2016-09-08

季節外れの白山はとっても静か

霊峰白山(2702m)に行ってきました。
立山に続き、これにて日本三霊山コンプリートo(^▽^)o

白山も、昔からの信仰の山なのですが、意外に信仰くさくないのが不思議でした。何故かと思ったら、登山道に置かれていた仏像などは、なんと廃仏毀釈の際に一切が下界に下ろされたそうです。白山に登る参詣道も禅定道というのですが、こちらもとても一日ではたどり付けないので、現在使われている登山道は新しく整備された道です。なので、昔の道しるべ的なものがないのも仕方ないです。昔からの禅定道を歩くと古い石段などの雰囲気は味わえるようですが。

今の白山はお花の山で有名。花の見頃の時期に白山の山小屋(白山室堂など)に泊まろうと思うと、4月1日の予約開始から数時間で全て売り切れになるそうです(;^^)ヘ.. 

けど、花の季節は終わり、紅葉にはまだ早いこの季節。訪れる人も少なく、ほんと静かな山歩きでした。

別当出合の登山口。

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今回は、一般に使われる砂防新道から登ります。前日に砂防資料館に行ったのですが、白山は常に崩れている山だそうです。砂防新道のこの吊り橋も2004年に土石流で流出、2006年には砂防新道も崩落して、現在は新しく付け替えられた道だそうです。

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もう終わりかけのアキギリ。ミソガワソウに似ていて、これかと思いました。

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このあたりはモミジがきれいです。標高が上がるとブナ、それからダケカンバ、そしてハイマツと、どんどん植生が変わっていきます。

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この羽子板の羽根みたいな実はソバナ。

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ヤマアジサイ。ガクアジサイとよく似ていますが、葉っぱの先が長く伸びるようです。

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オオカメノキが真っ赤な実を付けていました。

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ハクサンカメバヒキオコシ。ヒキオコシ(引き起こし)は別名、延命草。健胃、抗癌作用もあるようで、倒れた病人も引き起こすぐらいな効能があるからだそうです。

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オトコエシとノコンギク

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コゴメグサが突然群落で咲いていて、テンションあがりました!
ほんとよく見ると可愛い花です。

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キツリフネ。。ツリフネソウの仲間です。

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ハクサントリカブトも花盛り。マルハナバチが一生懸命、残り少ない蜜を集めていました。

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センジュガンピがいっぱい咲いていました。

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オトギリソウも咲いています。

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ミズキも実をつけています。

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ツルニンジン。地味だけどよく見ると可愛いんだそう。

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シロチョウがやってきました。夏も終わり、もう鱗粉がハゲハゲなのかなぁ~。

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向こうの山が大きく崩れて、柱状節理が見えています。

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滝もすごいです。その沢をコントロールしようとする堰もすごいです。

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突然大きなフジアザミ!

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が、なかなかきついです。
別当出合から室堂まで6kmと書いてありますが、たった6kmで標高差1300m登るので(;^^)ヘ..、あと1kmとか甘く見ているとエライ目にあいます(;^^)ヘ..
この日も、中飯場から甚之助避難小屋までが結構長かったです。

これはクロクモソウ。

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ゴゼンタチバナの赤い実。ゴゼンタチバナのゴゼンは、この白山の御前峰から来ているそうです。

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これはなんじゃろ?

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マイズルソウの実。。このあたりもお花の時期は綺麗なんだろうな~。

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ヨツバヒヨドリが咲いていました。

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ズダヤクシュの実。。ズダヤクシュも薬草で、喘息に効くそうです。この面白い実は、雨を散布する役目があるらしい。

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ベニバナイチゴも美味しそう

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ようやく甚之助避難小屋に着きました。稜線にある黒ぼこ岩まではまだまだです(;^^)ヘ..
ここでお昼にしました。
ここで一緒になった若者とおじさん2人のグループは、前日の台風の雨にやられ、向かいの尾根の殿が池避難小屋で泊まったそうです。

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ニワトコの赤い実。

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とっても綺麗なヤマハハコのドライフラワー。

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コイワカガミが出てきました。途中の小さな池のあたりには、季節にはキヌガサソウが咲くらしいです。見たいなぁ~。

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おもろいです。。大きな丸石のはまった礫岩です。大陸から運ばれてきた地層だそうで、別当出合あたりの地層からでも恐竜の骨が見つかったりするそうです。

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ミヤマダイコンソウ。
このあたりからお花畑になるそうで、きっと綺麗だろうなって思いました。

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まだ所々で頑張っていたハクサンフウロ

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ダイモンジソウもいました。

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ハクサンアザミも綺麗です。

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オヤマリンドウは終わっていました。

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カライトソウ

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がここからがなかなかな胸突き八丁。途中の延命水で、文字通り息を吹き返して(;^^)ヘ..、ようやく黒ボコ岩の稜線にでました。
この黒ボコ岩は、なんと火砕流で山頂から運ばれてきたパン皮火山弾だそうです!


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ようやく山頂の御前峰を拝むことができました。

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ここからはほぼ平坦な道のはず。。室堂が見えるはず!
が行けども行けども山小屋が見えない(;^^)ヘ..
どうやら、目の前の一山越えないといけないようです。。心がポキッとおれました(;^^)ヘ..
ふと足元をみるとシラタマノキ

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おお、イワギキョウが綺麗に咲いています。

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ミヤマキンバイも頑張っています。

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真っ赤な実を付けたナナカマド。ようやく山小屋到着です。750人収容のめちゃめちゃ立派な山小屋です。

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荷物を置いて、外に出ると目の前に御前峰がどーーーん。真っ青な空!

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天気予報では、翌日は雨模様だったので(実際は晴)、ともかく今日のうちに山頂へ行ってしまおうと、力を振り絞って登ります。

標高は2500mになるので高山植物のオンパレード。
ガンコウラン

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シラタマノキ

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コケモモ

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イワギキョウ

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イワツメクサ

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目の前にホシガラスが止まりました!カメラを構えると飛んでいきました。

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山頂の白山神社

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御前峰、白山の山頂です!

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さっきまで晴れていたのに、あっという間にガスがかかりました(;^^)ヘ..
ガスが少し晴れたときに覗いた白山の火口。御池がみえます。そのまま御池巡りもしたかったけど、さすがに麓から標高差1500mを登って、これから先2時間はちときつい(;^^)ヘ..

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山小屋の泊まり客はなんと私たちだけ!!750人の山小屋に2人(;^^)ヘ.. まさかの貸し切り(;^^)ヘ..
晩ご飯では、だだっぴろい食堂に座る。おかわりまだかと、食堂のおねーさん4人に見つめられる中での食事でした(;^^)ヘ..

