~。
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