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2016-07-08

鯖街道 根来坂針畑越え

鯖街道の続き、針畑越えに行ってきました。

 小浜から京都までの鯖街道、大きく2つの難所があります。1つは、先日行ったオグロ坂から花脊峠までの京都側の峠、そしてもう一つが福井に近いところの根来坂針畑峠を越える針畑越えです。

 この針畑越えに6月と7月初めの2回に分けて行ってきました。この1ヶ月の間に、山のお花がガラリと変わっていました。

 まずは朽木の桑原にあるトイレからしばらく車道を歩きます。ミヤマオダマキがお出迎え。
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マタタビです。マタタビは花が咲く頃に葉っぱが白くなります。花が目立たないため、葉っぱが白くなって昆虫を呼ぶのだそうだ。一度、マタタビの実をとって猫にやってみたいです(;^^)ヘ..(猫いないけど)。

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この時は、コアジサイが満開!あっちもこっちも紫のキレイなコアジサイが咲いていました。

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ガマズミ

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こちらはウツギ

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ヤマツツジもまだ花盛り。

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イワガラミはまだ蕾。

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小入谷の集落を越えたところから山道に入っていきます。

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茅葺きの家がありました。
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ピンクのお花が花盛り。何かと思えばジギタリス!
有毒です(;^^)ヘ.. でも、毒になれば薬にもなるということで、心不全の薬にもなります。

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こっちが食われそうな毒々しいお花。

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山道に入るとこれが、花の終わったイワカガミとイワウチワの群生がずーーーっと続く。

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遠目でしたがサワフタギのようです。別名ウシコロシ。木が堅くて柄とかになるらしい。

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焼尾地蔵さん。
昔、このお地蔵さんに、「わしの家を燃やしてみぃ~!」と挑発した馬鹿者がいて、家に戻ってみたら家が焼けていたという言い伝えがあるそうです。

お地蔵さんの横にご詠歌がついています。
「ありがたや 焼尾の坂の地蔵尊 上り下りの 人やすくわん」

昔から峠を行き交う人を守ってきたお地蔵さまです。

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コナスビという花です。なすびはできません。

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幻想的な雰囲気。

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根来坂峠です。一石一字塔がありました。近くには樹齢400年のブナの木もありました。

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高島トレイルの標識も立っています。
この根来坂峠が、滋賀と福井の県境になります。

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峠のお地蔵さま。

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雪が多いので、ブナの木の根元が曲がっています。

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ツルアジサイってあんなに絡みつくのね。

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ちょっと寄り道で「おにゅう峠」へ。これは鯖街道からは外れています。
いわば、車道の峠ということになります。

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ちゃんとお地蔵様もいてはります。

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ここから、小浜が見えます!!
実は鯖街道の最高地点の針畑峠(根来坂峠)からは全く眺望がないのです(;^^)ヘ..
なので、小浜が見えるのは実はこの車道の峠ということになります。

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苔もキレイです。

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スギゴケも大ぶり。

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イワカガミやイワウチワの葉っぱもありましたが、福井側に比べるとやっぱり滋賀(京都)側の方が多かったように思います。

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すばらしいブナ林で、しかも足元ふかふかの極上トレイル。

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なんと途中に、石組みの井戸が!この日は7月で平地では最高気温が37度の日、山の中でも30度を超えて暑く、この冷た~~い冷た~~い井戸水に生き返る思いでした。明庵禅師というお坊さんが掘った井戸だそうで、年中かれることがないそうです。標高700mの尾根にある井戸です!
昔、ここを行き交った旅人もこの井戸でほっと一息ついたことでしょう。

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井戸の横にお地蔵様がありました。調べてみると、台座にはなんと宝暦10年(1760年)の刻印があるそう。江戸時代中期です。。

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ミズキによく似た花が咲いています。けどもうミズキは終わり。。クマノミズキかなぁ。。近くで観察できなかったので、課題です。

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これも遠目ですが、ノリウツギのお花かな。

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1ヶ月前に蕾だったイワガラミが咲いていました。
イワガラミは、白い花弁が1枚だけぴょこんと出ています。

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キレイすぎる谷間。鹿が全部くっちまうのでしょう(^^;

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とうとう車道にでました。

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ここから延々の車道歩きが耐え難く暑くて辛かったです(;^^)ヘ..

上根来の集落は、ほとんど限界集落。
廃屋が多く、人の気配がなくて、人がいないのかと思うのですが、選挙のポスターが貼ってあるので、かろうじて誰か住んでいるんだと気付きます。が、この選挙のポスター、下流にさがった下根来では、ポスターが3枚、上根来ではポスター2枚、つまり、弱小候補者はポスター節約したってこと?って(;^^)ヘ..思ってしまいました。

下根来の集落にくると人の気配がいっぱい。

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鵜の瀬の近くの神宮寺というお寺。なんと東大寺の「お水取り」の神事に関わる神社です。
ここ(鵜の瀬)から「お水送り」をすると、それが奈良まで流れていって、なんと奈良の東大寺二月堂の若狭井にお水が送られ、「お水取り」となるのです。

ことの発端は、東大寺二月堂ができた時、全国の神さまを招待したのに、漁に夢中で遅刻した遠敷(おにゅう)明神。遅刻したお詫びに、御香水を送ると約束しました。二月堂の近くの石をたたくと、あら不思議、お水が湧いたのが若狭井だそうです。

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鵜の瀬には名水が湧いていたので、こちらでお水を汲んできました。
とっても美味しいお水でした。
どこからかいっぱい人がいました。

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というわけで、鯖街道の山道部分だけ、2回に分けて歩いてきました。

滋賀朽木の小入谷(おにゅうだに)から福井の遠敷(おにゅう)へ。
字が違うのに、おにゅうなので、めっちゃ紛らわしい(;^^)ヘ..というか、昔は峠の向こうとこっちは意外に近かったのでしょうね。

やっぱり、今度は本鯖(鯖街道ウルトラマラソン)走りたいなぁ~~。
半鯖は走っているので、久多まで行けば、自分の中では繋がるけどなぁ(爆)


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