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夕方には綺麗な夕日が見えました。

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夜中にトイレに起きると、満点の星空。
朝起きたら、土砂降りの雨を覚悟していたのに、なぜか綺麗に晴れ渡っています!
御前峰をばっくに白山室堂。

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朝焼けです。

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遠くに見えるのは御嶽山。よく見ると噴煙がたなびいています。

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朝食前に少し散歩しました。

クロマメノキ

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アオノツガザクラがまだ咲いていました。

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なんとまぁ!クロユリの実。。クロユリがわさわさいる!あーーーー!やっぱりお花の季節に見たい!クロユリみたことないのです(×_×;)

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アオノツガザクラが実になっています。

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草紅葉

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タケシマランの赤い実。

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こちらは大きいのでオオバタケシマラン

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マイズルソウの群落。。ドライフラワーになったエイレンソウもありました。

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あの峰を越えるとお池があるのですが、朝ご飯の時間が迫ってきたので戻ります。

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山で飲むコーヒーは美味しい。

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新しい台風が生まれたそうなので、早めに小屋を後にします。

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サラシナショウマにとまるアサギマダラ。ひらひらといっぱい飛んできます。けどもう夏も終わり、吸える花の蜜も少なくなってきましたよ。

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この日は予想に反して晴れ。結構、登って来る人がいました。朝一番で来る人はみんな日帰りのようです。登るだけなら日帰りも可能なのでしょうが、ゆっくりお花見ながらだと日帰りは無理ぽいです(爆)

帰りに白峰温泉のお風呂に入って、帰途につきました~。白峰温泉は、ちょっとぬるっとするアルカリ性のお湯。とってもやさしくて良いお湯でした。

さよなら白山、またお花の時期に来るね~。

<おまけ>
前泊での宿で、飲み比べしました!私の好みは圧倒的に菊姫!その次が萬歳楽。まぁまぁなのが天狗舞、高砂は辛口、手取川はあまりに特徴がなくて、ランク外でした(;^^)ヘ..

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2016-08-20

立山信仰のこと

再度の立山詣で。

今回は、雷鳥莊に泊まって、ペルセウス大流星群を見た後に、雄山登山。行きと帰りに、立山の達人に色々案内してもらって、とても勉強になりました。

雷鳥莊って、山小屋というよりちょっとした旅館みたい~。たどり着くまでに地獄谷の咳き込むようなガスの中を、通っていかないといけないのが難点だけど、大きな温泉あるし、ドライヤー完備しているし、喫茶室あるし、WiFi飛んでるし~。

さて、日本の三霊山といえば、富士山、立山、白山。ここ立山は、立山信仰の場。。

立山三山とは浄土山、雄山、別山のこと、正面の立山の雄山、大汝山、富士の折立は、立山本峰として区別しています。

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昔から立山には、地獄と極楽の両方があると言われてきました。明治時代の廃仏毀釈で分離されたけど、元来日本は、神仏習合。雄山は阿弥陀さまになぞらえられていました。

 雄山登山のふもとにある「一の越」。実は、二の越、三の越、四の越、五の越とあって、一合目二合目と同じ意味です。雄山に登る途中で、少し平らなところがあるのですが、そこがいわゆる三の越。本当は、二の越、三の越に小さいお堂があるようです。この~の越ですが、一の越が、阿弥陀さまの膝、二の越が腰、三の腰が肩、四の腰が首で、五の越が頭にあたるようです。

写真で見ると、左の尖ったところが雄山神社、右に一の越山荘、そこまでで少し平になったところが、それぞれ○の越にあたります。

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 立山曼荼羅には、雄山や浄土山(浄土山、雄山、別山が立山三山)に阿弥陀様がいっぱい来迎している様子が描かれています。

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この立山曼荼羅、いくつか種類があるのですが、じっくり見るとめちゃ楽しいです!
起点になる岩峅寺や芦峅寺から、称名滝、弥陀ヶ原、室堂平、そして山頂の雄山神社に至る道が描かれています。山頂に至れば、雄山や浄土山の空には、阿弥陀さまご一行が迎えてくれます。おお、パラダイス。

が、その麓には地獄があります(;^^)ヘ..。地獄は、いわゆる地獄谷。地獄谷のみくりが池が寒地獄、閻魔さまの裁きをうけるえんま台に、血の池地獄。。火山ガスの硫化水素を吸い込むと一瞬で死んでしまう恐ろしい場所です。

 この2つを同時に体験できるのが、立山まいりです。

 立山まいりの起点となるのは、岩峅寺(いわくらでら)と芦峅寺(あしくらでら)。雄山神社は3つあって、麓の岩峅寺と芦峅寺、そして山頂の雄山神社から構成されています。昔は、この2つのお寺を中心に宿坊群が形成されており、道案内をするガイドは中語(ちゅうご)と言われていました。

 岩峅寺の鳥居。この岩峅寺から、山頂まで33の石碑が、禅定道(参詣道のこと)沿いに建てられています。

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神紋の羽根は、立山開山に関わった白鷹の羽根だそうです。
伝えられている開山のお話は、701年に佐伯有頼という少年が、お父さんの白鷹の後を追いかけていくと、そこに熊が現れ、その熊を矢で射り、その手負いの熊を追っていくと、矢で射られた阿弥陀様が現れたというお話です。ちなみに鷹は不動明王になったそうな。かなり乱暴なお話です(;^^)ヘ..

室堂から下の谷に降りると、阿弥陀さまに出会った玉殿の岩屋というのがありますが、ここは行ったことがありません。映画の劔岳点の記で、行者さまが修行していた場面がここだそうです。

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後ろに拝殿があります。なかなか立派な神社です。

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この岩峅寺から少し離れたところに、もう一つの雄山神社、芦峅寺があります。
ここ芦峅寺もまた立山まいりの起点になったところで、昔は宿坊が立ち並んでいました。
今でも、その当時の宿坊が残っています。

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とても美しいお庭です。

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芦峅寺(雄山神社)の鳥居。

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本殿は落石で潰れてしまったようですが、なかなか荘厳な雰囲気のある境内です。ここも劔岳点の記でロケに使われたそうな。

となりにある立山博物館の前に、「しでの旅」(三途の川)と記した石碑が残っているそうです。

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この芦峅寺は、女人信仰の中心地でもあります。昔は立山も女人禁制で、登ることはできませんでした。唯一この芦峅寺までは来ることができたそうです。ここに布橋という橋がかかっています。

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当時、極楽往生を願う女性達は、ここ芦峅寺に来て、閻魔堂で懺悔をし、白い布を引いたこの橋を目隠しをして渡ったそうです。そして、姥堂の前まで来たところで、目隠しを外すと、目の前に立山がどーんと見えて、有りがたや~と、伏し拝んだそうです。

橋を渡って、あの世に渡り、そしてまた橋を渡って、この世に戻るという意味合いがあるそうな。

さて、男性達の立山まいりもまたここから始まります。歩くと、二泊三日から三泊四日かかったそうです。
禅定道に沿っては、石仏が建てられています。

今の立山駅の前にも1つあります。33ある石仏は、西国三十三箇所の仏さまを表してもいます。

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本当は、称名の滝を見て、獅子が鼻の鎖場を登り、弥陀ヶ原へ。弥陀ヶ原にある、湿地の池は、餓鬼の田と呼ばれていて、それは地獄に堕ちた餓鬼が、お腹減るのでお米をこさえようとするけど、秋になっても一粒も米が実らないということで、そう呼ばれているそうです。切ない~。

そしていよいよ室堂平へ。立山がとってもきれいに見えました。

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少し時間があったので、立山自然観察センターで1時間のツアーを頼み、色々教えてもらいました。

ミソガワソウ。一瞬、ラショウモンカズラかなと思いましたが、花のインパクトがちょっと違います。

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実になったチングルマ。

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このチングルマは実は木だということを知りました。立山自然観察センターに展示してあった標本によると、5mmぐらいの茎でも年輪があって、20年ぐらいだったりするそうです。この写真の下には、木の茎が見えています。

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ウメバチソウの拡大図。黄色いおしべがピンポン球みたいに可愛いです。

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クロトウヒレン。トウヒレン属は、アザミににるけど棘がない。

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タテヤマリンドウ。タテヤマリンドウとミヤマリンドウは、花の中の模様で分けるそうです。

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一個だけキレイに残っていたイワイチョウの花。

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立山は活火山です。今も地獄谷からは噴気が上がっていますが、大昔噴火した火山の跡、立山カルデラは、浄土山に登ると見れるそうです。弥陀ヶ原は、大昔の噴火の火砕流がなんと500mの厚さに堆積したものだそうです。称名の滝は、火砕流の堆積物の上から下へ落ちている滝ということになります。一の越に行く途中の斜面に落ちているゴロゴロした岩もまた、火山の噴火の時の岩だそうです。

遊歩道のあちらこちらに埋められているこの岩もまた、火山の時にできた岩で、溶結凝灰岩というそうでうす。中に入っているのは火山の噴出物、自身の熱でもう一度溶けて固まった岩です。

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ちなみに、最初に書いていた禅定道沿いの33の石仏。32番目の石仏が、室堂(昔の山小屋)の近くにあります。写真は、16羅漢さんの石仏で32番目の石仏じゃないのですが、この近くにあります(S井さんありがとう!)

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室堂には、みどりが池とみくりが池があります。2つは繋がっていて、水面はほぼ一定だそうです。
みくりが池のこの青い色、確かに寒そう。。寒地獄というのも分かる気がします。

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閻魔台から見る地獄谷。閻魔台には閻魔さまが居て、裁きを下します。その眼下には地獄が(;^^)ヘ..

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その先には、血の池があります。鉄分で赤くなった池ですが、血の池地獄と言われています。このあたり、火山ガスがひどくて、写真撮る余裕はありませんでした。

雷鳥莊からさらに下ったところに雷鳥沢のテント場があるのですが、その近くには賽の河原と呼ばれる場所があります。賽の河原には、先だった子供がいるところだそうで、母恋しと母恋しと父母の功徳を願って石を積むと、夕暮れには鬼がやってきて、その石を崩してしまうらしい。この雷鳥沢から一の越に抜けるみちを、「母恋坂」というのは、こういう意味だからだそうだ。

極めつけが、針の山の劔岳(;^^)ヘ..

写真の真っ正面に見えるのは、劔岳。室堂からはちらっと劔岳が見えます。ほんと岩岩しててとんがってて、地獄の針の山と言われたのも頷けます。なるほど~、ほんま針の山みたいや~。地獄の針の山なので、江戸時代あたりから、あの山は登ることが禁じられていて、それで、明治の測量隊が道案内を頼んだとき、芦峅寺など立山信仰の拠点の案内人は、案内を断ったそうです。有名な宇治長治郎さんたちは、少し離れた村出身で、そういう宗教的なしばりから少しゆるかったのか、案内を受けられたようです。

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まっ、地獄の全セットが勢揃いしているわけです(;^^)ヘ..

さて、本番の雄山登山。。
3時からペルセウス流星群をみて(天にあいた小窓から天の川と流星群が少し見えました)、朝5時歩き出し。
湧水のところで、朝ご飯を食べていると、現れたのが、オコジョ。。可愛いです~。

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一の越までのんびり歩いていくと、遠くの石の上に雷鳥もいました。

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私のお客さまには、子供が2人(子供は高山病になりやすいので注意が必要)、登山が全く初めての人数人で、かなりのスローペース。それでも頑張って、登ることができました。

朝は快晴!360度のパノラマ!薬師岳、笠ヶ岳、穂高に槍ヶ岳、黒部五郎、鹿島槍など、富士山以外はしっかり見えました(^^v

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みんな嬉しそうに記念の鈴をシャンシャンならしてました。

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帰りに寄った立山博物館。。地獄の特別展がめちゃ面白かったです。来館記念にえんま帳もらいました(^^v

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2016-08-11

立山、これまたお花いっぱい花盛り

なんせ、みんなが行くところには行ったことのないひねくれ者なので(;^^)ヘ.. 立山が初めてでした(^^;

浅間山の後、佐久平から新幹線に乗って富山。。世の中便利になったもんだ~。
4時に起きて、始発の富山電鉄に乗って立山へ。アルペンルートは平日でも人気。ケーブル乗るのに40分待ち(^^;

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おお、それでも8時過ぎには、着いたぞ、憧れの立山室堂!
目の前にわき出しているお水は、立山トンネルの真ん中へん2500mのところからわき出しているらしい。

のんびりとお花を見ながら、室堂平を散策して雄山の方に歩いて行く。

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ヤマハハコにシナノオトギリに、高原の花がいっぱい。

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おお、可愛いミヤマリンドウ。

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こちらはヨツバシオガマ。

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朝露に光るチングルマの実がとってもキレイ。

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アキノキリンソウ。

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こちらはイワギキョウ。毛が生えてない。毛が生えていたらチシマギキョウです。こないだ誰かに嘘教えました(;^^)ヘ..ごめんなさい(;^^)ヘ..

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ミヤマキンポウゲが花盛り。シナノキンバイとまだうまく区別つかないが、茎に毛がなくて花が不揃いなのがシナノキンバイ。ミヤマキンポウゲは毛が生えていて花が揃っているらしい。

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おお随分と上がってきた、雷鳥沢のテントが色とりどり。ほんとすっきりと晴れて登山日和。

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ウサギギク。ウサギギクって花が兎に似ているのかと思ったら、葉っぱが兎の耳らしい。。未だに謎です。

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雪渓の横を通ると涼しい~。

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カラマツソウの一種で、葉っぱが紅葉みたいなので、モミジカラマツ。可憐です。

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イワツメクサ。はこべ属でお仲間いっぱい。花弁が5つだけど深く切れているので10枚に見える。葉っぱは細長い。よく似るシコタンハコベとは葉の形が違い、シコタンハコベは1個だけお花がつく。

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エゾシオガマ。花が巴に曲がっている。同じように巴になっているトモエソウは黄色(以前混同していた)

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おおダイモンジソウがこんなところにいっぱい。

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とってもお花畑。

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ミヤマリンドウ。タテヤマリンドウは葉っぱが根元にちょこっと弱くついているらしい。立山のタテヤマリンドウは白花が多いそうです(後出)

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というまに、一の越~。目の前の崖?を人が這い上がっていくのが見える~。後で、雄山の神主さんの祝詞に、「岩山を這い上がり来る老若男女~」云々の言葉があり、納得。。

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途中、振り返ると、眼下に一の越山荘が見える。

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岩場にふと目をやるとコケモモとイワギキョウ。

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ようやく山頂にやってきました。眼下に見える雪渓は、なんと御前沢の氷河!一年に20cm動いていることが2011年に確認されました。

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一応ここでぱしゃり。

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すぐ先に見える神社が雄山で、そこが雄山の最高峰になります。500円払って、登拝します。

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遠くに剣岳がちらっと見えました。やっぱり針の山だ(;^^)ヘ.. 日本三霊山は、富士山と立山と白山。。立山信仰は、立山に極楽と地獄(地獄谷)の2つが同時にあることから信仰を集めたらしいです。その中で剣岳は、針の山に見立てられたらしい。なんだか納得(;^^)ヘ..

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最高地点の標識ですが、もともとの3003mは社殿の右前にある大きな平らな石だそうです。

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神主さんが祝詞をあげてくれ、御神酒もいただきました。美味しいお酒でした。お代わりしたかったです(;^^)ヘ..
山頂にて、立山護符を買いました。熊野の護符みたいでかっこいい~~。

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戻って一等三角点にタッチ。山の名前が書いてありますが、この時にはあいにく雲がわき上がってきて、残念、遠くの展望は望めませんでした。

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ここでふとみると、なんとトウヤクリンドウが!めちゃ嬉しい。帰りに見ると東斜面の崖下にいっぱい咲いていました。

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遠目だけど、チシマギキョウぽい。

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よく見るとほんと可愛い。ミヤマトウキと思うけど、難しくてよく分かりません。

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イワイチョウの花が少し残っていました

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ナナカマドの実はまだ青いです。

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ミヤマキンポウゲの群落。

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タカネニガナ。

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随分、降りてきました。

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これが有名な室堂。昔の山小屋の後が、富山県の有形文化財になっています。

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オヤマリンドウ

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ハクサントリカブト(ミヤマトリカブト)
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ミヤマアカバナ

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イワオウギ

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地獄谷まで来ると、硫黄の匂いが結構きつい(;^^)ヘ..咳き込む感じで、先に進むのをやめました。
実は立山は今でも活火山なのです。

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まあるい谷はカール。氷河がけずった景色だそうです。

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白いタテヤマリンドウが咲いていました。

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ミクリガ池の近くで、ミクリガ池温泉に入り汗を流しました。時間が早かったせいか、貸し切り温泉。
ミドリガ池もミクリガ池も、火山が作った火口湖だそうです。

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ワレモコウ。

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ウメバチソウにようやく会えました。

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立山を開山したのは佐伯有頼。お父さんの白鷹に導かれ、その後クマに導かれて立山にやってきたそうです。ちょうど山の日が近いのかイベントをやっていて、立山曼荼羅の解説なども聞くことができました。

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2016-08-10

グルメとお花の浅間山・黒斑山

浅間山は花の百名山だけあって、お花いっぱい、火山の雄大な景色をみる素晴らしい山行でした。
が、一日目は移動日なので、一転グルメの旅になりました(;^^)ヘ..

Soup八ヶ岳さんの桃の冷たいスープ。デザートじゃないですよ!おかずですよ!ほんのり甘い桃の香りがするけど、すっきり甘くないスープ。絶品の季節限定。もうこれは本当に美味しかったです。

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ハクサンフウロはいつ見ても可愛い。

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その後、中山道の間の宿にあたる茂田井宿へ。藤沢周平のたそがれ清兵衛のロケ地だけあって、風情満載。

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ここにある武重酒造が美味しいと言うことで寄ったのですが、あいにくお休み。隣の酒蔵に行ったのですが、これは私の口には合わなくて(;^^)ヘ.. 結局、帰りに佐久平の駅でサミットのお土産に選ばれたというお酒を買っちゃいましした。

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その後、おしゃれなカフェに寄って、ケーキとスコーン食べた後がこれ!つたやさんという昔小諸で旅籠をしていた方が経営するおそば屋さん。頼みもしないのに色んなものが出て来る。。それも美味しい美味しい。トマトのちょっと甘いお漬け物やら、煮物、ブルーベリーも絶品。さすがの私も食べきれずに残してしまいました(×_×;)

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宿はこれまた中山道の望月宿。江戸時代から続く旅籠の山城屋さん。当代当主はなんと37代目!
江戸時代そのままの旅籠のお部屋も見せてもらいましたが、素敵でした。
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朝早くに望月宿を歩いてみたのですが、風情がとても良く残っていて良い宿場町でした。

さて、浅間山、車坂峠。迎えてくれたのはヤナギラン。
ヤナギランって英名がFire weedというらしい。北米では山火事の後大群落を作ることが多いからだそうだ。
なかなか派手なお花です。

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これはシャジクソウ。日本の在来種はこれだけだけど、シャジクソウ属の英名はなんとClover(;^^)ヘ..
マメ科の植物。そういえばマメ科だ~。シロツメクサもアカツメクサも、三つ葉のアイルランドの国花シャムロックも、四つ葉のクローバーもシャジクソウ属のお仲間。

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ウスユキソウ。。ご存じエーデルワイスの仲間。って、本物のエーデルワイス見たこと無いけど(×_×;)

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またまたハクサンフウロ。

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シモツケソウとニッコウキスゲ。ニッコウキスゲは一日花。

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ソバナかと思いきやヒメシャジンかも。萼が細いのです。(鋸歯は確認してません(×_×;))めしべも飛び出してるし。。ソバナもヒメシャジンもめちゃ似ていて、難しいです。黒斑山というか浅間山近辺にはヒメシャジンが多いそうです。今後の課題。

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ソバナもヒメシャジンもツリガネニンジン属。そのツリガネニンジンがこれ。

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こちらはヤマホタルブクロ。

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この黄色い可愛らしいのはハクサンオミナエシ。

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そして大好きなマツムシソウ。

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コケモモも赤い実を付けていました。コケモモは食べると酸っぱいらしい。これに似た種は、北欧ではcowberryといってこのコケモモをとってジャムにする。新大陸は名前がちがってLingonberry。日本のに比べてでかい。ジャムにしがいありそう。今度、輸入食料品店で探してみよう。。

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西洋のブルーベリーにあたるのが、クロマメノキ。写真の実はまだ青いけど、黒いのは、ほんのり甘みがあった。ツツジ科。。

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こちらはシラタマノキ。実をとって潰すとサロメチールみたいな強烈な匂いがする。

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ご存じ、ヤマハハコ。

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これはキオン。葉っぱが切れ込まない。葉っぱが切れ込むとよく似たキオン属のハンゴンソウになる。ハンゴンソウは、魂を返す草と書く。深く切れた葉っぱが幽霊の手のように死者を呼び返すように見えるかららしい。

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黄色いお花は紛らわしい。これは葉っぱが蕗みたいだから、マルバダケブキ。

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マイズルソウもきれいな実になっていました。

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これは触るとねばねばしているネバリノギラン。

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イブキジャコウソウは触ると良い匂い。タイムの仲間でタイムみたいな匂いがする。

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ハナイカリ。なかなか繊細なお花です。

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ツバメオモトも実になっていました。

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イチヤクソウ。

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ご存じオトギリソウ。こんどじっくり見て、黒い血の跡を探してみよう。

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ホツツジは終わりかけ。

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もう秋のワレモコウも

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これはガンコウラン。黒い実は食べることができます。食べて見たらそれなりに美味しかったです。

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こちらはツガザクラぽい。

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コメツガの実も可愛いです。

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なんと登山道の南の裸地にコマクサの自生地がありました。花は終わっていたけど、確かにコマクサだ!

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タケシマランの赤い実。

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コゴメグサ。とっても小さな花だけどよく見ると非常に美しいです。

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ミツバオウレンの葉っぱ。

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苔も美しい。。クロゴケとコバノスナゴケかなぁ

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これはウスノキ。クロマメノキのお仲間で実は赤く熟すと食べれるらしい。

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ようやくちらっと浅間山が見えました。

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こちらは火山シェルター。浅間山は活火山。いつ噴火してもおかしくありません。

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稜線に出ました。雄大な浅間山とその外輪山です。

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ウメバチソウ

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イワインチン

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とっても雄大な眺めです。

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なんと、ハクサンイチゲが!

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と、黒斑山山頂に着きました。

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クレーターから噴煙が上がっています。

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外輪山と浅間山の間の谷間といい、外輪山の崖といい、ほんと雄大な眺めです。

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ここでお昼にしました。

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ふと見るとダイモンジソウが。

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イワヒゲもいました。

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アザミの花にやってきたのはゴマダラカミキリ。

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帰りに通った登山道は、道がえぐれているので、お花は少ないけど苔がいっぱい。
ゆっくり観察できませんでしたが、八ヶ岳でみた苔が。。セイタカスギゴケ。

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これは珍しいシャクジョウソウ。この仲間のギンリョウソウもいました。

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写真にはうまく写りませんでしたがフタバランも。

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なんと一株だけコイワカガミが残っていました。他は全て花柄だけ。

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カモジゴケ

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ミズゴケもいました。

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ヤマオダマキ。

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クルマユリ。

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駐車場に戻ってきました。まだまだいっぱいお花がありました。
さすが花の百名山だけあって、お花がいっぱいでした。

帰りには、島崎藤村が来たという中棚莊の温泉へ。りんごが浮いたお風呂が有名ですが、季節外れなのでリンゴは浮かんでいませんでした(;^^)ヘ.. けど、ほんと疲れのとれる、いつまでも入っていられる素晴らしい温泉でした。

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2016-07-28

木曽駒ヶ岳

「憧れの千畳敷カール!」って広告はよく目にするけど、関西からだとめちゃめちゃ行きにくいのです。
が、やっぱり、一度は行ってみたい千畳敷カールと木曽駒ヶ岳!中央アルプスの名峰であり、楽ちん登山のできるお山です。

名古屋で仕事があったため、名古屋駅のロッカーにザックを隠し、これ幸いと高速バスで駒ヶ根へ。名古屋からだと高速バスでたったの2時間半!が、夜の駒ヶ根市内、知らない土地。てか、人いない、タクシーない、てか暗すぎ(;^^)ヘ.. 8時でも真夜中みたいです。延々歩いて、ホテルへ。

次の日の天気予報は午後から下り坂。
朝一が勝負と駒ヶ根駅発6時半のバスに乗ると乗客は私一人。
ロープウェイに乗り換えて、一気に2612mへ!

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7時半には千畳敷駅に到着。
わ~~!真っ青な空!!てか、ポスターと一緒!絵はがきみたい!

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カールとは、太古の氷河が削った地形のこと、丸くお椀状になっている。千畳敷カールには遊歩道があって、登山客以外もお花を楽しめるが、ともかくお天気と競争なので、まずは木曽駒ヶ岳に急ぐこととする。

が、お花がいっぱいであっちに立ち止まってパシャ。こっちでパシャ。

セリ科の植物は同定が難しいが、買って来た「駒ヶ岳の高山植物」によると、おそらくミヤマゼンコ

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ミヤマアキノキリンソウ

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シナノオトギリ(ミヤマオトギリ)。オトギリソウとは弟切草と書きます。薬草であり、この草を使った秘伝の生薬の秘密をうっかり漏らした弟を兄が斬り殺したところから名付けられた。

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てか、息が切れるんですけど(;^^)ヘ.. そらいきなり2600mの高地に登ってきたから、当たり前。大きく息を吸って吐きながら、ゆっくりと登る。

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ふと見ると、なんとチングルマがもうチングルマになってる!!!お花が終わった実が、風車みたいだからチングルマという名前になったのですが、ちょっと早くね??

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ヨツバシオガマ。葉っぱが十文字に四方向に輪生する。

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白いブラシみたいなのが、ムカゴトラノオ。先っぽに白い花を咲かせて、下はムカゴができるらしい。

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黄色い花はウサギギグ。葉がうさぎの耳みたいだからだそうだ。ピンクのお花はヨツバシオガマ。

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おお!可愛いリンドウ!ミヤマリンドウ。

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クルマユリ。

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この紫のはタカネグンナイフウロ。

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可愛い可愛いカラマツソウ。

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コバイケイソウも、すっかり花が終わって枯れかけ(;^^)ヘ..

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ミヤマキンポウゲ。

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遠くに、ロープウェイの駅が見えます。このあたりで、遊歩道が終わり、いよいよ登山道に入っていきます。

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シナノキンバイはもう終わった模様(×_×;)

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あそこまで登ったら稜線。

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眼下にロープウェイの駅。

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ふと横を見るとオットセイ岩。オットセイみたいだからそう。ここで出会ったおじぃちゃんは、朝一番で登頂してもう戻るところだそうだ。

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お花が変わってきました。この可愛いお花はチシマギキョウ。お花にギザギザがある。

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そして、ミヤマダイコンソウ。

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ようやく稜線に出ました。

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くるくる自撮りしているおじちゃんに撮ってもらいました。おじちゃんは自撮りが好きなんだそうだ。けど、嬉しがって撮っていると、変なおじさんに見られると言ってました(;^^)ヘ.. オカリナを吹いているおじちゃんもいました。なかなか上手でした。背後に見えるのが、これから行く中岳。木曽駒ヶ岳はまだ見えません。

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そろそろ雲が湧いてきました。

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ようやく中岳の向こうに木曽駒ヶ岳が見えてきます。

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振り返ると宝剣岳。

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ここまで来ると、宝剣岳の格好がよく分かります。カッコイイです。

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あたりはハイマツばかり。

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坂を登って中岳!

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セルフィーしてみました。 
ここで、登山初めてっぽい若者4人組が、ムービー撮りながらワイワイ登っています。どっちいくん?こっちちゃうん。えーーこっちに道あるで~。マジ?そっち?
はい、そっちで正しいですよ(;^^)ヘ..と教えてあげました(;^^)ヘ..

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真っ正面にこれからいく木曽駒ヶ岳が見えます。てか、ここまた下るん(;^^)ヘ..

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ふと岩を見ると、イワヒゲ(右)とハクサンイチゲ(左)

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タカネツメクサ

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ミヤマキンバイ

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まだまだ。

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振り返ると、中岳とその奥に宝剣岳。

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という間に、山頂!1時間40分ほどで到着~。

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千畳敷駅の横の神社にお参りしてきたので、ここ山頂でも、駒ヶ岳神社にお参り。

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ひゃっはー、すごい雲海!まるで海みたい!ところどころ、遠くの山々がぽっかりと島のように浮かびます。

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ここで、三角点にタッチして、二度目の朝ご飯。。
宝剣岳が遠くに見えます。

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ガスがかかると見えにくくなるからか、ケルンがいっぱい立っています。

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この尾根を下ったところにある、木曽小屋に寄ってみます。
ここにあるものがあると、情報を得ていたのです!

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小屋では、ちょうど登山客が全部出払った後なのか、人影が少なく、声をかけるとようやく山小屋のご主人が。
ここまで足を伸ばしたのは、これが見たかったからです!
コマクサ!

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駒ヶ岳のコマクサは乱獲で自生のものはなくなり、見られるのは植えたものばかりだそうですが、それでも、初めて!六甲山以外で本物のコマクサ見ました!

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わーいわーい。丁寧に保護されています。何より人っ子一人いないのが良い!独り占め!

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白いコマクサもあります!

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そのままトラバースの道を通って、中岳の麓へ。

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宝剣岳のところまで戻ってきたら、もうガスで真っ白。

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どうしようか考えながらも、ザックを預けて空身で宝剣岳に行くことに。

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さすがに登って来る人も少なく、少し不安(;^^)ヘ..
てか、何も見えないし(;^^)ヘ.. 見えないのが良いのか悪いのかは謎ながら(;^^)ヘ..

無事に降りて来ると、もう千畳敷カールは真っ白なガスの中。

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下まで降りたら、遊歩道を一周してみます。
リンドウももう閉じています。

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このトリカブトに似たのはサクライウズ

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あっ、これはシナノキンバイ?

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振り返るともう山頂はガス。


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コイワカガミはもう花が終わって、花柄になっていました。

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シナノオトギリの群落

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池まで来ると、ツアーの人たちが、何も見えないねぇと言いながら、お弁当を広げてました。

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ヤマハハコ

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コケモモ

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ミヤマホツツジ

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おお、可愛いシラタマノキ

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エゾシオガマ

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ゴゼンタチバナも咲いていました。

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ようやくウメバチソウ

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ぼけてますがウメバチソウ。葉っぱがハート型です。

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やっぱりチングルマの花には会えなかったなぁ~。
それより何より、今が見頃なはずのクロユリが影も形もない!!(×_×;)
今年は、雪が少なくても、お花が1ヶ月ぐらい早いそうです(×_×;)
6月末には見頃になっていたらしい。。
残念(×_×;) 

今度はクロユリみたいなぁ。みんなが一度は行くという憧れの千畳敷カール。。みんなが一度は行くだけあって、やっぱりとってもとっても良いところでした。
平日の朝早かったせいもあって、人が少なく快適。。
やっぱりもう一度来たいかも。。

ロープウェイの待ち時間の間にお疲れちゃん。
少し駒ヶ根市が見えました。

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2016-07-22

そうだ!筑波山へ行こう!

東京終わりの仕事。そのまま泊まって、何処行こうー。そうだ!筑波山に行こう!一応、百名山やしー。

つくばエクスプレスに乗って窓の外を見ると、関東平野って何もない。山がない!? 広すぎやろ( ̄◇ ̄;) 山が無くて、どうやって、東西南北知るんやろ?太陽か?窓の外を見ていても、全く落ち着かない。

と、ようやく遠くに見えてきた筑波山。昔から山全体、神域って分かる気がする。

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って、筑波山ってあんな格好してたっけ?実は双二峰だったんだ!男体山(筑波男ノ神、871m)と女体山(筑波女ノ神、877m)、男女合わさって和合、古来から生産の神のお山だったらしい。なんと奈良時代の万葉集にもたくさん歌われていて、歌垣で有名だったらしい。歌垣というのは、歌を交わし合って相手を見つける集団お見合い(;^^)ヘ..みたいなものです。筑波山のふもとで、若い男女が集まって…毎夜合コン、いいなぁ~。

もちろん、山全体が神域。。ということで、昔からの植生が残されていて、四季折々いろんなお花があるらしいです。夏は、お花も少ないし、暑いので(;^^)ヘ.. バスの便は一時間に1本しかありません(^^;

筑波山神社入り口で降りると、観光案内所。筑波山の岩の展示などしてありました。筑波山は火山じゃありませーーんって書いてありました。火山になりそこねたお山らしいです。

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すぐ横に赤い鳥居があって、筑波山神社に参ります。参道の拝殿の背後には、女体山がそびえています。

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おお!さすがに立派な門です!

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拝殿で登山の無事を祈願して出発。
今回は、なんの予備知識ももってなかったので、とりあえずは、筑波山神社からほぼ直登の御幸ヶ原登山道を登って男体山-女体山ー下りは白雲橋登山道を通って筑波山神社に戻って来るというルートにしました。

おお、高度に従って植生が変わるんだ。山頂付近はブナ林だそうです。

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お花少ないですが、オオバギボウシ。

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オオバジャノヒゲ。意外に可愛いお花でした。

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ヤマアジサイかと思ったら、タマアジサイっぽい! 

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開く前のお花が、玉みたいに包まれているからだそう。あっちこっちにピンポン球みたいな可愛い蕾がいっぱい。これは、開きかけのお花です。

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あちこちにモミの大木やら、杉の大木。めちゃ太いものがいっぱい生えていました。写真に入らないので、なんのこっちゃですが(;^^)ヘ..

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こっちはヤマアジサイかな。なんか違うような。。

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途中、男女川の源流があり、お水が湧きだしていました。触ると冷たくて気持ち良い~~。

一人だったので、ほとんど休憩せずにここまで登ってきたので、ここで休憩したかったのですが、ベンチがあいておらず。結局、山頂まで休憩なしで登ることになりました。

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赤いキノコみっけ。誰がかじったんだろう(;^^)ヘ..

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このキノコの近くで若い男性がへばってました。後で、山頂付近でお父さんらしき人から、「途中で、若い男性がへばってませんでしたか?」って聞かれました。ずっと結構な急登だったからなぁ。

これはヤマアジサイ。

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そして着きました。御幸ヶ原~。なんだかすごい人出なんですけど(;^^)ヘ.. ケーブルで上がってくる人たちみたいです。

ここでお昼。隣に座っていたおじさんに、こっちはどっち方向ですか?って聞いたけど、超ローカルな地名でさっぱり分かりませんでした(;^^)ヘ.. とりあえず、霞ヶ浦とは反対の方向(;^^)ヘ.. 北です(;^^)ヘ..

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そこから男体山に登っていきます。シモツケが咲いていました!

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とういえば、シモツケとは、下野(栃木県)で始めて見つかったからだそう。すぐお隣の県だもんね。

わぁ~~。アサギマダラ!大好きなヒヨドリソウの蜜を吸っています。

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この紫色なのは、コバギボウシ。

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ノリウツギも咲いていました。

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結構ごつごつした岩を登ってようやく男体山山頂!男体山神社があります。

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こっちが東京方面らしい。

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そこから自然観察路に入ってみます。突然、人がいなくなり、良い雰囲気~。けど、ここぐるっと回ってる時間はないんだな(×_×;)

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突然の苔パラダイス。後ろ髪引かれるけど、また今度。

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セキレイ岩。この岩の上に、セキレイがいて、男女の道を教えたらしい。。ふむふむ。

さすが男女和合のお山。。山頂にまでそんな解説があるのね。

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来た道を戻って、女体山方向へ。有名な?ガマ岩。。石、放り込むの忘れた(×_×;)

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というまに、ゴツゴツとした女体山山頂!ここにも女体山神社がありました。山頂は岩場になっています。

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先っぽの岩の上に立ってみると、ひゃっは~な絶景!霞ヶ浦が一望。

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遠くの遠くのビル群まで見えます。

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さっきいた男体山も見えます!

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あー、登ってきて良かった~。

が、知らなかったのです(;^^)ヘ.. 女体山山頂直下が鎖のついた岩場だったことを(;^^)ヘ..

たかが、870mぐらいの比叡山ぐらいの山だと、なめきっていた私は、仕事帰りだったこともあって、登山靴ではなく、裏がつるつるにはげて穴まであいたトレランシューズだったのです(;^^)ヘ.. 雨の後で、ぬるぬる土は滑るは、岩はすべるわ(;^^)ヘ..で、こんなところで転げてはいけないと、めっちゃ気を使って下りました。。

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どうりで、こっちのルートで降りる人少ないんやわ~。御幸ヶ原ルートに比べると人の多さが違います。というより、こっち登りの方が断然楽しいよね!!

巨岩、奇岩がいっぱいあります。

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胎内巡りすれば良かった~。

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極めつけは、弁慶の七戻り~。岩が落ちそうなので、さすがの弁慶も後戻りしたとか。

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途中、つつじヶ丘への分岐の弁慶茶屋を過ぎると、ほとんど人もいなくなり、気持ち良い林が続きます。アカガシの純林があるそうな。写真撮るの忘れた~~。てか、バスの時間が気になって、途中からスピードアップで下ります。

と、麓ちかくに白蛇弁天さん。

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酒迎場の分岐を過ぎると、筑波山神社の鳥居で、お疲れさまでした!

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そこから三時まで開いているホテルの温泉へ。1000円でタオル付き、大展望風呂で大満足~。
急いで、バス停に行き、つくば駅へ、品川でカレーを食べてなんとか18時の新幹線に乗れました~。

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なかなか満足な山旅でした。筑波山、機会があれば、また来たいなぁ~。

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2016-07-08

鯖街道 根来坂針畑越え

鯖街道の続き、針畑越えに行ってきました。

 小浜から京都までの鯖街道、大きく2つの難所があります。1つは、先日行ったオグロ坂から花脊峠までの京都側の峠、そしてもう一つが福井に近いところの根来坂針畑峠を越える針畑越えです。

 この針畑越えに6月と7月初めの2回に分けて行ってきました。この1ヶ月の間に、山のお花がガラリと変わっていました。

 まずは朽木の桑原にあるトイレからしばらく車道を歩きます。ミヤマオダマキがお出迎え。
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マタタビです。マタタビは花が咲く頃に葉っぱが白くなります。花が目立たないため、葉っぱが白くなって昆虫を呼ぶのだそうだ。一度、マタタビの実をとって猫にやってみたいです(;^^)ヘ..(猫いないけど)。

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この時は、コアジサイが満開!あっちもこっちも紫のキレイなコアジサイが咲いていました。

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ガマズミ

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こちらはウツギ

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ヤマツツジもまだ花盛り。

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イワガラミはまだ蕾。

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小入谷の集落を越えたところから山道に入っていきます。

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茅葺きの家がありました。
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ピンクのお花が花盛り。何かと思えばジギタリス!
有毒です(;^^)ヘ.. でも、毒になれば薬にもなるということで、心不全の薬にもなります。

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こっちが食われそうな毒々しいお花。

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山道に入るとこれが、花の終わったイワカガミとイワウチワの群生がずーーーっと続く。

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遠目でしたがサワフタギのようです。別名ウシコロシ。木が堅くて柄とかになるらしい。

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焼尾地蔵さん。
昔、このお地蔵さんに、「わしの家を燃やしてみぃ~!」と挑発した馬鹿者がいて、家に戻ってみたら家が焼けていたという言い伝えがあるそうです。

お地蔵さんの横にご詠歌がついています。
「ありがたや 焼尾の坂の地蔵尊 上り下りの 人やすくわん」

昔から峠を行き交う人を守ってきたお地蔵さまです。

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コナスビという花です。なすびはできません。

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幻想的な雰囲気。

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根来坂峠です。一石一字塔がありました。近くには樹齢400年のブナの木もありました。

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高島トレイルの標識も立っています。
この根来坂峠が、滋賀と福井の県境になります。

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峠のお地蔵さま。

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雪が多いので、ブナの木の根元が曲がっています。

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ツルアジサイってあんなに絡みつくのね。

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ちょっと寄り道で「おにゅう峠」へ。これは鯖街道からは外れています。
いわば、車道の峠ということになります。

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ちゃんとお地蔵様もいてはります。

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ここから、小浜が見えます!!
実は鯖街道の最高地点の針畑峠(根来坂峠)からは全く眺望がないのです(;^^)ヘ..
なので、小浜が見えるのは実はこの車道の峠ということになります。

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苔もキレイです。

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スギゴケも大ぶり。

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イワカガミやイワウチワの葉っぱもありましたが、福井側に比べるとやっぱり滋賀(京都)側の方が多かったように思います。

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すばらしいブナ林で、しかも足元ふかふかの極上トレイル。

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なんと途中に、石組みの井戸が!この日は7月で平地では最高気温が37度の日、山の中でも30度を超えて暑く、この冷た~~い冷た~~い井戸水に生き返る思いでした。明庵禅師というお坊さんが掘った井戸だそうで、年中かれることがないそうです。標高700mの尾根にある井戸です!
昔、ここを行き交った旅人もこの井戸でほっと一息ついたことでしょう。

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井戸の横にお地蔵様がありました。調べてみると、台座にはなんと宝暦10年(1760年)の刻印があるそう。江戸時代中期です。。

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ミズキによく似た花が咲いています。けどもうミズキは終わり。。クマノミズキかなぁ。。近くで観察できなかったので、課題です。

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これも遠目ですが、ノリウツギのお花かな。

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1ヶ月前に蕾だったイワガラミが咲いていました。
イワガラミは、白い花弁が1枚だけぴょこんと出ています。

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キレイすぎる谷間。鹿が全部くっちまうのでしょう(^^;

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とうとう車道にでました。

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ここから延々の車道歩きが耐え難く暑くて辛かったです(;^^)ヘ..

上根来の集落は、ほとんど限界集落。
廃屋が多く、人の気配がなくて、人がいないのかと思うのですが、選挙のポスターが貼ってあるので、かろうじて誰か住んでいるんだと気付きます。が、この選挙のポスター、下流にさがった下根来では、ポスターが3枚、上根来ではポスター2枚、つまり、弱小候補者はポスター節約したってこと?って(;^^)ヘ..思ってしまいました。

下根来の集落にくると人の気配がいっぱい。

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鵜の瀬の近くの神宮寺というお寺。なんと東大寺の「お水取り」の神事に関わる神社です。
ここ(鵜の瀬)から「お水送り」をすると、それが奈良まで流れていって、なんと奈良の東大寺二月堂の若狭井にお水が送られ、「お水取り」となるのです。

ことの発端は、東大寺二月堂ができた時、全国の神さまを招待したのに、漁に夢中で遅刻した遠敷(おにゅう)明神。遅刻したお詫びに、御香水を送ると約束しました。二月堂の近くの石をたたくと、あら不思議、お水が湧いたのが若狭井だそうです。

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鵜の瀬には名水が湧いていたので、こちらでお水を汲んできました。
とっても美味しいお水でした。
どこからかいっぱい人がいました。

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というわけで、鯖街道の山道部分だけ、2回に分けて歩いてきました。

滋賀朽木の小入谷(おにゅうだに)から福井の遠敷(おにゅう)へ。
字が違うのに、おにゅうなので、めっちゃ紛らわしい(;^^)ヘ..というか、昔は峠の向こうとこっちは意外に近かったのでしょうね。

やっぱり、今度は本鯖(鯖街道ウルトラマラソン)走りたいなぁ~~。
半鯖は走っているので、久多まで行けば、自分の中では繋がるけどなぁ(爆)


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2016-06-25

八ヶ岳でコケ三昧-その4

唐突ですが、次の日の朝になりました。朝食には、苔の会のマスコットキャラクター、コケ丸君の刻印がありました(^^v

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次の日は雨。お隣の山小屋からもう一人若いおにぃちゃんが参加されました。
と、いきなり地面に這いつくばる怪しい私たち(;^^)ヘ.. 
おにぃちゃんに引かれました(;^^)ヘ..

ウチワチョウジゴケ。これは茎と葉が退化したものらしい。亜高山帯にしかないのです。

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根元にちょろちょろと生えている緑部分の葉っぱで光合成しているらしいです。面白いコケです。とっても珍しいらしいです。

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フジハイゴケ。ハイゴケらしく先がちょっと鍵状になっています。

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ちょっと光沢があります。

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キヒシャクゴケ 先が丸まってひしゃくみたいだからとか?

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ちょっと一休み。。カモジゴケです。

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コアミメミゾゴケ。苔類です。

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黒い点の蒴ができかけてました。

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軸の赤いのがタチハイゴケ。

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タチハイゴケに似ているけど、エゾチョウチンゴケの近くにあるちょっとぼろい(羽根のまだらな)のがシノブヒバゴケ。羽根がびっしりだとイワダレゴケになるので、めちゃややこしいです(--;

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そして王者的風格のあるフジノマンネングサ。草という名前がついているけどコケです。強いです。落ち葉も突き破って出て来ます。地下茎で増えます。けど、コケです。

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葉の拡大図。

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1年生から揃ってます。
テラリウムなどで人気だそうです。低地にあるものに、コウヤノマンネングサというものがあるらしい。

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奥のセイタカスギゴケに焦点があってますが(;^^)ヘ..、この強い茎で落ち葉を突き破ってでてきます。カッコイイです。

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さて最後は、フウリンゴケ。スギゴケの仲間で、風鈴のように垂れ下がるだそうだ。

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コケパラダイス。きのことの競演。

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ホソバミズゴケとフジノマンネングサとの競演。他にも色々あり。

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イワダレゴケの群落

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これなんじゃろ(;^^)ヘ.. おじさーーん、教えて~~(;^^)ヘ..

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ふかふかのセイタカスギゴケと苔パラダイス。

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あーれもコケ、これもコケ、それもコケ、みんなコケ♪
コケにおぼれた二日間でした。


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八ヶ岳でコケ三昧-その3

まだ一日目が終わりません(;^^)ヘ.. 

ここで気分を変えて、夕食のメニューを。天ぷらがとっても美味しかったです。
夕食後は、顕微鏡を覗かしてもらったり、コケの同定したり、プレゼン聞いたり、楽しかったです。

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さて、コケ修行、続けましょうか(;^^)ヘ..
これは、ミヤマスギバゴケ。杉の葉っぱみたいだからです。結構繊細な形をしています。

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次の日は雨で、生き生きしていました。

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拡大するとホント杉の葉っぱみたい。

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ホソバミズゴケよりちょっとごつごつしたのが、ウロコミズゴケ。

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スジチョウチンゴケの巨大版もありました。大きさ2cmぐらい。
ここまで来ると、コケというよりお花みたい(;^^)ヘ..

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これはコケに似ているけどコケじゃない、コケシノブというシダ植物だそうです。

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乾いた状態のヨシナガムチゴケ。Y字に分岐していきます。

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雨に濡れると瑞々しくなります。

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ムチゴケという名前は、葉っぱの後ろに、つっかえ棒みたいなムチ状(ギザギザがある)の突起があって、雨が降ると立ち上がるからです。白くみえる筋みたいなのがムチ(;^^)ヘ..

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先っぽがくるっと回っているのが、カギカモジゴケ。

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木ノ上にいるカギカモジゴケ。

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これはイボカタウロコゴケ。花被にいぼいぼがあるらしい。

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これがチシマシッポゴケ。日本最大のシッポゴケ。

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そして本日のスター選手。ムツデチョウチンゴケ

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若い芽。

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拡大すると透けてきれい。

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ムツデチョウチンゴケは、蒴が最高6本でるからだそう。
最高で4本まで見つけました。

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蒴がないのは、ムツデチョウチンゴケのオス。

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小さいこれは、ツボミゴケ。蒴は四つに割れて開いて十文字。

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水辺にあるのはウカミカマゴケ。屈斜路湖あたりでは、これが水辺で丸まって、マリゴケ(マリモじゃありません(;^^)ヘ..)になるらしいです。

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これはコケじゃありません。地衣類のウグイスゴケ。コケとついているけどコケじゃないですよ。

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地衣類も色々あって、泥沼なので、足を踏み入れる勇気はありません(;^^)ヘ..

白駒池ほとりにあるこの木は、ネコシデだそうです。シデ類に猫もいたんや(クマシデとかあるので(;^^)ヘ..)

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2016-06-24

八ヶ岳でコケ三昧-その2

さて、いよいよお楽しみのコケ講座の始まりです!

一日目は白駒池の回りを観察して歩きました。一周40分ほどで回れるところを3時間(;^^)ヘ..
私はまだ素人レベルなので、二日目が終わってようやく入り口に立ったような気がしました。

簡単に言うと、コケには蘇類(せんるい)と苔類(たいるい)という、どっちかというと立ってるコケとべったり寝てるコケ(乱暴(;^^)ヘ..)がいます。
コケって、なんと精子と卵子がいて有性生殖するんですよ!びっくりでしょう。で、いわば精子と卵子がくっついた受精卵みたいなものが胞子体となり、蒴という胞子を入れる入れ物をつくって、胞子を飛ばすのです。
葉っぱにも特徴があるけど、この蒴にも特徴があって面白いです。

まずはクサゴケ。草色だから(;^^)ヘ..なんか乾いてるやん(;^^)ヘ..

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と、山小屋のご主人が秘密兵器を出します。霧吹きを取り出すとシュッシュ。
みるみる瑞々しくなるクサゴケ。
ここで私も秘密兵器、ルーペを取り出して見る。

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このなんだか光沢のあるコケはミヤマチリメンゴケ。

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縮緬のようにちりちりだからというのが命名の理由。。拡大すると先が強く曲がる。

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拡大不足だけど、とってもキレイ!

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ふと木道の横に目を移すと、なんとキレイなベニバナイチヤクソウ。

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ギンリョウソウもいました。

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これはクロゴケ。

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クロゴケの蒴は、真ん中が四つにさけた提灯型になります。昔小さい頃に折り紙で七夕の提灯を作った人は分かると思います。

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隣にコバノスナゴケがありました。水をシュッシュかけると、見事星状に!

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見事な星!

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ニワトコの花が咲いていました。

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拡大したらキレイだって言われて見たら、不思議な世界が広がってました。

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ミツバオウレンも咲いてました。
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ダチョウの羽みたいだから、ダチョウゴケ。結構、大きいです。乾いていても濡れててもそんなに変わりません。

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オオフサゴケ

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これはタカネカモジゴケ

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カモジというのは、昔使っていたいわゆる付け毛のこと。
秘密兵器の霧吹きで、ぬらすと、手に無性芽という葉先がつきます。この無性芽というものは、有性生殖しなくてもクローンが作れる便利なものです。コケってすごい。。

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木ノ上にはこういう風に生えてます。

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イワダレゴケ。

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一年毎に段々に伸びて行くので、step mossと呼ばれているらしい。納得。

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テガタゴケ。苔(たい)類です。

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大きなふかふかの群落を作る、日本で最大のスギゴケであるセイタカスギゴケ。
高さ20cmぐらいになって、見事な群落を作る。

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乾くと、真ん中にあるように螺旋形にくるくる縮む。

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セイタカスギゴケより小さいのがコセイタカスギゴケ。これが斜面に生えるとこういう風に見えます。
一瞬違うコケかと見まがいます。

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蒴が見えます。

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この蒴には窓があいていて、そこから胞子がでるそうです。
夜、夕飯後に顕微鏡を覗いての、コケ談義があったのですが、その時に見せてもらいました。

蒴にも色々あって、蓋が取れて中に歯があってその歯が閉じたり開いたりして、胞子を飛ばすものもあります。これは蓋はとれずに、窓があくらしい。。

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これは蒴が細長く馬面だから、ウマスギゴケ。ちょっと小さいです。

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セイタカスギゴケとコセイタカスギゴケの群落

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ランも咲いていました。キソチドリです。

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これはホソバミズゴケ。乾いている時も瑞々しい。。自分の体積の20倍の水をため込めるみたいで、触ったらしっとり濡れてました。ヨーロッパでは、脱脂綿代わりに使うらしく、戦争中は血止めに使ったりしたそうです。

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ヒカリゴケ。右の方に偶然うつってました(縮小したら見えないかも(;^^)ヘ..)。
ヒカリゴケは光が一方向からしか入ってこないところにしか生えないそうです。
コケが光るのではなくて、光を反射するらしく、光るのは原糸体というコケのあかちゃんだけです。
光の成分のいるものだけ取り込んで、いらないものを出すので、いらないものが緑色の成分なので、緑色に光るように見えるらしい(乱暴な説明(;^^)ヘ..)

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このお花みたいなのはスジチョウチンゴケ。よく見るとめっちゃ可愛いお花畑!

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拡大するとお花がよく分かります。後で、巨大スジチョウチンゴケが出てきます。

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スジチョウチンゴケのとなりに、エゾチョウチンゴケがあります。
ちっちゃい、星状の立ったコケです。

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次の日は雨だったので、生き生きとしていました。

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水を含んでぷりぷり、可愛いです。

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